昨日は19時に寝た。ついに19時である。もう幼児なみである。なんせくたくたのくたくたで、もう1つおまけにくたくたで死にそうだった。でも今日は公会堂でのイベントで作業所の自主制作品を販売する。3人の選抜メンバーなので抜けるのには忍びない。なんとか体調を立て直さなければ、と必死である。
幸い床についてからすぐに眠れたようだが、寝室で充電していたスマホが鳴って目が覚めた。メールだったが、ううこんな真夜中に、と思ったらまだ22時だった。3時間ぐっすり寝ていたようだ。それから1時間半くらい眠れなくなったのだが、やがて眠れた。でも4時には目が覚めてまた眠れなくなった。できるだけ体を休めるために横になっていて、7時過ぎに起きたのだが疲れがまだ残っている。はあしつこい。作業所も通院もプログラムも投げ出して1週間くらい休みたい。
そうも言ってられないので、朝食を食べてから準備をする。時間があるのでアンケートに答えたりSNSを巡回したりするが、どうにもしんどい。朝から疲れているので行きたくないよ、しくしく。いつもみたいにみんな総出なイベントならひとりくらい休んでもいいのに。
なんとか家を出て待ち合わせ場所に行き、同伴の女性(50代化粧濃いめ)と一緒に公会堂まで歩いていった。場所は知っていたが、行ったのは初めてだった。正直、公会堂って何の施設かぜんぜん知らなかった。見てみると、多分500人くらい入れそうなホールがあって、その他にはちょっとした休憩スペースがあり、勉強している学生が何人かいた。少しだけだけど図書も貸し出している模様。あとはよく見てないからわからない。
今日は3つの別々の作業所の自主制作品をみんなで売った。11時から商品を並べ始めたが、どうもこういうディスプレイというのは難しく、自分は苦手である。どうやったら見栄えがよく、お客さんの購買意欲をそそるのだろうか。経験とセンスかなあ。POPを作ったりしたのでお店屋さんごっこみたいである。商品の写真を撮ったのだが、ちょっとスペースが暗かったのが残念。
イベント自体はホールで各地区における取り組みの発表会が13時からで、12時に開場なので、そこからお客さんが入りだしたのだが、全く売れん。ちらっと見る人もいるのだが「ふ~ん」みたいな感じで去っていく。所長自身が「あんまり売れないのよ」と最初から言ってるのだ。地域のイベントなので、売れる売れないではなく「障害者がこういうものを作って頑張っている」というのがアピールできればそれでいい。50代女性(化粧濃いめ)は「ダイソーに行ったらもっとかわいいのがいくらでも売ってるのに、こんなちゃっちいの150円も250円も出して買わないわよ」と言う。それを言ってしまうと身もふたもないのだが。でも13時前になってお客さんが増え、けっこう売れた。13時の発表会が始まったらぱたっと人がいなくなったので、お昼休みをとってメンバー3人でお昼ごはん。すぐ近くにある「いきなりステーキ」とやらに行ってみた。
ステーキもいいけど、ランチのハンバーグが比較的安いしおいしいと50代女性(化粧濃いめ)が言っていたので、3人ともそれを頼んだ。比較的安いと言っても1,100円なので、その店の中での比較的である。
で、でかいんですけど。300gってこんなにでかいのか。これでサラダとライスとスープもつくのなら、1,100円というのはまあそんなものか。
分厚いので、切れ目が入っている部分を縦にしてよく焼いてください、ということで縦にして焼く。鉄板が熱い。
うまい。これはハングリータイガーとはまた違ってうまい。でもお腹いっぱいすぎて苦しい。50代女性(化粧濃いめ)と40代女性(口数少なめ)も目を白黒させていた。
14時前に戻ってきたけどお客さんはいない。と思ったら14時20分に発表会が休憩時間に入り、どっとお客さんがホールから出てきて、けっこう売れた。14時半に休憩が終わって人がいなくなったので、そこまでで私達はおしまい。また歩いて帰ってきた。
