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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

昨日はなんだかんだやってたら寝たのが23時半になってしまった。しかし、最近には珍しく寝つけない。妻も眠れないようで、しばらく話をした後、マッサージをやってもらったらす〜っと寝てしまった。しかし、しかし、しかし朝が起きれない。今日はなんと9時半起床。とほほほほほほのほ。である。これは単に眠いというより、やはり調子が悪いせいだろう。鬱というほどの「動けなさ」ではないのだが、調子が悪いと朝の活動が鈍くなる。そして遅くまで寝てしまい、自己嫌悪に陥るのだ。はぁ、どうすりゃいいのか。

10時半ごろ、郵便受けに何か入る音がしたので取ってきたところ…、

やっぱり来たか。

先週履歴書を送った会社から、履歴書が返送されてきた。つまり、書類選考で落とされたのだ。面接を受ける機会さえ与えられずに。

普通なら、書類を送ればだいたいすぐに「いついつに面接に来てください」と電話が来るか、それでなければ速攻で書類は返却される。先週の水曜日の朝いちで郵便局から履歴書を送ったのに、まだ何の連絡がないので気になっていたのだ。書類選考だけでもこれくらいかかるのは普通なのか、それとも私の場合ちょっと特殊なケースので、書類選考の時点で先方も悩んだのか。

それにしても、思っていた以上に精神障害者の雇用状況は厳しそうだ。今回受けたのは中小企業だが、やはり大企業の方が精神障害者の雇用に関しても理解は多少進んでいるのだろうか。しかし、大手は大手で待遇もよく、みんな入りたがるし、それはそれで狭き門なのである。正直、大手でも中小でも何でもいいから、生活できるだけのお金がいただけたらどこでもいい。

あまり具体的な金額を書くのもなんだが、障害者枠の求人では、1ヶ月フルタイムで働いて給料が15〜6万というところが多いのだ。11万なんてところもある。それではちょっと夫婦2人で暮らしていくのは厳しい。私の障害年金とあわせても、月20万くらいはないと厳しいが、障害者の求人で月給が20万を超えるというのは少ない。もちろん事務職でなく専門職であればもっと条件はいいが、またSEになったって同じことを繰り返すだけだ。厳しい現実が目の前にある。とにかく、「細く長く」続けられるところを探すのだ。

とりあえず、その足でハローワークへ行った。次に応募する会社も目星をつけてあったが、前回の求人検索からさらに新しい求人があるかもしれないので、とりあえず検索してみたところ、何社か求人を出していた。とりあえずプリントアウトして、前に目星をつけていた会社とあわせていろいろ比較し、次に応募する会社を2社に絞り込んだ。この2社ならどちらでもいい。

そして障害者担当の窓口へ。いつものお姉様(と一応書いておこう)はいらっしゃらなかったので、お兄様(と一応書いておこう)に相談。まず、先週応募した会社に書類選考で落とされたが、書類を送ってから1週間以上もかかっている。そんなものなのか尋ねたら、そんなものらしい。もちろん会社によるが、珍しいことではないという。

となると、1社受けるのに毎回10日から2週間は見ておかないといけない。面接を受けて2次面接もあった場合、採否が決まるまでは長いときで1ヶ月以上かかる、ということもあるそうで、実際に自分が最初に受けた会社は1ヶ月以上かかっている。しかし、それでは効率が悪いのだ。待ち時間ばかりなのだ。失業給付金も永遠に支給されるわけではない。

と言うわけで、今回ピックアップした2社はどちらでもいい。ならば併願である。同時に応募することにし、それぞれの紹介状を出してもらった。そして家に帰り、さっそく2社分の履歴書を書き、職務経歴書と送付状も作成し、封入。郵便局は窓口が15時までだったような気がするが、もう間に合わなかったので明日に横浜の本局に行って出すことにした。1日も無駄にできない。土日を挟んで月曜日には書類が届くように、明日出すのだ。

それにしても道のりは長い。このまま社会に黙殺されてたまるか。自分だってまだ働けるのだ。やれることはいっぱいあるのだ。あきらめずに辛抱強く就職活動をしていれば、どこかが拾ってくれて、認めてくれるかもしれない。ここは我慢のしどころだ。


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