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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

昨日インストールした接触確認アプリ。さっそくいろんな不具合が報告されてるが、私も見つけた。

接触確認アプリ

「2020年6月21日から使用中」と書いてあるが、昨日(6月20日)から使ってるのだが。昨日は「6月20日から使用中」と書いてあった。

なんでこんなのリリースするかな。と思うところだが、なまじっかITの現場を知ってるだけに「現場の工数見積もり無視でリリース日だけ上の人が決めてデスマーチ」みたいな修羅場な惨劇が目に浮かんできてご愁傷さま、という気がする。「どうしても間に合わないので、一部の機能を未実装なままとりあえずリリースして、残りの機能は後追いリリース」ということもあった。特定の顧客のシステムだったから、その顧客との調整しだいでそういうことが可能だったが、こういう不特定多数が使うアプリの場合は、ちゃんときちんとバグを出し切って(というのは難しいとはわかってるが)からリリースしてほしいものだ。他に致命的な不具合はないだろうな。「感染者と接触していたのにそれが通知されない」というような意味なしなステルス不具合は勘弁。

追記:
などと思っていたら、なんとこのアプリ、オープンソースではないか。Githubでソースが読める!開発言語はC#か・・・。全くわからん。え?開発者は誰?と思って検索したら、https://diamond.jp/articles/-/240905によると、

アプリを開発したエンジニア集団は、有志が集い、無償で開発に当たったという。

へ?有志?無償?

アプリの開発に携わったのは、日本マイクロソフトに所属する廣瀬一海さん。エンジニア界隈では「デプロイ王子」の異名で知られる有名人だ。

ひょえ~。なんか知らんけど、その辺のぼんくらSEなんかより、多分すごい人なんだろうけど、こういう国家プロジェクト的なものを、こういう形で開発していいものかな。いや、個人的にはこういう人たちが開発したほうが全然クオリティが高いような気もするのだが。

自分だったら個人情報が吸い上げられるようなアプリは使いたくありません。自分が嫌なものをつくって、世の中にばらまくはずがない。

いろいろなこだわりがあるようだが、個人情報は吸い上げない。多くの人が心配しているその点は頑なに死守しているらしい。オープンソースでこそそう言い切れる。誰もがソースをチェックできるのだから、怪しいことをしていたら一発でバレるのだ。

私たちはお金を1円ももらわずに、ボランティアで開発しました。たまには、そういう人たちがいるんだと信用してくれたらいいなと思います。

頭が下がります。

自分が感染しないためのアプリではなく、自分が誰かに感染させないためのアプリです。

マスクもしかり。最初からそういう思想なのですね。

追記のほうが長くなってしまったが、そういう信念を持ったエキスパート達がボランティアで開発したものらしい。外野から重箱の隅をつつくのはやめよう。


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