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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

昨日は22時に就寝。しかし、眠気が来なくて、妻も眠れないようで、しばらく妻と布団の中で喋っていたら、いつの間にか22時40分。おいおい、こんな時間が経ってしまってるよ。いったん起きて追加眠剤を飲み、いつのもようにPCに向かって1時間くらい時間をつぶす。23時40分くらいにもう一度布団に潜り込んだ。これで普通は眠れるのだが、昨夜はまたまた眠れない。0時半にもう一度起きて、もう一度追加眠剤(半分の量)を飲んだ。躁状態になると不眠が強くなる。やはり躁の影が見え隠れしているのか。その後もなんだかんだやっているうちに、結局寝たのは2時だった。

そして何回か目が覚めたが、そのまま眠れなくなるということはなく、6時40分に起床。これでも睡眠時間は5時間に満たないなあ。今日は失業認定日。8時半過ぎに家を出てハローワークへ行った。失業認定を終え、みどりのコーナーへ行ったが、一番頼りになるお姉様(と一応書いておこう)と話したかったのに、午前中は出張で13時か14時くらいに来る、と言われた。とりあえず男性の職員に今の状況を説明し、ハローワークをあとにした。

そのあと、近くにあるJAまで歩いて行った。JA共済の相談に行ったのだ。実は私はかなり高い生命保険料を払っており、これをどうにかしたいと思っている。しかし、うつ病で通院中の私は、保険を解約したら他の保険にはもう入れないかもしれない。しかし、入れるものもあるかもしれない。民間の生保会社では「誰でも入れます」というのもあるが、それは怪しくて手を出せない。安い掛け金の保険を探していたら、各種の共済にたどり着いた。共済はどこも掛け金が安い。

それで、「全労済のこくみん共済」「かながわ県民共済」「JA共済」「コープ共済」のどこかに加入できないか調べてみることにした。現在は特に内科的な病気で通院したりしていないが、精神的な病気のうつ病で通院している場合、医療保障に加入できないか調べている。民間の保険会社では、その病気による入院は保障の対象外になるが、その他の病気での入院は保障される、というケースもあるので、共済でもそういうことがないかと思ったのだ。

こくみん共済と県民共済は、どんな病気であれ通院している人は加入できない、と言われた。それで、今日はJAに行ってJA共済の場合はどうか聞いてみた。ケースバイケースだと言われ、加入が可能かどうかをまず審査する用紙があって、それに病名と飲んでいる薬、入院歴を記入して出した。10日くらいで、加入できるかどうか連絡が来るという。

そして、今度はコープ共済。電車で最寄りの生協へ行って、資料を山ほどもらって帰ってきた。生協は今まで利用してなかったが、生協の宅配をうまく利用したら、調子が悪いのに15分もかかるスーパーから重い荷物を持って坂を登って帰ってくる必要がなくなる。資料によると、個別宅配には配送料がかかるが、障害者がいる世帯にはそれが半額になるという。これはありがたい。そういうものを利用していくのも、自分たちの負担を減らすことになるので、もっと生活が楽になる方法はないかアンテナを広げてみよう。

この時点で、私は朝からめちゃくちゃフル活動していた。こんなに休みなく活動しているのに、ぜんぜん疲れを感じていない。そして気がついた。今、自分は躁状態に違いない。躁状態は自分では自覚できないが、今自分は多分躁だ。と言うことは、本当は疲れているはずだ。そして後から疲れがどっと来るはずだ。休まなくては。しんどさを感じないけど、どこかで体を休めなくては。

そう思って、とりあえず横浜へ戻ったところで妻からメール。妻も本屋に行くために横浜に向かっているらしい。そこで妻と落ち合い、ネットカフェのペア座敷室で1時間あまり休んだ。私は横になったり生協で大量にもらってきたリーフレットを読んだりして、妻は漫画を読んでいた。

その後、2人でハローワークへ行き、お姉様(と一応書いておこう)とだいぶ長い話をした。「調子がよくなったんですが、ちょっと躁気味なんですよ」と話したら「歩いてくる姿を見てわかったわよ」と言われた。調子が悪いときはしんどそうに歩いてくるのに、今日は肩で風をきって偉そうに歩いて来たらしい。自分ではぜんぜんわからないのだが。

お姉様といろいろ世間話も含めて話をした。お姉様は妻の心配もしてくれている。ちょうど私がもらってきたばかりの生協の宅配のカタログを見せて「こういうのも活用してみようかと思っています」と話すと、「あら、うちもそれ利用しているけど便利よ」とのこと。その他、他のうつ病の人の話を聞いたり、いろいろな情報を得られた。うちは夫婦で病気だが、だからこそ理解し合える、それがとても大事だと言う。

その後、横浜へ戻って買い物をし、家へ帰ってきた。この時点では私は疲れを自覚していた。やはり後から疲れがやってきた。しかし、帰宅してもなんだかんだやり出して体が止まらない。はあ、なんでやねん。躁はある意味鬱よりもやっかいなところがある。しかし、少しは進歩している。前は「今は躁かもしれないから、疲れを感じてないけど休まなくては」などと考えたことはなかった。少しずつ自分をコントロールできるようになっているような気がする。この調子をキープして、また鬱に落ち込まないようにできればいいのだが。


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