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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

今日も昨日と同じように、午前中は低め安定。そんなにしんどくはなかった。
昨日は昼食中に通院日だったことを思い出して、それから急激に鬱に落ちた。

今日はその真逆のことが起こった。 昼食を食べてそれほど時間は経ってないとき、「悪魔の叫び」が聞こえてきた。

「や~きい~も~、い~しや~きいも~」

脊髄反射的に財布を手に取り、玄関を出て団地の階段を駆け下り、猛ダッシュ。自分、無類の焼き芋好きなのだ。しかも、石焼き芋は格別である。今まで何回も、この悪魔の叫びが聞こえるたびに意識を失い、気がつくと焼き芋を食べている自分がいた。

500円分くらいください」

駄菓子屋に来た子どものように、手に500円玉を握りしめて、その悪魔に渡した。するとその悪魔は、

「いっぱい余っているから、おまけするよ」

と言って、こんなにも石焼き芋をくれた。

 石焼き芋

 これで一週間は暮らせる。(んなこたーない)

動いたおかげで、体が軽くなった。
悪魔は実は天使だった。(SEKAI NO OWARIの歌詞みたいだな)

ありがとう、石焼き芋屋さん。


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