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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

頭が割れるように痛い。

首と肩が異常なまでに凝っている。調子が悪い証拠である。

左目と右目の像が一致しない。

今さらながら、村上春樹の「1Q84」を読んだ。

2つの月が空に浮かぶ世界に迷い込んだ話。

昨日、夜空を見上げてみた。

自分にとって、昔から月は2つだ。はっきりと間隔があいて、2つに見える。

それが普通の世界だと思っていた。普段はその2つの像を1つに見せるために、目の周りの筋肉が頑張っている。その筋肉が弱っていると、左右の像を一致させることができない。

今でもPCの画面に向かって、同じウィンドウがずれて並んでいる不思議な世界を見ている。自分の両眼視差はかなり大きいが、見た目は正常に見える。特殊な斜視らしい。普通の人にはもちろん月は1つに見えるらしいが、特殊でない斜視の人には、月はいくつ見えているのだろうか。

そう言えば斜視の友だちが一人いた。そういうことを聞いても差し支えない間柄なので、今度何かのついでに聞いてみよう。


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