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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

今日は昨日よりも調子がよく、久しぶりに外をぶらぶら散歩した。
朝は確か5時半くらいに起きただろうか。その後寝たり起きたりを繰り返し、10時半くらいからずっとテレビを見ていた。日曜日の朝はTBSの「サンデージャポン」がおもしろい。最近のアイフルのCMを見て「これは金を借りる人よりも犬を買う人が多くなるんじゃないか?」と思っていたら、実際にそのCMの効果でチワワが大人気、というのを番組でやっていた。考えることは誰も同じようなものだ。

昼から彼女と一緒にパンを買ってきて家で食べ、バスに乗って元町へ。久しぶりに元ブラし、そのまま山下公園へ行って、公園沿いのいちょう並木を歩く。目に鮮やかな黄色がどこまでも続いてきれいだった。そのまま中華街をくぐり抜け、またバスに乗って帰ってきた。寒かったけど、彼女とは久々の外出だった。今月は調子を崩すことが多かったので、外へ遊びに行くことがなかった。今日はいちょうが見れてよかったが、自分の好きなもみじの赤は見れなかった。この辺ではどこに行けば見れるのだろうか。京都にいたときは、京都の山奥の紅葉が真っ赤で、それはそれはきれいだった。あの紅葉は今でも目に焼きついている。さしずめ「東山魁夷の世界」といったところか。あの紅葉をもう一度見てみたい。

家に帰ってからは撮りだめしていたビデオを観て、夕食は今日は手抜きで宅配ピザにする。けっこう歩いたのでさすがにちょっと疲れた。でもここちよい疲れである。昨日と比べると調子は上り傾向にあるので、明日はぜひともデイケアに参加したいところだ。最低でもカウンセリングは行かねば。先週もすっぽかしてしまったし、しゃべることはたくさんあるのだ。

今日はお休み。一日中寝ていた。

昨日の疲れが身体的にも精神的にも出たようである。ま、最近のパターンだ。朝はいつもの通り早く目が覚め、5時半頃だったかメールを食べ、朝食をチェックする。もとい、メールをチェックして朝食を食べた。いかん、頭が混乱していて書いていることがめちゃくちゃだ。そして起きてぼんやりテレビを観たり、また寝たり、というのを繰り返していつの間にやら15時過ぎ。体も疲れているし頭もぼ〜っとして動きが鈍い。遅めの昼食を買いに外へ出る。けだるさが全身を襲う。まるでしゃきっとしない。軽い鬱が入っているようだ。

その後もぼんやりテレビを観たりまた寝たりしてだらだら過ごす。休日だからよかったようなものの、これが平日だったらまた「やれやれ、今日もだめだったか」となるところだ。まあ焦る必要はない。少しずつ回復していけばいいのだ。明日も休みだからじゅうぶん休息して調子を整え、来週に備えよう。

昨夜の予感どおり、今日は調子がよかった。
3時頃一度目が覚めたが、もう一度寝て次に起きたのは5時半。まずネットで天気予報を確認すると、「曇り時々雨」だったのが「曇り」に変わっている。お、いいぞいいぞ。これは期待できるかもしれない。卓球大会のときとは違い、朝から絶好調である。はりきったものの、まだハイキングが決行かどうかわからない。病院に電話して確認しなければならないが、8時半くらいにならないとスタッフも出勤してこないだろう。だが集合時刻に間に合うためには8時過ぎには家を出ないといけない。とりあえず山に行ける格好をして家を出た。

8時半。横浜駅から病院に電話する。「天気がもちそうだから、行くことにする」ということだ。「うぉーっしゃ、ラッキー」と思いつつ、るんるん気分で電車に乗り、集合場所へ。だが、先に到着していたメンバーから聞いた第一声は「ごくろうさん、中止だってよ」。ががーん、さっき決行って言ったやんけ〜、なんでやね〜んと思いつつわけを聞いてみると、局地的な天気予報で午後から雨の確率が高かったので、あとから中止に決まったそうだ。う〜ん、俺なら強行突破するけどな〜。どうやらみんな8時半頃に電話して「決行」と聞いて来たらしい。すごすごとみんなして病院のお迎えバスに乗って病院へ。午前中は何もせずにだらだらと過ごす。山の上で作る予定になっていた豚汁を作ってみんなでお昼にし、昼過ぎからボーリングへ。久しぶりのボーリングはいつもの重さのボウルがなぜか重たく感じ、コントロールが定まらない。う〜、結果は超最悪。やっぱ腕の筋力とかも落ちてるんだろうか。だろうかだろうかだろう〜かぁ。でもみんなでわいわい楽しかった。

ハイキングは中止になったけど、それなりに楽しい一日だった。さすがに夕方は少し疲れを感じたが、今までほどではない。すこぶる絶好調だ。躁軽したのか?と思ったがそこまでは行ってないようだ。しかし気をつけなくてはいけない。今日の文面は少し躁が混じっているような気がする。ある意味、躁の方が鬱よりやっかいなのだ。突っ走らないように気をつけねば。

今朝は5時ごろにいったん起きたものの、いつものごとくメールチェックして朝食をたべて、そしてまた寝てしまった。8時過ぎに目が覚め、デイケアに行こうかどうか思案する。今日はわりと調子がいいような気がする。精神的にはつらくない。が、肉体的疲労が若干残っている。最近、疲労が遅れて出ている傾向がある。今日はまだ大丈夫でも、明日になると疲れが出てくるかもしれない。明日のデイケアは2回も延期されたハイキングで、それにはぜひ行きたいと思っている。今日疲れて明日行けなくなるのは嫌だ。だいじをとって休むことにした。

