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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

今日は9時40分起床。昨日に引き続き朝から疲労感で、起きるのがとてもつらかった。少し鬱も入っているようだ。朝食を食べてると、外から「とうゆ~、とうゆはホニャララ」と灯油の移動販売の車のアナウンスが。もうそんな季節になったのか。そう言えば今日から11月だ。今年の秋は暖かいので実感がない。

今日も午前中から寝ていた。13時前になって昼食を食べ、さてどうしたものかと悩む。今日は14時から福祉施設で「朗読の会」というのがあるのだ。毎月第1木曜日にやっているのだが、今まで興味は持っていたが参加したことはなかった。一度参加してみようと今日に予定していたのだが、調子がいまいち。家を出る時間がせまっても鬱が入っている。どうしようか悩んだが、思い切って行ってみた。

朗読の会は楽しかった。初めてだから見学なのだが、見学と言いつつ一緒に全部やった。合唱団でもどこでもそんなものなんかな。メンバーは男性が1人で女性が6人。自分と同じくらいの年代と思われる女性が2人であとはお年を召した方。しかしみんなすごく元気。こういう活動をやっている人はやはり衰えないのだろうか。いつもはこの福祉施設で余り見ない顔だな、と思っていたら、あちこちの福祉施設の人が集まってきているらしい。「貴重な男性が!」と大歓迎されてしまった。

みんなお喋りに夢中で14時を過ぎてもなかなか始まらない。14時20分になってようやく活動開始。最初に発声練習。演劇部がよくやっている「あ・え・い・う・え・お・あ・お」というやつをやったあと、早口言葉の練習。しかし、ちっとも早口ではなく、ゆっくり丁寧に読んでいく。その次に短い物語を、1章ずつ順番に読んでいった。この会は10年前からやっていてベテランの人も多く、みんなうまい。自分も頑張って、と思ったが思ったようにうまく読めない。「読み上げる」ことはできても「語る」ことができないのだ。うまく読もうとしているのにどうも棒読みだ。むむむ、これからだな。当たり前だが。でも腹式呼吸で大きな声を出すだけでも楽しい。

15時前に練習は終了。1時間もやってない。それで終わりかと思いきや、それから16時までお茶会。ほえ~、毎月そうなのか。しかも来月は12月だから、近くの高級なケーキ屋でケーキを買ってきてみんなで食べましょう、とのこと。あそこは高くて自分たちでは買わないよ~と思っていたら、先月の福祉イベントでこの朗読サークルが発表したときに出演料として1万円頂いたとか。軍資金はあるから大丈夫よ~と言われたのであった。

福祉施設の利用者の方たちとは今まであまり馴染めなかったのだが、ここなら大丈夫そうだな、と思った。また来月も行ってみよう。ケーキを食べに。そう言えば鬱はどっか行ってしまったぞ。

ハロウィンも終わり、キッチンの水道の脇に飾っていたジャック・オー・ランタンは今日から生茶パンダに交代。

ジャック・オー・ランタン

生茶パンダ

炊飯器の横はこっそりクリスマス気分。

サンタとツリー


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