今回の地震のもたらした生活への影響はあまりにも大きい。
私が住んでいる横浜は、一部の地面に亀裂が入ったりビルの天井が崩落したくらいで、その後は日常生活にたいして支障はないと思っていた。が、それは甘かった。
被災地のみならず、計画停電が関東一円の住民をパニックに陥れている。鉄道は動かず、駅に人は長蛇の列で首都機能が麻痺しかけている。もうめちゃくちゃである。
昨日ヨドバシに行ったら、入り口にでかでかと「電池、懐中電灯、カセットコンロ、ボンベは売り切れました」と書いてあった。懐中電灯の予備電池として単一電池がほしかったのだが、みんな考えることは同じ。携帯用のモバイルバッテリーは入手できた。
今日スーパーに行ったら、水は一本もない、お茶は一人一本、パン、牛乳、カップ麺が全くない。その他の品物もないものが多く、棚はがら空きである。計画停電に備えてみんなが買い占めたのと、東北地方産のものが入ってこないからだ。生産地が被災しただけでなく、輸送ルートが確保できないものもあるようだ。
それにしても、これがまだこの季節でよかった。もし去年の酷暑のさなかだったら、停電なんかされたらたまったものではない。冷房は電気が必要だが暖房は必ずしも電気が必要なわけではなく、今後しばらくはエアコンを使用しなくても大丈夫そうな季節である。
で、この計画停電、いつまで続くのか。原発は危機的状況だが、他の火力発電所などの復旧の目処はたっているのだろうか?