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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日本各地で台風の被害がひどかったようだ。

しかし、自分が住んでいる横浜の沿岸近くでは、風は激しかったものの、雨はたいして降らなかった。

朝からネットでの台風進路予想や、窓の外の様子をウォッチしていた。正午を過ぎて、「よし、行ける」と確信し、妻と一緒にパシフィコ横浜で開催されている「マンモスYUKA展」に行った。昨日の日記では「せっかくの機会なのに、台風なので行けそうにない」と書いたのだが、無事行くことができた。

今日が展示の最終日で、さらに連休である。通常ならかなりの人だかりで長い行列ができ、やっと入れたのはいいが、人ばっかりでよく見えないよ、という状態だっただろう。しかし今日は台風の影響で人もまばら。チケット売り場も並んでいなかった。

チケットは大人2,200円だが、運良く自分たち二人は無料で入れた。表立って書いてないのであまり知られてはいないかもしれないが、障害者手帳を提示すると、たいていの動物園や水族館、美術館、博物館などは入場料が割り引きになったり半額になったり、運がいいと無料になったりする。他にも寺社仏閣の拝観料が半額や無料になったり、ほとんどの映画館で映画が千円で見れたりする。これは大変ありがたい。

こういう展示会や美術館、博物館などは撮影禁止の場合が多いが、目玉の「冷凍マンモスYUKA」と「冷凍マサイKOLYMA」以外は撮影OKだったので、展示を見つつ、100枚以上も写真を撮りまくってしまった。混んでいたらこうはいかなかっただろう。

展示は予想以上にボリュームがあった。マンモスの起源となるなゾウの詳しい説明やら多くの化石の展示やら何やら。マンモスの牙に触ったり毛に触ったりもできた。たっぷり2時間くらい会場にいた。

13時頃に入ったときには、チケット売り場はがらがらだったのに、15時頃に外に出た時は長蛇の列だった。台風が去ったので、みんな急いで来たんだろう。出だしが一歩早かったのが功を奏した。

しかし、家に帰ってテレビをつけると、ずっと台風情報。まさかこんなに全国的に被害が出ているとは思っていなかった。最初はこの記事のタイトルを「マンモスラッキー」にしていたのだが、ラッキーだなんて書いている場合ではないと思って変更した。被害を被られた方々にはお見舞いを申し上げる次第である。

 

アフリカゾウ

アフリカゾウの化石。これだけでも十分見応えがある。

 

アジアゾウ

こちらはアジアゾウ。アフリカゾウより一回り小さい。

 

ナウマン象

こちらはナウマンゾウ。

 

ケマンモス

そしてこれがケマンモス。マンモスにも数種類あるみたいで、今回の展示はこのケマンモス。「毛」に覆われていたから「ケマンモス」らしい。

 

ケマンモスの大腿骨

ケマンモスの大腿骨。触ることができたが、どう見ても触っても「木」としか思えない。

 

マンモスハウス

これはケマンモスの「毛」。触ることができるようになったいた。触ってみたが、「毛」である。しかし、1万年前の「毛」と思うとなんだか不思議でたまらない。

 

 

マンモスの骨や牙や皮で作った「マンモスハウス」。昔の人類は、マンモスで家まで作っていたというので驚き。

メインの展示である「YUKA」は撮影禁止だったので掲載できないが、思ったよりもかなり小さかった。それもそのはず、「YUKA」は少女のマンモスだったらしい。そうかあ、少女だったからユカという名前なんだねえ。って、そんなはずはない。発見された地域の名前「ユカギル」にちなんで「ユカ」と名づけられたそうだ。


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