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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

昨日は寝るのが夜遅くなってしまった。やっと布団に入ったはいいが、ぜんぜん眠れない。体は疲れてるのに神経が高ぶってまるで眠気が来ない。諦めてスマホをいじって、こうなったら徹夜でもしてやろうと開き直っていたら、1時半頃に眠気が来て寝た。眠りが浅く何度も目が覚め、朝になると体がばきばきに痛くて疲労困憊。まあ予想されたことではある。しかし寝坊することもなくなんとか7時に起きれた。ベッドから起き上がったら腰にピキッと痛みが走った。腰は大丈夫だと思ってたのに、全く年齢ってのは油断がならん。

とりあえず起きてだらだらと朝食を食べ、その後昨日時間切れだったのとみんな疲れていたのとでできなかった形見分け。とは言っても兄弟揃って「これはどうする?」とかもうできないので、私がほしいと思った物の写真を撮って、「これ、もらって帰ってもいい?」とLINEに流した。そんなに数があるわけでもないのですぐに済んだ。弟からは「全部持って行っていいです」とすぐに返信が来たので持って帰ることにした。幸い軽くてかさばらない物ばかりなので、全部カバンに入る。おととい部屋を捜索してとっておきたいと思った物は、子どもの頃のアルバム2冊を加えたらけっこう重くなったので、兄に宅急便で送ってもらうことにして昨日預けた。

実家の自分の部屋

さらば、自分の子ども時代のかけらよ。ここでたくさん遊んで、ここでたくさん学んだ。

10時過ぎに実家を後にした。兄や弟はまだまだ来て作業をしないといけないが、私はこれが本当に見納めである。

実家

さよなら、僕のふるさと。さよなら、僕を育ててくれた場所。今までありがとう。「さようなら」ではなくてなんとなく「さよなら」な気分。「さようなら」だとまた会う機会がありそうだけど、「さよなら」は今生の別れという感じがして「もう二度と会えないんだ感」が大きい。両親も亡くなった、そして実家もなくなるというのは、自分が帰るところが本当になくなってしまったので、急に寂しくなった。ついこの前まで「別にあんな家、売っぱらってしまってちょうどいい」などと思っていたのに、本当にこれでおしまいだと思ったら急に名残惜しくなった。別れ話をした直後にやっぱり別れなければよかったと思ったものの後戻りできなくなって去っていく元カノの背中を見送ったときの気分はこういうものか(最後は過去の経験のようだが意味不明)。

それにしてもカバンが重くて難儀した。しまった、全部送ってもらったらよかった。時すでに遅し。この重いカバンを持って20分歩いて駅に行くのはしんどいので、1時間に1本だけのバスに乗り(バス停は目の前)、他の駅から今度は京阪の急行バスで京都駅へ。こっちの方が荷物を下げて歩かなくて済むので帰りは京都経由にした。こっちのバスも1時間に1本で待ち時間が35分くらいあったが、お世話になった人と電話で話してたらあっという間に時間が過ぎて時間つぶしができた。

バスに揺られること35分くらい。京都駅に着いたらおなかがすいていて、どこでご飯食べようかと思ったら、なんとマックが店内で食べれるようになっているではないか。横浜ではまだテイクアウトのみなのかな?つい最近全店舗でイートイン可能になったのだろうか。これ幸いと入ってビッグマックセットを注文。

ビッグマックセット

関西に帰って食べた物は、結局ラーメンと寿司とマックである。日常と変わらん。

切符を買おうと券売機で便を選ぼうとしたら、ダイヤがすかすか。まだまだ間引き運転。

新幹線ダイヤ

京都駅に入ったら、おや、がらがらで人が少ない。おとといの新大阪はけっこういたのだが、やはり週末と平日ではだいぶ違うようだ。新大阪と京都でも違うのかな。

京都駅

とりあえず家と作業所へのお土産買うべ、と思ってお店を見る。お土産屋さんも見たことがないほどがらがらで、店員が手持ち無沙汰な状態。何にするか選ぶのがめんどくさかったので、「阿闍梨餅ありますか?」と聞いたら「ありますよ」と案内してくれた。ラッキーである。阿闍梨餅とは八つ橋なんかよりも断然うまい京都みやげで、私の母校の大学の近くに本店があり、そこではできたてを買って食べたりできる。前は普通に土産屋で手に入ったのに、最近なぜか知らないがかなり知名度が上がり、1日に生産できる数にも限りがあって、入手困難になったのだ。少なくとも夕方の新幹線に乗ろうと思ったら、まず京都駅の土産屋では売り切れで買えない。今日は昼間だったのとコロナで人が少なかったので無事買えた。

阿闍梨餅

新幹線の乗車率は行きと同じ25%~30%くらいか。いつもはA席を取るのだが、今日は天気がいいのでE席を取った。A席は3列席の一番窓際で、すいているときには隣2席に乗客が座ることはまずないので一番くつろげるが、富士山とは反対側である。天気が悪いとどうせ見えないが、今日は期待できるかもしれないと思って反対側の窓際にしてみた。静岡に入ったら、晴れてはいるのに山沿いには白い分厚い雲がかかっていてみごとに見れなかった。うちのベランダからだとよく見えるのだが、手前の家の屋根がじゃまなのである。あれどうにかしてくれないかな(と無茶を言う)。あの雲の向こうあたりに富士山があったのだろうか。

静岡の空

定刻通り新横浜駅に着き、タクシーで家に帰ってきた。まだ昼だしそんなに疲れを感じてもいなかったのたが、いかんせん荷物が重い。地下鉄とバスでも帰れそうな気がしたが、無理をせずに今回も帰りはタクシーにした。今回はついに最初から最後まで一度も現金を使わずにキャッシュレスで乗り切った。新幹線はクレジット、あとはPayPayとモバイルSuicaだから財布すら出さなくていい。最後のタクシーでクレジットしか使えなかったのがちと残念。PayPayとか使えるタクシーもあるのかな。

家に帰って、とりあえず風呂に入った。これからの季節は暑さがつらい。明日からまた作業所だ。非日常から日常に切り替えられるだろうか。


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