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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

昨日は寝付きが悪かった。眠気が来ないので時計を見たら21:50だったのを覚えている。結局何時頃寝付いたのか。何回か目を覚ましたような気もするが、定かではない。時計を見たのは4:00だった。その後からが長かった。浅い断続的な眠りを繰り返し、ずっと夢を見ていた。いい加減そろそろ朝だろうと思っていると電気がついた。看護婦がつけていったようだ。その後起床の放送が入った。すこしかったるかったが、軽く「目覚めのヨーガ」をやって、今日は起きれた。

風邪気味で少しだるさを感じる。朝食後は散歩にいかなかった。鼻水が出まくって箱ティッシュがなくなってしまったので売店で買ってきた。その後はCDを聴きながら寝ていた。

作業棟に行くかどうか迷ったが、やはり行ってしまった。汗をかいて体の熱を出したいというのもあった。なに、調子が悪くてしんどければ途中でやめればいいや。そう思った。体力テストは案の定「6段階中の2」と悪かったが、一般トレーニングに入ってから、機械が勝手に負荷をコントロールするだけでなく、自分でも増減ができることを発見して、ついつい勝手に負荷をあげてしまい、だいたい130W以上になるようにしてしまった。脈拍は160を超え、20歳という設定にもかかわらずアラームが出た。実年齢ならとっくにアラームが出ているはずだが、それにしてもあまりしんどさを感じないのはなぜだろう。終わったら消費カロリーは210kcalを超えていた。むりやり出した数字だが、今のところ体にそんなにダメージは感じない。大丈夫かな?後からダメージが来ないかな?今日はゆっくり休もう。

CDを聴きながら休んでいると、婦長さんが日経バイトを持ってきてくれた。さっそく読み始めた。ATOK大阪弁対応?なんのこっちゃ。話し言葉にできるだけ対応するために、方言シリーズ第一段だそうだ。IEに新しいセキュリティ・ホール。またかよ、てな感じだ。

新しい女の子が入ってきた。朝、作業棟で会った子で、卓球大会ではしゃいでいた子だ。閉鎖病棟から移ってきたという。キャピキャピした女の子で、まだ17歳だという。どうして同年代の女の子が入ってこないのか。

昼食後、日経バイトを読み進める。もうすぐカウンセリングだが、今日こそロールシャッハの結果が出てるか聞こう。

カウンセリングを受けてきた。話題は先週の「あせる」というところから始まり、そこから離れて、「退院のめどは考えていますか」という話題を出したときに、自分では1年計画に切り替えたときにあせりが少し消えた、というようなことを話した。そこからどういう展開になったかは詳しくは記憶にはないが、自分が外出したり外泊したときに疲れたり、それで鬱に陥ったりする、ということを話すと「それでなぜ疲れると自分では思いますか」「その疲れるのと鬱になる、というのの関係を自分ではどう思っていますか」そのような質問をされた。それに答えているうちに、自分は鬱に入りそうな兆候がわかり、それは「もう少し寝ていたい」という欲求として現れ、それが小さな時には自分でコントロールできる、そのような話をした。カウンセラーは「鬱はコントロールできるできないの問題ではなくて、なぜそれが出てくるかが問題」と話した。確かに、コントロール範囲ですんでいるからいいが、なぜそういう状態に陥る、あるいは陥りそうになるのか。そこが根本的なところだ。そして話は「コントロール」ということに移っていく。

カウンセラーの説明によると、フロイト説では人間の心の中には「超自我(スーパーエゴ)」「意識」「無意識」があるそうだ。「コントロール」の範囲にあるのはこの中の「意識」の部分である。「超自我」は社会的に上から押しつけられるもの、「ねばならない」「しなければならない」英語で言うとshouldで表現されるものだが、それが私の場合ものすごく強いらしい。それが「意識」と一体化しているという。そのため、「意識」が「超自我」に支配され、コントロールを失うのではないだろうか。

