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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

ようやく睡眠が安定してきた。昨日は寝付きはそこそこよかったと思う。夜中も一回目が覚めて、時計を見たら2:45だった。次に目が覚めたときは4:30だった。そこからは浅い眠りで断続的に寝たり起きたりを繰り返しつつ5:30くらいまでは寝て、その後はもう眠れなくなったので、「目覚めのヨーガ」を布団の中でもぞもぞやり、5:50くらいに起きて喫煙所に出てきた。そこでメールチェックすると、先日メールを送った女性が出張先から携帯でメールをくれている。「ノートPCのバッテリが切れたのでお返事ができませんでした。金曜日までお待ちください」とのことだ。返事がなくて、どうしたのかな、と思っていたのでほっとする。

朝食後、コーヒーをいれて飲んだ後、シーツ交換を済ます。その後日経バイトを読み出そうとすると、隣のベッドのSさんがいろいろ話しかけてきて、しばらく自分の病気の経過などについて話す。そのうち看護婦がシーツ交換を自分でやってない人の分をやりに入ってきて、そのときにI看護婦がいろいろ話しかけてきたので、カウンセリングの話なども含めていろいろ話をした。そう言えば今日はいい天気なのに散歩に行くのを忘れていた。ま、いいか。また昼にでも行こう。今日は体重測定のはずだが、10:00を過ぎた現在、まだアナウンスはない。

11:00の服薬後、体重測定があった。64.2kg。また減った。先月は65.6kgだったから1kg以上減ったことになる。順調だ。このまま入院中に標準体重までもっていけるといいのだが。

今日は午後からここの病棟のOBが3人も来ていた。私の隣のベッドにいたHさん、先月退院したO嬢、その前に退院したA君、みんな元気そうだ。喫煙所は同窓会のようだった。最近患者の入れ替わりが激しく、この1ヶ月半くらいの間にかなりの患者が入れ替わり、私と同年代の人が少なくなって平均年齢がぐっとあがってしまっている。久々に同年代の連中と楽しくおしゃべりできた。A君は引っ越し屋のバイトをしつつ、テレビ番組制作会社のADも受かったらしく、今でもちょこちょこやっているらしい。来年の4月から本格的にやるそうだ。目が輝いていて、とても元気そうだった。明後日はWさんとIさんが退院する。私より後に入った人が先に出ていくのを見送るのは何回目だろう。

昼間、日経バイト10月号を読んでいると、掃除のおばさんが入ってきて掃除機をかけているので、ついでにベッドや床頭台を動かし、それらの下の埃を吸い取ってもらった。アトピーなんで埃ができるだけない状態にしたいと話すと、そのおばさんの息子さんもアトピーらしく、よくわかると言ってくれた。わざわざ床を拭くような道具を持ってきて床を磨いてくれた。親切な人だ。

今日は散歩に行ってないので、入浴後15:40くらいにオカリナを吹きに病棟を出る。16:00の服薬までには戻らないのであまり時間がないが、久々に海の見える丘へ行って何曲か吹いた。病棟に戻ると、Uさんが自分の病室まで聞こえたと言った。けっこう遠くまで響くようだ。

16:00の服薬の後は、リラックス体操と自律訓練法を念入りにやった。1時間近くかかった。最近これ自体がとても充実した時間となっている。やった後は本当にリラックスできて気分がとてもいい。これを書いているうちに17:00になった。もう外はかなり暗い。日が暮れるのが早くなった。

日経バイト10月号も読んでしまった。これでコンピュータ雑誌は全部読んでしまった。これから何を読もうかな。そうそう、まだ買ってから読んでない小説が2冊ある。次の雑誌が届くまではそれらを読むとするか。そう言えばマーフィーの奇跡の本も途中までしか読んでなかった。

夜はまた卓球したり雑談したりして過ぎていった。毎日が同じパターンだ。少し変化を持たせたいな。

まだ汗がひいてない。例によって体の火照りが冷めるのを待ってから就寝準備をして、マーフィーの本でも読むとするか。


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