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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

昨晩も喘息が出た。かなり激しかった。咳が出て止まらなくなり、呼吸がかなり苦しくなった。時計を見ると1:00過ぎ。もっと眠ったような気がしていたが、それまでは熟睡していたらしい。どうもこの1:00から2:00の時間帯に出るようだ。今までで一番苦しい。仰向けに寝ていられないので上半身を起こしたり四つん這いになってみたりするが、咳が止まらず同室の人にうるさいだろうと思い、箱ティッシュを持ってホールに出ていった。しばらくホールで一人でひゅーひゅー言っていたが、夜勤のN看護婦が気づいて、処置室に入って念のため熱を計ったり、少し話をしたりした。その頃にはだいぶましになっていた。「医者を呼ぶ?」と聞かれたが、当直医を呼んだところですぐにどうにかなるものなんだろうか。S先生にも相談したし肺機能検査もやったけど、さじを投げられた、という話をしたら「S先生以外にも内科のお医者さんはいっぱいいるんだけどねぇ」と言う。とりあえず主治医に相談してみてください、というので今日喘息について主治医に相談しよう。内科でも呼吸器系の先生はいないのだろうか。ここはみんな循環器系の人ばかりのような気がする。

メールチェックすると24通。今日も多いなあ。個人宛のものはなく、またもやほとんど山岳会ML。ウイルスが2通ある。みんな続々感染しているようだ。Nimda型のプレビューするだけで感染するウイルスに次から次へと感染している。WindowsCEなのでよかったが、私やSさんが流したウイルス対策をみんなやってないと見える。

ラジオ体操の前、体重を量ると61.5kg。うお、ついに61kg台が出た。最近はエアロバイクも漕いでないのに。勝手に体重が減っていってるような気がする。この辺でストップしないと、逆にやせすぎになってしまうのではないか。

今日もお休みモード。雨も降っているし、病棟の中でじっとおとなしくしていよう。朝食後、コーヒーをいれて一服した後は、またCDを聴きながら横になる。

10:00に預けてるコードをナース室に取りに行ったときに、N看護士から喘息について話をしたいというので、少し話をした。N看護士は患者をずっと見てきて、喘息は夜中に出ること、一度出始めたらずっと治らないということがわかっている、と話し、退院した後もずっと治療を継続していく必要があるため、この病院で診てもらうより他の呼吸器内科があるような病院に通院した方がいいのではないか、と言う。最終的には私もそういうつもりだったので、その方向で主治医と相談します、と答えた。そう言えばこの間の外泊で「お勧めの病院○○県版」みたいな本を本屋で見つけて、その呼吸器専門の病院をメモっておいたのだった。その情報を活用しようか。合唱団のYさんにも病院を紹介してもらえないかメールを送ったが、返事はまだない。

Y看護婦から、主治医に書いてもらった入院証明書を渡された。主治医は今日はお休みだそうだ。すると、今日は面接できないから明日になる。喘息の件で今度はY看護婦が話をしてきたが、N看護士との会話の内容を伝え、自分でも本屋で病院の本を見てあたりをつけている、と話した。明日面接するとなると、早くて木曜日に病院に行くことになる。明日強引に行ってもいいが、「入院中だし、こちらで出してる薬の情報なども伝える必要があるので、紹介状を持っていった方がいい」ということだ。

2人新しい患者が同室に入ってきた。2人とも閉鎖病棟からの転入らしい。またもや同年代ではない。なんで同年代が入ってこないんだろう。

念のため、自分の携帯の番号に公衆電話から電話してみたら、話し中だった。やばい、やはり紛失して誰かに悪用されている可能性が高い。電池が切れていたり圏外だったら、その旨のメッセージが出るはずだ。病棟の外の公衆電話まで行って、Tちゃんに教えてもらったDoCoMoのサービスセンターに連絡し、電波を止めてもらい、その後説明を聞く。もし見つからなかった場合、新機種を購入する際に警察に紛失届を届ければ、割引サービスがあるらしい。それは知らなかった。買うとなると、そうだなあ、日曜日のヴォーカルアンサンブルの練習の前にいったん自宅に戻って、そこで本当に家にないかを確認してから交番へ行き、紛失届を出して、何か書類をもらってDoCoMoショップへ行くとするか。いや、自宅にあれば話し中になることはまずないので、自宅へ寄る前に交番へ行ってDoCoMoショップへ行った方が早いだろう。そうすれば自宅へ寄って新しい機種にメモリ登録できる。PCで携帯のメモリを管理しておいてよかった。

どれだけ悪用されたのか知りたいので、紛失に気づいてからどれだけ使われたか知ることはできないかオペレータに聞いたところ、通話明細を保存するオプションを選択してないので細かいことはわからないが、DoCoMoの支店に行って免許証などの身元確認を行えば、発信記録はわかるという。携帯のメニューで通話料金もチェックできたはずだ。DoCoMoショップでなくて支店に行かないといけないのはめんどくさい。通話料金をチェックして、あまり高くなければ行かないでおこう。高かったとしても、発信記録を調べてもらったところでその分の料金を返してもらえるわけでもないだろう。あせるところだが、落ち着け落ち着けと自分に言い聞かせる。あせらないように。もう電波は止めてもらったのだ。これ以上被害が広がることはない。よかった、試しに電話してみて。

新しく入ったMZさんはとにかくよく喋る。52歳だそうだが、蘊蓄を垂れるというか、説教をするというか、とにかくず~っと話をしている。こちらは横にでもなりたいところなのに、よく喋るなぁ。うっかり自分の出身大学を言ってしまったため、安保闘争の真っ直中にいた彼はわが母校の話もえんえんとしだす。参ったなぁ。

16:00からリラックス体操するが、リラックスできん。T君が来てS君と並んでベッドに座ってお菓子を食べている。S君は看護婦に注意されたことをちっともわかってないようだ。体操の合間にN看護士が来て、内科の医者が今来ているが、気管支拡張剤とかを持っているか、と聞かれた。今まで喘息で医者にかかったことはないので持ってないけど、アトピーなので抗アレルギー剤は飲んでいる、と答える。

夕食後、N看護士がまた来て、私の喘息の話をして気管支拡張剤をもらってくれた。とりあえず今夜は看護婦預かりにするので、発作が出たらナース室へ来て、と言われた。ありがたい。昨日みたいに苦しいのはもうごめんだ。あまり多用すると怖い薬であることは知っているが、喘息の場合、息ができないと死んでしまう。これがある、というだけでも精神的にだいぶ楽かもしれない。

その後は18:00過ぎまで日経コンピュータを読む。ほとんどの記事は読んでしまって、残りは広告特集になった。広告特集も馬鹿にできないが、とりあえず今日はここまでにして、コーヒーをいれてホールに行く。う~ん、それにしてもMZさんが話しかけてきてさっぱり日記を書くのが進まない。このハンドヘルドPCを物珍しそうに見て触ってはいろいろ聞いてきたあげく「さっぱりわからない」と言う。

と書いているうちに20:00になってしまった。はあ。便通の回数だけ書いて戻ってくるとするか。


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