そして「超自我」と「意識」の一体化が強い分、自分の「無意識」からの突き上げが激しい。本来の自分の感情を抑えているわけだから。私が「会社に行かないといけない、でも体が動かない、えいやっと起きて会社に行く、という夢を10回くらい繰り返して見る」と話すと、それはものすごい「無意識」からの突き上げで、自分は相当「会社に行きたくない」そうだ。それは自分でも薄々感じていたが、そういう無意識の自分の感情に気づきながらそれを認めたくないと思って抑えることを「否定」、そしてそういう自分の無意識な面に気づきすらしないのは「否認」と言う。私はその夢を見て、「自分は相当脅迫観念が強いんだな」と思っていたが、それは「超自我」が強い、という意味だけでなく、「無意識」では相当会社に行きたくないと思っている、ということらしい。言われてみると、自分は会社に行きたくない、というのは気づいていたが、それを抑えつけていたかもしれない。そう話すと、精神分析ではこの辺りをかなり慎重に細かく扱う、とのことだ。

私の場合、「否認」なのか「否定」なのか、両方が混じっているようなことをカウンセラーは話していた。なぜそんなに超自我が強いのか、「ねばならない」が強いのか、その原因はこれからじっくり探っていくことになるだろう。とにかく当面の課題は、自分の「意識」を成長させること。今の自分の「意識」は「超自我」と一体化して、本当の自分を見失っている。それを日常の行動の中で見つけていかなければならない。おっとまた「ねばならない」が出た。見つけていこう。とにかく、「意識」の上下にある「超自我」と「無意識」の風通しをよくする必要がある。自分の本当の心はどこにあるのだろう。まだそこが未成熟なのだろう。

ロールシャッハの結果はカウンセラーのところには行かずに主治医のところに行くそうだ。心理分析の結果を精神科医が説明する、というのはなんだかちぐはぐな印象を受ける。分析した人が説明してくれるといいのだが。主治医は心理の方はどれだけわかっているのだろうか。

夕食までSさんと話をしたりして過ぎていく。夕食後は日経バイトを読み進め、ほとんど読んでしまった。まだ連載記事は一つ残っているが、18:30を過ぎたのでコーヒーをいれて一息つく。

そうこうしているうちに20:25になった。就寝準備しようっと。

昨日は夕食後、なんかしんどくてCDを聴きながら横になっていたら、いつの間にか眠ってしまったようだ。目を覚ますと19:30頃だったろうか、あぁ眠ってしまった、そう思いつつまたいつの間にか寝てしまい、次目が覚めると21:00前だった。いかんいかん、なんとかスウェットに着替えて眠剤をもらいに行き、また寝ようとするが、喘息が出てきた。かなり苦しくて、寝付くまで時間がかかったかもしれない。部屋は暖房が入って暖かいし、なぜ喘息が出てきたのだろうか。やはり精神的な原因があるのだろうか。心の疲れが体に現れる症状の一つなのだろうか。

夜中は何回か目を覚ましたが、割とよく寝たと思う。が、起床の放送が入っても起きる気力がなかった。もっと寝ていたい。自分の世界に閉じこもっていたい、起きるのがだるい、どれが本当なのだろうか。とにかく起きる気力がなかった。鬱とまではいかないが。ラジオ体操も服薬もすっ飛ばしてずっと寝ていた。起きてはいたが寝ていた。T看護婦が「薬まだだよ~」と呼びに来ても起きれなかった。朝食のときに、S君が「大丈夫ですか」と声をかけてきて、そのときにようやく体を起こすことができた。一度起きてしまえば何とか体は動く。でも鼻水は出まくるし、喉はからからに痛い。ああ、完全に風邪だなあ。思えば昨日の喘息も風邪の症状の一つだったのかもしれない。

朝食時、T看護婦が「はい薬」と言って朝の薬を持ってきた。「私のPL残ってませんか」と聞いてみた。食べ終わってトレーを下げた後、H看護婦に「PL、病棟の借りて飲む?午前中に先生来ると思うけど」午前中に当直医がまわってくるらしい。結局PLは飲まずに医者を待つことにした。

洗濯物がたまっているので洗濯する。今日はいい天気だ。今日のうちにやっておかないと、明日になればまた天気は崩れてくるそうだから。暖房が暑い。部屋の暖房も消してしまった。今日はおとなしくしていよう。

