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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

昨日の夜にPCに向かっているときに、つけっ放しだったテレビでなんだかおもしろそうなことをやっていたので、ちょっとだけ見てみた。ダウンタウンが司会の新番組だった。世の中のさまざまな「これはあかんやろ」というのを見つけてきて、「あかん」か「あかんくない」というのを判定するという番組だった。

それで、私がちょうど見たのがビビる大木がプレゼンしていた「Google検索のキーワード予測機能」。Googleで検索していると、検索するキーワードを入力している途中で、一文字入力するごとに「キーワード候補」が出てくる。そして、あるキーワードを入力してからスペースを入力すると、つまり次のキーワードを入力しようとした時点で、その候補がずらっと出てくる。これはそのキーワードと組み合わせて「よりたくさんの人によって」検索されたキーワードなのである。

それで、その「これはあかんやろ」というのだが、Googleで「妻」と入力してスペースを押すとずらっと次のキーワード候補が出てくる。「妻」で検索しているのは、当然「夫」、つまりその旦那が多いだろう。それで、夫が妻に関する何を調べようとしているのか、だいたい傾向がわかる。

そして今度は逆に妻の方が夫に関する何を調べようとしているのか、つまり「夫」と入力して出てくる次の候補が・・・・・・。

あとは実際に自分で試していただきたい。検索結果は時々刻々と変わっているので、これを読んだ方が検索した時点では状況は変化しているかもしれないが。

ところで、「どうしよう」と入力した時点で「どうしようもない僕に天使が降りてきた」って推測変換候補がいちいち出てくるの、なんとかなんないかな、このGoogle日本語入力。いや、かなり便利ではあるのだが、ときどきなんだこりゃ?という変換候補が出てきて、何ですかこれ?というのを小一時間問い詰めたい。ああ、これも「こいち」で出てきたよ。

GoogleはDNSのサービスも始めたし、いったいどこまで情報を収集すれば気が済むのだろうか。DNSをやるということは、誰(どのIPアドレス)が、どこ(どのサイト)にアクセスしようとしているか、という情報を把握できる、ということである。それがどのように「活用」されるのか。損得抜きではやらないはずだ。何かの目論見があるはずなのだが、なんなんだろう。

Googleは世界中のありとあらゆる情報を収集するつもりなのだろうか。


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