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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

昼頃に携帯にメール着信。

 
「サーバステータス:障害」
 
うわ、サーバが死んだ。
 
私の足元には2台のデスクトップPCがあり、1台は今これを書いているWindowsのPC、もう1台は、このサイトの正体(?)である、Linuxサーバであった。無料の監視サービスで、このサーバが稼働しているかを監視し、疎通できないときにメールが来るようになっている。
 
幸い自宅にいたので、すぐにサーバの状態を確認する。
 
が、
 
モニタをサーバに切り替えると真っ暗け。電源は入っているものの、モニタに何も表示されない。それ以前に、信号が来ていない。
 
とりあえず電源ボタン長押しで強制終了し、再起動。
 
・・・・・・・・・。
 
通電はするが、何も表示されない。普通なら、マザボのロゴが出て、その段階でファンクションキーを押したらBIOSに入れたりするが、それ以前の問題。まさかモニタのケーブルが抜けてるとかそんなことではないだろうな、と思ったが、そんなことではなかった。起動しているのなら、HDDがカラカラ音を立ててアクセスを始めるのに、うんともすんとも言わないからだ。
 
CPUや電源のファンをエアダスターで掃除したり、CMOSクリアをやったりしたが、改善せず。しかたがないのでサポートに電話したら、
 
「お客様に確認していただくことは、それ以上ありませんね。修理になります」
 
はあ、サーバが、サーバが、サーバが。困った、このサーバではこのブログだけでなく、仲間内の掲示板やらメーリングリストやら、いろいろ運用しているのだ。とは言え、しかたがないので急いで梱包し、黒猫さんに来てもらって持って行ってもらった。修理には1週間から10日くらいかかるという。サポートの期限内でよかった。
 
しかし困った。とりあえず、レジストラのDNSサービスからレコードを書き換えて、月額300円くらいで契約しているVPSにIPを変更する。これは先日の引っ越しの際に、サーバが停止している間は「ただいまメンテナンス中です」という表示を出すためだけに契約していたのだ。その後も、メンテナンス時のバックアップとして、契約はそのままにしておいた。
 
急遽環境構築である。外付けのバックアップ用HDDからファイルをVPSに送る。と言っても、Linuxに接続していたHDDをWindowsPCに接続しても、ドライブとしてファイルシステムが認識されない。しかたがないので、Ubuntuのデスクトップ版のイメージをDVDに焼いて、DVDからUbuntuでブートする。外付けHDDをマウントして、アーカイブにしてVPSにscp。
 
このブログはMovable Typeを利用しているが、デフォルトでは記事をアップすると「再構築」というのが走り、スタティックなHTMLファイルが生成される。そのHTMLをとりあえずアップして、ブログを表示するところまではすぐにできた。(SSIを使っているので、厳密に言えば完全にスタティックではないが…)
 
しかし、それだけではそれ以上のことはできない。VPSはデフォルト状態で、apacheが最小構成で入っているだけである。CGIも動かない。DBも入ってない。片っ端からインストールして、設定ファイルやDBのインポートを行い、なんとかブログのアップだけはできるようになった。
 
しかし、メモリ256MBの小さなVPSである。CGIを動かすと重い。まあ、ブログを閲覧する分にはスタティックなHTMLにアクセスするだけなので、それほどストレスは感じないようだ。
 
続きはまた明日。

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