帰ってくると鍵が新しくなっていたので妻に中から開けてもらった。昨日の日記に書いたとおり、玄関の鍵を開け閉めできなくなったので、今日私が行っている間に業者が来て交換していったのだ。なぜ自腹で交換しないといけないのか納得いかん(まだ言ってる)。
昨日はバレンタインデーだったので、妻のお姉さんがチョコをくれた。毎年同じお店で買っているというおいしいトリュフチョコ。京都先斗町のお店らしい。
こちらは割れてしまって売り物にならないからと言われてもらってきたクッキー。うちの区(何区かは内緒)のマスコットキャラクター「にしまろちゃん」のクッキーである。うちとは別の作業所で作っている。
公会堂のロビーにはうちだけでなく、他にもブースがあった。東京オリンピックのブースでいろいろもらったが、ピンバッジとかシールとかもらってもなあ。メモ帳は使い物になりそうだ。
家に帰ってくると、というか終わって外を歩いているとどっと疲れた。お店屋さんをやっているときには気が張っていたので疲れを感じなかったが、その反動でものすごい疲れだ。明日はゆっくり休むのだ。あさってから体調を立て直せるかな。
コメント
はまーさんへ お疲れのところ大変でしたね、お疲れ様です。私が通院している精神科でもデイケアがあり活動している方が作られたクッキーをお昼~から外来出入り口付近でスタッフの方が販売している時がたまにあります、1度買いました、普通に美味しかったです。
後は昨年の春頃に自宅近所のとある会社内の敷地でイベントがあり、そこでも在住元の作業所で活動されている方が作られたクッキー等のお菓子が販売されて私も購入しました。スタッフの方と一緒に精神障害を持たれている若い女性も販売に参加し私が購入しスタッフの方から「ありがとうございました!」とはいわれましたが若い女性の方は無言でした、一緒にいたスタッフの方が若い女性に小声で「ありがとうございましたといって」という声が私にも聞こえましたが若い女性は小さな声で「ありがとうございました」といってくれました、恥ずかしかったり緊張していたのかもしれません。ただ購入した私自身が精神疾患を持っているとは誰も気付いてなかったと思います。そして若い女性の方の髪の毛は(今はどんな色か覚えていませんが)凄い色にカラー染めしていましたね。ちなみに通院先の精神科でも若い女性が奇抜な色に髪を染めているのを見かけますが人それぞれですからね。
私の在住元にも公会堂は自宅から割と近い場所にあります、公会堂のお隣が役所です。公会堂がそのものが老朽化してきたということで何年か前にリニューアルしましたが入った事はないです。
物販ステーキなんですね、Bigハンバーグに見えましたが、そうですね、肉の中まで火が通っていないと不安ですね、私にはこのような大きさのステーキ&ハンバーグ等は、もう食べれません。
あ、「物販ステーキ」ではないです(^^;「公会堂で物販」「いきなりステーキ」という2つのタイトルをふざけてごちゃまぜにしてみただけです。あまりにも大きいので女性の方なら半分くらいでいいかもしれませんね。
うちの作業所では年に5回くらい同じようなイベントで自主制作品を販売したり、模擬店を出してホットドッグや焼きそばを売ったりしています。みんないきいきしています。クッキーというのは定番なのですが、まあ「普通においしい」と言われたら、作った人は嬉しいと思います。障害者は「普通ではない」扱いをされてきた人が多いので、「普通」と言われるのがとてもありがたいのです。健常者との差別、区別をされなく、自分たちが評価されていると感じます。
「ありがとうございました」と言わなかった女性のことですが、社会人としての経験をそれなりにつんできて飲食店でアルバイトも経験した私でも、こういう販売の場ではちょっと緊張します。自然に「ありがとうございました」と言うのがハードルが高い人もいると思います(障害者でなく健常者でも)。感謝の気持がないわけではないはずなので、そういう場面に遭遇したら温かい目で見守ってあげてくださいね。ちなみに私も普通に暮らしているとまず障害者には見えないので、昨日も販売をしていて「この人はスタッフなんだろう」と思われていたかもしれません。