そしてもう一度寝てしまうと、今度は14時半くらいまで寝てしまった。起きてから昼食のパンを買ってきて食べる。じゅうぶん休息したにもかかわらず、こころなしか朝よりも疲れているような感じだ。やはり疲労が後から出てきたのか。とりあえず今日は体を休めよう。読みかけであった「精神科へ行こう」を読み終え、「話を聞かない男、地図を読めない女」を読み出した。少しだけ読んだところで、明日のハイキングの準備をする。ハイキングと行っても標高200メートルくらいの低山なのでたいしたことはないが、山に行くのは久しぶりなので妙にうきうきしてしまい、オーバースペックともいえる装備を固めてしまった。どうもこういうときに荷物を詰めすぎてしまう。本屋のメンタルヘルスのコーナーで「持ちきれない荷物を抱えたあなたへ」という本を見つけて「ああ俺のことだ」と思ったことがあるが、この性格は正直に現れる。

夕食時にニュースを見ていたら、明日の天気予報が「曇り時々雨」に変わっている。昨日までは「曇り」だったのに。降水確率も上がっている。おいおい、3度目の正直だと思っていたのにそりゃないぜ〜と思いつつ半分あきらめモードに入る。さっきまでの「うきうきるんるん気分」が急にしぼんだ風船のごとく「ぷしゅうぅぅぅ」と音を立ててしぼんでいく。うおお、なんでまた雨になるかなあ。ネットで22時発表の降水確率を見ると30%。下がる気配はない。微妙なところだが、山登りなんかずぶの素人集団のデイケアでは中止にすることだろう。そう言えばハイキングが中止の場合はボーリングの予定だった。明日はおとなしくボーリングしてよう。

それにしても、今日は肉体的な疲労もあって昼過ぎまで寝ていたが、なんとなく調子が上向き加減になってきたような気がする。「明日こそデイケアに行こう」とか気合を入れようとしても、「でも明日は無理そうだ」という予感がすることがあるし、逆に調子が悪いくせになんの根拠もなく「明日は大丈夫!」と思えるときもある。「予感」なのである。明日の調子はその予定調和なのか。本当に上向きかどうかは明日になってみないとわからないが、もしそれが本当になると、今回の「調子復活パターン」は何が功を奏したことになるのか。「卓球大会」という自分の大好きなイベントに出るために「這ってでも行ってやる」という勢いで昨日無理やり自分を押し出したのがよかったのか。はたまた、同じく「ハイキング」という自分の大好きなイベントに参加するための準備をるんるん気分でやったのがよかったのだろうか。結論を急ぐ必要はない。これからもじっくり自分のパターンを読んでいこう。

やっとデイケアに行けた。何日ぶりだろう。先週の月曜日以来か。あのときはデイケアのプログラムには最後のちょっとしか出ていない。まともに丸一日フルに参加したのは、本当にしばらくぶりだ。

朝、起きたのは6時前。とりあえず起きてメールチェックしたり朝食を食べたり。そこからが勝負だ。昨日の晩「二度寝せずに、早すぎてもいいからとにかく家を出ることにする」ことに決めた。しかし、一度活性化した脳と体をけだるさと睡魔が襲う。それに負けじとするが抵抗しがたく、かろうじて目覚ましを7時にセットして寝る体勢に入ってしまった。が、頭の中では「7時には起きなきゃ、7時には」という思いが強かったのか、けっきょく再び眠ることなく、目覚ましを止めて7時前に家を出た。体をひきずるように出て行った。必死だった。朝の通勤ラッシュはすでに始まっており、電車の中ではとてもつらかった。座れるかもしれないと思って横浜駅で一本電車をやり過ごしたのに結局座れず、必死につり革にぶら下がっていた。

着いてしまえばあとは平気だった。午前中の卓球大会に出場し、うちのデイケアAチームが優勝した。去年は入院患者として病棟代表で出場して、やはりそのときも優勝したのだが、そのときは1年後にまたこの大会に出るとは夢にも思わなかった。

午後のプログラムでは、来週の誕生日会で何の料理を作るか決めたり、あさってのハイキングの確認など、ミーティングだけで早く終わった。15時以降はクラブ活動で、水曜日はテニスをやっているグループと、「ガチンコ英検クラブ」と題して英検の勉強をやっているグループがある。調子が不安定なので今まではほとんどクラブ活動には参加していなかったが、なりゆきで英検クラブのメンバーになってしまい、来週から参考書に沿って準1級の勉強をすることになった。学生時代ならまだ英語は少しはできたが、今はすっかり頭も錆びついている。どうなることやら。と言うか、毎週水曜日にちゃんと行けるのだろうか。

帰りの電車もつらかった。参加しているときは気が張っているのだろう、あまり疲れは感じないのだが、電車の中で一気に疲れが噴き出した。行きと同様、ぐったりだったが、座れたのがまだ救いだった。首と肩が異様に凝って痛い。私は疲れると首と肩が凝るのだが、なぜなのだろうか。

さて、明日はどうしようか。あさってはハイキングなので、それに向けてまた一日休みを取ることにしようか。今回は明日の朝の調子しだいで決めよう。