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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

今日は起きた時はちょっとしんどいかな、と思ったけれども昨日ほどではない。天気もいいし、ちょうど近くで大道芸のイベントをやっていたので、散歩がてら見に行った。

いくつもの会場でいろんなパフォーマーが演じているのだが、とても全部は見れない。パフォーマンスが始まってから見ようと思っても、すでに黒山の人だかりで見えやしない。パンフレットを見て、自分が見たいものは開始時刻よりも前に行って陣取っておかないといけない。

結局まともに見れたのは3つだが、その1つ目の「人間美術館」という芸では、いきなりパフォーマーの人に手を引っ張られ、芸を手伝わされてしまった。こういう舞台で目立つのは割と好きだったりするので、参加できてちょっとラッキーな気分。大道芸デビューをしてしまった。たくさんの人が写真を撮ってたから、誰かが自分の写った写真をどこかにアップしているかもしれない。まあいいけど。

2つ目に見たブレイクダンスの2人組ははすごかった。ドイツのコンテストで2年連続優勝しているという実力派。アクロバティックな技が続き、途中から見ていて何がなんやら。う〜ん、人間技とは思えない。テレビでは時々見かけるが、実際に目の前でみたらド迫力。

3つ目に見たのは、有名な「風船太郎」。何年か前まで深夜に放送していた「あらびき団」を観ていた人ならご存知だと思うが、巨大な風船を頭からかぶったり、風船の中から顔だけ出してぴょんぴょん飛び跳ねたり、その他風船を使ったマジックやら何やら。最後に大きな風船を割ると、たくさんの小さな風船が宙を舞って、子どもたちは大喜びだった。

久しぶりに「どこかにでかけて楽しかった」という、当たり前の幸せを感じた1日であった。


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