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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

って、こんなタイトルじゃあ今から死ぬみたいではないか。そんなことはない。ここのところしんどくて日記を書く気力もなかったが、とりあえず大丈夫である。コメントくれた人や個別にメッセージ、メールをいただいた方にも、しんどくて頭が回らなくて返事を出せてないので、この場を借りて「ありがとうございます」とお礼を申し上げる次第でござる。

本当にずっと落ちっぱなしで嫌になる。今日は通院日なのだが、夕方まで寝ていたところを妻に起こされた。何とか自力で病院へ。また調子が悪くなったことを診察で話すと「う〜ん、どうしたものでしょうかねえ」と主治医は難しい顔をしている。薬もいっぱい飲んでいるのだ。これ以上増やしようがない。

そこで主治医は、前の病院にいたときの医師も用いた手法を使ってきた。「パーキンソン病の薬を使う」のである。朝に一錠、薬が追加された。うつ病は脳内の神経伝達物質、特にセロトニンやノルアドレナリンの分泌異常によって症状が出る。抗鬱剤はこれらのホルモンの分泌を調節する薬である。しかし、抗パーキンソン剤はドーパミンの量を調節する。ドーパミンも鬱に関係しているので、ときどき鬱の患者にこの類の薬を処方することはあるという。今回処方されたのは「ビ・シフロール」という、なんだその「ビ」てのは、と突っ込みたくなる薬である。少しでも効果があるといいのだが。

夜になってから、割と体調が回復して来て、今頃回復してきてもなあ、と思いつつ、喉が渇いたが家にお茶と牛乳しかなかったので、自販機にジュースを買いに行くことにした。すると妻も一緒に行くというので、ついでだから商店街の方まで行ってレンタルCD屋に寄ろう、ということになり、てくてくあるいて10分。レンタルショップに入って、貼り紙を見てびっくり。

「CDレンタル、終了しました」

がちょーんんんんんん!!!

読んで字のごとく、CDのレンタルを辞めたそうだ。DVDオンリーになるとのこと。ああ、もともと小さい店でCDもメジャーなタイトルしか置いてなかったけど、それでも助かっていたのに。私の通勤圏内や徒歩圏内には、もうレンタルショップはない。1時間に1本か2本のバスに乗ってちょっと遠くの駅のTSUTAYAに行くか、横浜駅西口のヨドバシ携帯ワンセグ館の近くにあるレンタルショップに行こうか。いや借りに行くときは調子がいいときに行けばいいのだが、返すのに調子が悪くて行けないところだとまずい。

ネットで検索して、横浜へ行くのと逆方向のバスに乗った先、割と近くに聞いたこともないマイナーなレンタルショップがあることを確認。バスで行けるところなら交通費はかからない。会社帰りにも自分が降りる停留場をスルーして返却して帰ってこれる。調子がいいときに一度行ってみるか。

来週こそ会社に行けますように。この調子では、本当にクビが危ない。


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