今日は9時半起床。6時半頃目が覚めたときに起きようとしたが、動けなかった。午前中はずっと本を読んでいたが、今日はちょっと体がだるい。行きたいところがあったがやめておいた。
生協の配達があって、お知らせを見ると「牛乳・乳製品の値上げについて」と書かれていた。いろいろな物が値上げされて、ボディーブローのように効いてくる。
昼過ぎに妻がローソンに行くというのでついて行った。ローソンの店内でLINEを開くとお茶とかLINEポイントが当たるキャンペーンをやってるので、くじをやってみたら1ポイント当たった。最近この手の話題が多い。
疲れ気味だからローソンへ行ってそのまま帰ろうかと思ったが、ちょっと戻ったところで少し歩きたいと思ったので、いつもは行かない方向へ歩いていった。広大な墓地があってお寺がたくさんあるエリア。その辺りを少しぶらぶら歩いて帰ってきた。もっと遠くまで行こうと思ったが、やはり体が少しだるいので途中でやめた。歩いたらすっきりするかと思ったのに。
栗本薫「絃の聖域」読了。最初はボーイズラブかと思った。いやまあその要素はあるのだが、ちょっと古めかしい匂いのする推理小説である。「ミステリー」というより「推理小説」と呼ぶほうがしっくりくる。1982年刊行だからちょっと昔だな。私が中学1年生のときだ。文体が少し古めかしい。いや、これがこの人の文体なのか。栗本薫は初めて読むからわからない。
絡み合う愛憎劇が読んでて脳の中にまとわりつくような感じがする。ドロドロしてるなあ。伊集院大介という家庭教師が探偵役なのだが、たまに出てきては少しずつ情報を集めて考え込んで、そのまましばらく出てこない、と言った感じで話は進む。なんともじれったいが、最後に一気に謎解き、という探偵ものではお決まりのパターン。しかしなんだか都合が良すぎな気もする。死んでいった人間の考えていたことや思惑を子細に解説しているが、それは想像に過ぎないのでは?と思ってしまう。死人に口なしだし。それにしても、真相に気づいてたのなら最後の殺人は防げたのでは。なんでみんな死んでから謎解きを披露するのだろう。
今日の動画。「絃の聖域」の「絃」は「いと」と読む。ということでクリープハイプ「イト」。菅田将暉主演の映画「帝一の國」主題歌。途中茶番が入る。