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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

今日も動けない。

朝、なんとか会社に休むことを連絡し、また寝ていた。

左の脇腹少し下あたりがかゆい。触るとなんかぶつぶつ、いやでこぼこしている。
そのうちそれが背中の方に、おなかの方に広がってきた。

じんましんである。

私は極度に心身が疲労したときにじんましんが出る。そんなにしょっちゅう出るものではない。過去3回くらいだったと思う。

1回目は高校3年生のとき。母親が病気で入院し、父親は単身赴任で不在。子どもたちだけで生活していた日々。私と弟は受験生。大学生の兄は毎日夕食を作ったり、私は毎日学校が終わると予備校に行って、遅く帰ってくるという生活の中、ある日予備校帰りの電車の中で腕が猛烈に痒くなり、じんましんが出た。アトピーが一気にひどくなったのもその頃であった。あの頃も精神的にきつかった。

2回目はうつ病で入院して療養していたとき。うつ病の入院は基本的に「静養」であり、回復してきたら「社会復帰に向けての訓練」という段階を踏む。よくなったからといっていきなり退院したら、それまでの療養生活とストレスフルな社会のギャップにより、すぐにぶり返す可能性が高いので、最初は1泊2日、慣れてきたら2泊3日、というように病棟の外に出て少しずつ外のストレスに慣れる、という「外泊訓練」を繰り返すのだ。

それで、入院してから1ヶ月くらいして外泊許可がおり「外泊訓練」を開始した。その初めての外泊で、外に出ただけで人ごみのラッシュで頭がフラフラになり、家に帰ったらゴミ屋敷の状態。ひとり暮らしで、入院するまで鬱で部屋を片付けることもできなかったので、かなりひどい状態だったのだ。そしてそのときもじんましんが出た。ギャップに耐えられなかったのだ。

あと1回くらいじんましんが出たことがあったような気がするが、詳しくは覚えていない。それにしても、昨日は特に無理をしたわけでもなく、寝たのも23時頃とそんなに遅くもないのに、なぜ今朝じんましんが出たのか。

何もしていないのに私の心身は消耗しきっているのであろうか。


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