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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

今日司法書士から電話がかかってきたので、依頼内容の概要を説明し、その後いろいろ説明を受けて明日16時にアポを取った。その時のメモを残しておこう。

3月31日司法書士からの電話メモ

手続きに必要なもの
1.自分の戸籍謄本
2.自分の住民票
3.父の除籍謄本
4.父の住民票の除票
5.認印
6.身分証明書

費用はHPに出てるが、相続放棄申述書の料金が3万円、それに戸籍等書類収集料、実費(印紙・切手)、消費税を含めて4万円弱。

4月1日の16時に司法書士事務所へ行って正式な依頼の手続きをする。
・3と4は代理で取得してもらい、他のものは自分で持っていく。1と2は取得済み。
・司法書士が代金の振り込みを確認してから、書類を家庭裁判所に送る。
・その後裁判所から照会書がくるので、記入してから返送する必要があるが、これは司法書士に来る場合もあれば、個人情報などの関係で自分に来ることもある。自分に来た場合、それを司法書士にFAXすればどう記入すればいいのか教えてくれるので、そのとおりに記入すればいい。裁判所によって照会書の書式が異なるので、司法書士に聞くのが確実。
・裁判所で相続放棄が認められれば、相続放棄申述受理通知書が来るので、それで手続きは終了。

※司法書士はあくまでも「手続書類の収集、代筆」が業務なので、弁護士のように全部やってくれるわけではない。書類の送付は自分でやらないといけない。

自分からのQ&A
Q 今までの対応として、遺産にはいっさい手をつけてはならないので、「父のお金やものには手を付けない」「父が払うはずだったものは払わない」「父がもらうはずだったものも手続きをしてない」としてきたが、それで間違いないか。
A それで間違いない。

Q 債権者から返済を求められたら、「司法書士に依頼して相続放棄の手続きを進めているところです」と答えればそれで債権者は引き下がってくれるか。
A 通常の債権者ならそれで済む。逆にそれでも強引に来る場合は、それは法律で禁止されているので警察に届ければいい。

Q 「司法書士の連絡先を教えろ」と言われて教えたら、そちらの方で何か対応をしてもらえるのか。
A それはできない。司法書士は弁護士と違って代理権はないので、依頼人の代わりに何か対応するということはない。弁護士の場合は受任通知を送れば一切本人に連絡を取るのを禁止できる。

Q 借金というわけではないが、何かの会費だったり契約しているものの月額料金など、3月分が未払いになっているので、そのうちその請求が何らかの形で来るはずだが、どのように対応したらいいのか。債権者と同じく「相続放棄の手続きをしているので」という言い分が通用するものか。
A 普通は通用するはず。何度言ってきても「法律上払わなくてもいいようになっているので」で通せばいい。そこは非情に徹すればいい。ただし「相続放棄した証拠を見せろ」と言われたら、相続放棄申述受理証明書という書類を裁判所に発行してもらえるので、それを送ればいい。なのでそのような解約申請は相続放棄が認められたあとにやればいいと思うが、正直そんなもの放っている人も多いので、別にほったからかしでもいい。

Q 解約したら返金されるものも受け取ってはいけないか。
A 厳密に言えば受け取ってはいけないが、相続放棄の手続きは裁判所で事務的な書類を元に行われるので、そこまで詳しく調査されるわけではない。なので黙ってもらっていてもわかりはしないことが多いが、裁判所で認められたと言ってもそれが覆ることがないというわけではなく、万が一債権者が相続放棄の無効を求めて訴えてくると、そのときのリスクにはなる。ただし裁判費用がかかるのでそこまでやる業者はあまりない。(まともな業者なら)

こんな感じである。なんだか借金を踏み倒すまでの記録をつけているようだが(いやそうなのだが)、まあこういうことも記録しておくと誰かの何かの役に立つかもしれないし、「ふ~ん」と思って読む人もいるかもしれない。


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