洗濯物を干した後、先日買っておいた「FBI心理分析官」を読み始める。数年前に話題になったそうだが、その頃は知らなかった。なかなかおもしろい。

当直医がまわってきたのでナース室に呼ばれた。風邪をひいて、鼻水が出て喉が痛い、それだけ言ったら3種類も薬を出された。そんなに大げさなものかなぁ。いつもはPLだけなのに。

「FBI心理分析官」を読み進める。とてもおもしろい。異常犯罪者の心理について詳しく分析しているが、だいたいにおいてこれらの犯罪者には、共通して生まれ育った家庭環境に問題があったこと、ある日いきなりおかしくなるのではなく、早くから異常な行動をとることが書かれている。社会全体がそういうことを理解して、そのような兆候を見せる子供を早い段階で正しい方向に導くことができればいいのだが、この本を読んだ人は、逆に「精神的な異常者はやはり怖い」という、精神病を持った人をひとくくりにした偏見の目で見ないか少し心配だ。

この本を午後も読み進める。もう8割ほど読んでしまった。今は15:15だが、風邪をひいているのでシャワーはパスした。首の周りがかさかさ、ひりひりして熱い。風邪のためだろうか。アトピーが少しひどくなりかけているような気がする。明日は月曜日なので、エアロバイクを漕ぎたいのだが、明日の朝調子がいいと思っても無理はしない方がいいだろう。いいだろうとわかっているが、どうしてもやりたいという欲求が自分にはある。それを抑えられるだろうか。ちょっとくらい休んだってかまわないのに、「少しでもたくさん運動して体脂肪を燃やして体重と体脂肪を下げたい」という欲求が高まりつつある。拒食に陥らなければよいが。

18:00前に「FBI心理分析官」を読み終えた。うん、なかなかおもしろかった。犯罪者に直接会っていろいろ話をした人が、犯罪者の内面から事件を語る、という点ではビリー・ミリガンと同じおもしろさがある。ただ、これを読んで、やはり「精神病」というものに対する偏見が強まらなければならないといいが。それに関しては著者も同じことを述べており、精神病患者全体で見れば、通常の人よりも犯罪率は低いことも書いてはあるが。

続いて「今だからこそ歎異抄」を読み始めるが、いまいちピンと来ない。う~ん、易しく書いてあるのだが、よくわからん。愛を否定しているところとか、どうも自分の感覚とはずれている感じがする。すべてがわからんというわけではないが、ちょっと自分には合わないなあ。これを読んで、結局われわれは何をどうすればいいのか、ちっともわからんような気がするが、そもそもそういうことを求めていること自体が「ハウツーを知りたがってる」ということで、浅はかなことなのだろう。結局「念仏を唱える」しかないのか?これはいろいろな本で出てきた「祈る」のと同じことなのだろうか。もう少しものの考え方とか心の持ちようなどがわかり易く書いてあるかと思ったが、いまいちつかみどころがない。

さくさく読み進めるが、実はやはりいまいちよくわからん。もう20:30を過ぎた。今日はこれくらいにしておこう。

昨日は結局22:30くらいに寝た。いかんいかん。夜中、3回くらい目を覚ましたかな。尿意をもよおしたが、寒くてトイレに行くのがめんどうなので我慢していたため、たびたび目を覚ましたのかもしれない。6:00頃に起きて、メールチェックしながら朝飯の菓子パンを食べたりしている。また眠たくなってきた。というかちょっと鬱に入りそうなときの感覚だ。ただの眠気だろうか?いや、違うような気がする。今は6:43。先週は起きてからもっと調子がよかったのだが。今日は別に用事はない。ためしにもう一度寝てみようか。

寝ずにずっとPCに向かっていた。途中で散歩して商店街のところまでぐるっと一周してきた。その後もずっとPCに向かっていた。

昼食を食べてそのまま駅に直行し、電車に乗る。別にそんなに疲れているわけでもないし、まだ時間の余裕もあるので急ぐ必要はないのだが、なんだかあちこち歩き回るのが億劫になってきた。午前中も余裕があれば少しでも部屋を片づけよう、乾燥機に入りっぱなしの洗濯物をたたもうとか思っていたのに、どうしてもPCにかじりついて、自分の楽な方に逃げてしまう。あせることはない。少しずつ、少しずつだ。寝てるよりましだろう。

