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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

昨日、仕事の帰りに本屋で平積みしてあったので、何気なく手にとって買った本。
職場のうつ

アエラムックの「職場のうつ」という本で、「復職のための実践ガイド」と副題がついている。

「本人編」「家族編」「職場編」とわかれていて、それぞれ非常にいい内容である。ぜひとも本人はもちろん、家族、それから会社のメンタルヘルスに関するセクションの人、いや全ての会社員に読んでほしい一冊。

これを読んで、前の職場がいかに「理解しようとしているけど空回りしていて、全てにおいて後手後手にまわっており、うつ病で休職していた社員をスムーズに復職させることが全くできていなかった、むしろ再発に追い込んでいた」ということが、よ〜くわかった。

「うつ病」という病名は知られていたが、何がうつ病の兆候か、うつ病になったら本人は、家族は、職場の人は何に気をつけないといけないか、まだまだそこまで情報は広まっていない。

たとえば風邪をひいたら、

「あ、俺風邪ひきかけかも」
「無理しないで早く帰って休んだ方がいいよ」

という会話が普通にされるように、

「最近よく眠れないし、体ずっとだるいし気力でないし、俺うつかも」
「無理しないしちょっと休んで、病院に行ってみなよ」

という会話が普通にされるようになるのはいつの日か。


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