最近PCがなんだかおかしい。
まずChromeがおかしい。重い。全体がハングしたと思ったら異常終了するし、いろんなエラーが出てページが表示されないのだが、「Out of memory」と出たりする。おい、16GBもメモリ積んでて「Out of memory」はないだろう。他にもたしかにいろいろアプリは起動しているが、それくらいで弱音を吐く子ではなかったはずだ。
一度にたくさんのタブを開いているから、というのも原因のひとつかもしれないが、と言っても10個もない。今までずっとそういう使い方をしてきて問題はなかった。Chromeはメモリを食うというので有名だが、アップデートを重ねるたびにメモリの使用量が増えていったのだろうか。アドオンも特に増やしてはいないのだが。
業を煮やしてEdgeに変えてみた。EdgeはWindows10の標準ブラウザで、今までは独自の作りだったのだが、最近のWindows10のアップデートでChromiumベースになった。Chromiumというのはオープンソースで提供されているブラウザのプロジェクトで、その名前からわかるとおり、Chromeがメインで採用している。Edgeもそれと同じものを採用した、ということである。要はEdgeの中身がChromeと一緒になったのだ。表示させてみるとChromeそのまんまである。前もEdgeを試そうとしたのだが、ChromeとEdge両方を起動して同じだけのタブを表示させてみたところ、タスクマネージャーで見たらEdgeの方がメモリを食っていたので、そのままChromeを使っていたのだが、やはり重い、ハングするというのが気になって、最近Edgeに変えてみた。
快適である。メモリは食っているかもしれないが、さくさく動く。とりあえずページが表示されずエラーになることもハングすることも異常に待たされることもない。Chromeはどうしたんだろう?まあしばらくこれで様子を見よう。
しかしこのPC、他にもいろいろ最近おかしいんだよな。画像を編集しようとして、画像ファイルを右クリックして「写真の編集」を選択しても編集アプリがちゃんと起動しなかったり。ウインドウは出るが何も表示されず固まっているという状態で、強制終了して何度かやり直すとやっと表示される。編集して保存しようとしたらその瞬間に落ちる(異常終了する)とか。う~ん、わからん。あまりアプリを入れたり消したりということもしてないのだが。まあとりあえず様子を見よう。
それとは別に、ブラウザの表示が遅い、というかアクセスしてから表示され始めるまでに時間がかかることがある。これはChromeからEdgeに変更してから若干ましになったものの、基本的には変わらない。どうもこれはIPv6に変えてからのような気がする。IPv6に変える時にはいったんめちゃくちゃ遅くなってクレームをつけたら特別対応してくれたと一悶着あったのだが、どうもこの遅さはコネクションが確立するまでに時間がかかっているような気がする。繋がってしまえば速いのだ。どうも遅いのは接続しようとしているサイトがIPv4のサイトの場合(がまだほとんど)みたいである。サイトがIPv6に対応しているかどうかはnslookupコマンドでわかるのだが、どうもそんな感じ。サイト自体がIPv6でも、表示しているページの内部で読み込んでいるURLがIPv4だったらまたそこで詰まる、みたいなことも起きる。これ、どうしようもないのかなあ。IPv4 over IPv6でもどうしょうもないのか?