病院の最寄り駅へ戻って来て、駅ビルの上の本屋でぶらぶらブラウジング。いくつか手が出そうになった本があったが、我慢した。まだ読んでない本がたまってるっちゅーの。

バスに乗り病棟に戻る。荷物を片づけて、少ししてからシャワーを浴びる。寒いな~。冬になるとシャワーもきついかもしれない。湯のはってない浴室は冷え冷えとしている。どうも風邪気味なのか、朝から鼻水がぽたぽた垂れる。

その後、先日CSVファイルに落とした、携帯に登録している電話番号をOutlookの連絡先に転記していく。新たに追加した人がたくさんいる。入院してからもらったメールを見直して、メールアドレスを登録していなかった人も登録していく。なんてやっているうちに昔のメールをずっと読み返していた。引っ越しの荷造りをやっているときに、昔のアルバムに見入ってしまうようだ。

昨夜は珍しく消灯時間を過ぎても21:30くらいまで喫煙所で喋っていた。内容はアルコール依存症の怖さについて、だったと思う。昨日の夕方に入った患者さんが、抗酒剤を飲んでいるにも関わらず酒を飲んでぶっ倒れて入院になったので、「離脱症状が2~3日して起こるけど、すごいよ。大丈夫かな」とUさんは言う。暴れたりする人もいるそうなので、心配だ。

夜中にまた喘息が出て、かなり苦しかった。やはりこれはなんとかしなければ。内科のS先生はもうあてにならない。呼吸器系の病院に行って相談するか。朝は起床の放送、ではなくてN看護士の「朝ですよ~」という声で目が覚めたが、少しつらかった。

朝食後、8:00頃までベッドで横になる。あまり元気はない。オカリナを吹きに小山のピークへ行った。今日は尾崎豊の「I Love You」やドリカムの「Love Love Love」を吹く。だが、喉が痛くなってきて早々に引き上げてきた。病室に戻ると喉からひゅーひゅー音がする。Sさんが私を見て、「その喘息は絶対冷たい空気による生理的な反応でしょう」と言う。私もそう思うのだが、どうすればいいのだろうか。呼吸器系の専門医にかかった方がいいかなぁ。

外泊の用意をして、外泊届けをもらいに行く。薬をチェックして、ダミーの携帯とハンドヘルドPCのACアダプターを返してもらう。いつもと同じバスに乗る。今日もTさんと一緒だ。バスに乗ると、KさんとIさんが乗っていた。Tさんはパチンコに行くようで、Kさんは買い物、Iさんは荷物持ちをするというので3人とは駅で別れる。

ヴォーカルアンサンブルの練習に出て、いつものファミレスに寄って夕飯を食べて帰る途中である。今日はYちゃん以外の5人がそろって、5人で帰りのお茶に行った。久しぶりかもしれない。今は電車の中だ。前回ほど疲れを感じていない。家に帰ってから疲れが出るかなあ。この分だと、帰ってからも、明日の朝も、先週よりも調子はよさそうな感じがする。

19:30頃帰ってきたが、あまり疲れは感じない。山岳会の名簿の更新をやった後、いろいろ調べごとをしていたら、わあもう22:00だ。あわてて眠剤を飲む。早く寝なきゃ。生活のリズムを崩すといかん。

目が覚めて時計を見ると4:30だった。その後は5:00過ぎには目が覚めたが、結局5:30に起床。ホールに出てきた。昨日から早起きだ。眠剤の効果が薄れてきたのか。

メールチェックをするとHさんから「病院で知り合った男の子とメールのやり取りをしているのが夫にばれて、独身男性とのメールのやり取りが禁止になりました。残念ですがさようなら」とある。この「男の子」とは私のことではなくて内緒で会ったという男の子のことだろうと思うが、まあ夫としていはいい思いをしないだろう。しかたがないか。

日経コンピュータを軽く読んで特集記事を読み終えた後、昨日の夜受信したNさんへのメールの返事を書き始める。私のHPの掲示板で病気のことをカミングアウトしているが、その危険性について自分の意見を書いた。

今日は皮膚科通院だ。すでに先客が多く、私は12番目だった。おそらく地元の人たちだろうが、それにしてもみんな早いなあ。マイザーとリンデロンVGがきれているので、それも出してもらわなくては。診察では炎症が一番ひどい右足の太股を見せて、これはマイザーくらい塗らないといけないか聞いたが、リンデロンVG程度でいいと言う。

