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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

あいかわらず今日も父親のファイルから金の流れを追っているが、複雑でまだ解析しきれてない。このファイルからわかる借入金の確定ができてなかった。金融機関からの借り入れやローンなどの残債は、3つの信用情報機関からの結果が返ってきてほぼ確定したが、分割払いで何かを買っていて、金融機関を通さずに直接販売元に払ってるものなどもあるし、個人的な借り入れもかなりある。全部でいくら借りていて、今までいくら払ったか。記録にある毎月の支払いを足しあげていってなんとか数字は出したが、これで全部なのかまだわからない。父が出納帳その他の情報をExcelファイルに記録していたのだが、その記録は5年分なので、それより前の借り入れで未返済のものがあるかもしれない。金融機関から借りてたらそんなに長いこと一度も返済がないとは思えないが、個人からなら借りっぱなしだったということはあり得る。亡くなったと知ったら返せといってくるかもしれない。

それだけではなくて、いろんな会費や月額料金など、毎月払っているものがたくさんある。私が先週実家で片っ端から調べては解約の連絡を入れていたのだが、「3月分の料金はお支払いいただく必要があります」と言われたものがいくつもある。全員が相続放棄するなら払ってはいけないので、相続放棄の手続きが全員終わるまで保留にすることにして解約の書類は一通も出してなかった。

ここにきて弟が相続するかもしれないことになったので、相続した場合に払う3月分の料金を計算していた。口座は凍結したので引き落とされなかっものがたくさんある。4月に入ってしまったので4月分の料金もかかるかもしれないが、とりあえず3月分だけ計算していったらけっこうな額に。電気代やら水道代などの公共料金(これらは相続放棄しても何らかの形で払わないといけなかったのだろうが)、携帯の料金、後期高齢者医療保険料(すげーかかってたんだな)、介護用品のレンタル代やら何かの会費やらその他いろいろあったのでけっこうな額に。これ、4月分もそれなりにかかるだろうなあ。弟は大丈夫なのかな。

不動産屋に改めて来てもらって、家と土地がどれくらいで売れそうか見積もってもらうことになってる。いつ売れるともわからないが、その見積もりより何割か安くなるが不動産屋に買い取ってもらうこともできるらしく、その場合にはすぐにキャッシュが入るので、全部一気に返して、ということができるらしい。問題はそこのプラスとマイナスがどうなるのか。金額の桁が桁だけに、やはりかなりバクチである。

夜になってからもう一度ファイルを点検していたら、大きな見落としがあった。95シートもあるこの巨大なExcelファイルの84シート目に、一番古い年度の過去の出納帳があったのだ。他の出納帳は全部左の方に年ごとにかたまっていたのに、これだけ一番右の方にあって、そこに個人的な借り入れがあるのを新たに発見した。けっこう大きな額であった。6年前で、その人とはその後一切金銭のやり取りはないが、どうしたものだろう。どこのどういう人かわからない。6年も放っておいたけど、やはり返せと言ってくるかもしれない。はあ、どうしたものやら。弟もこれで判断が変わるかもしれない。弟がなんとか相続してうまく処理できれば一番いいんだけどな、いろんなところに未払いで迷惑をかけることもないし。まんがやドラマではこういう場面はあるが、まさか自分がこういう局面にぶちあたるとはなあ。

と書いたが、その後に追記。新たに発見した借り入れは、どうやら個人的にではなく生命保険会社から貸付を受けたもののようで、解約金で相殺されているらしいことが後からわかり、安堵したのだ。


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