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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

今日は9時15分起床。朝8時くらいからだったろうか。何度も目が覚めては「あとちょっと・・・」を繰り返して断続的な睡眠を繰り返していたら、結局こんな時間に。

午前中はちょこっとネットしたりアンケートに答えたり読書。アンケートに答えようとして、2~3問目くらいで「あなたのご職業を教えてください」と出るので「無職」を選択すると、「ご協力ありがとうございました」と出て終了してしまうことがある。虚しい。作業所に通うようになったら何を選択すればいいのかな。職種は何になるのだろう。

今日は妻がメンタルクリニックへ通院だったが、私もついて行った。妻の話を聞いていると、妻の主治医がちゃんと妻の状態を把握していないような感じなのだ。妻は口下手なので、ちゃんと自分のことを話せていないのかもしれない。自分がついて行って、客観的にどう見えるかなどを補足しに行った。

まずは妻が通院などで外に出ているときは元気そうだが、家ではしんどそうだということを話したところ、「外では気が張ってるけど、家では気が抜けてるからでしょう」で終わってしまった。「いやいや、家では気が抜けているのは誰でもそうです。みんながみんな家の中で疲れたと言ってるわけではない、なぜうちの妻は疲れたとか気力がないとか言ってるのですか?」と詰め寄りたかったがやめておいた。なんか言ってもムダっぽかった。この医師は妻の病気を軽く見てるふしがある。

それから、妻も作業所に通うことを考え始めているのでその相談もした。去年からリハビリのために某福祉施設の折り紙教室に出ており、先月は絵画教室の時間に行って塗り絵をしていたりした。もっとプログラムに出たら、と言われるがちょうどいいプログラムというのはそんなにない。ステップアップのために、いっそ作業所に通うことにしようか、と思い始めたようだ。ただしすぐにではない。4月は私がまず動く予定だ。順調に行けば4月に作業所に見学に行って、それから作業所で面接したり役所で手続きをしたりして、利用開始という流れになる。そうしてまず自分が作業所に通うようになってしばらく様子を見てから、妻の番である。ふたり同時に動いてふたりとも過負荷になって、共倒れになってはいけない。

そういうことを話したら、それでいいんではないか、と言うことだった。ふたりとも急に環境が変わるのは良くないから、まずは旦那さんのほうがちゃんと作業所に行けるようになってから、順番に動くというのはいい方針だと思いますよ、と言われた。まあそれはそれでいい。

それにしても、作業所見学の件で某福祉施設の職員に話をしてから一週間経つ。作業所にアポが取れたら連絡する、と言っていたのにまだ連絡が来ないなあ。そもそも募集していないと通うも何もないから、まずその辺だけでも探りを入れてもらわないといけないのに。まあ来週の火曜日にプログラムで行くからその時にでも聞いてみよう。

病院からの帰り道、雑貨屋さんの前を通るとかわいい鯉のぼりとわんことにゃんこがいた。

鯉のぼり鯉のぼり鯉のぼり鯉のぼり

もう端午の節句なんだな。

東山彰良の「僕が殺した人と僕を殺した人」読了。舞台は80年代の台湾と2010年代のアメリカ。見慣れない漢字の名前や言葉に日本語のルビが小さく振られている。ううう、読みづらいい。少し読むたびに頭の中で躓いて、読み進めるのに一苦労。なかなか話が進まんな、と思いつつ頑張って読んでいたら、半分くらいまで読んだところで一気に話が動き、途端に面白くなった。作者のトリックにまんまと騙された。意外な展開が次々と続く。しかし読んでいて気が重くなってきた。つらい話だ。最後にトリックの種明かしがされて、ああそういうことだったのね、と腑に落ちる。「不幸の予感は不幸そのものよりもずっと手強い」というセリフがなんとなく印象的だった。

今日は姪が大学の卒業式で羽織袴を着たらしい。と言うわけで今日の動画はAKB48「桜の栞」。いつもの華やかなAKBの曲とは違って女声合唱。AKB48のメンバーが羽織袴とか着物姿で艶やかなのだ。私は卒業式の日は学会で発表していたので出られなかった。


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