バスの時刻をエクセル表で調べ、なんとか9:30に乗れないかな、と頭の中で残り時間を計算する。会計を済ませ、数件離れた薬局に行って薬をもらう。残り5分で薬局を飛び出し、途中で銀行のATMでお金をおろして無事9:30のバスに乗れた。

病棟に戻ってすぐに体育館へ。9:50頃だったが、ちょうどドッヂボールが終わって休憩しているところだった。後半は、体育館の半分でバドミントンのネットを使ってビーチバレー、もう半分で卓球とバドミントンだった。私ははじめてビーチバレーをやったが、これはこれでなかなかおもしろい。途中足首をひねって痛かったので一度退場したが、すぐに痛みは取れてなんともなかったので再び加わった。向こう半分はしばらくバドミントンだけしてたが、いつの間にか誰もやらなくなって、みんな座ってのんびりしていた。

今日はとてもいい天気で、気温もけっこう高い。春の陽気だという。こんな日は暖房はいらないし、半袖でもいいくらいだ。昨日は卓球大会、今日も皮膚科に行ったのでオカリナを吹かなかった。散歩にでも行くか、と思って小山のピークに行き、オカリナを吹いて帰ってきた。

病室で日経コンピュータを読んだ後、日記を書いていると「今日の午後は園芸をやります」と放送がかかった。どうしようかなあと思っていると、看護婦が部屋に呼びに来た。入院したばかりの真夏にあった「園芸」はただの草むしりだったが、今日は花を植えるらしい。まあ、参加してみるか、と思って帽子をかぶり、ジャージを羽織って出ていった。

中庭の花壇にまずいろいろ蒔く。ちゃんとした園芸というのは私はやったことないが、結構めんどうくさいものだ。肥料やら油粕やらよくわからないが4種類くらい蒔いただろうか。大きな袋を私が担ぎ上げて、ご飯にふりかけをかけるようにまんべんなく蒔いていく。その後土を掘り返して混ぜ、まずパンジーの鉢を30個並べてみる。全体のバランスを見てちょうどいい具合に調整して、みんなでポットからはずしてスコップで土に植えた。その後、少し隔てたところに同じようにスノーボールを植えていく。きれいな花壇になった。今日はいい天気で園芸日和だった。「園芸」と言うと少々年寄りくさいような気がするが、「ガーデニング」と言うとすこしおしゃれな気もする。こうやって花を植えるというのは気持ちがいいもんだ。参加してよかった。作業棟で麻雀をやっていたS君やMさん、KSさんも合流して、S君がホースで水をあげる。そう言えばS君は夏にはよく花壇の水やりをやっていた。

T看護婦が自分のデジカメを持ってきて撮っていた。私も貸してもらって何枚か写した。CASIOのかなり初期のQV-200だ。36万画素だと言う。今ではおもちゃレベルでもそれくらいのデジカメがあるが、それでも当時は3万円以上したと言う。もうデジカメは買わず、今はスチールカメラで撮った写真をスキャナで取り込むらしい。

メールチェックすると、Nさんと会社の庶務の子からメールが来ている。Nさんからは「軽率だったので掲示板の書き込みは削除してください」とある。庶務の子からは、年末調整のための生損保の受取人を教えてほしい、とのことだ。手続きをいつも代わりにやってもらっていて申し訳ない。

O嬢から電話が入っている、ということでKさんから代わってもらって話をした。元気そうだ。カウンセリングは私と同じカウンセラーで、私がまだ「やっとカウンセリングに入ったところ」と言うと、O嬢もそんなもんだったと言う。「Oさん、話題をそらそうとしているでしょう」とか言われたりしたらしい。

夜、クイズミリオネアを見た。今日も1000万円の挑戦まで行った人がいたが、最終問題は不正解だった。まったくわからない問題だったら、もうドロップアウトして確実に750万取ればいいのに、と思うのだが、みんな1000万円に挑戦するなぁ。

テレビを見た後、病室に戻ってきた。これからメール書いて、その後就寝準備して寝よう。明日はヴォーカルアンサンブルの練習で外泊だ。