TOPに戻る
鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

今日はクリスマスイブ。彼女と二人でまったり過ごすはずだったのだが…。

朝3時半から起きている。また早朝覚醒だ。いやそんなことはどうでもいい。昼に彼女が来る予定だったが、微熱があって頭が痛いとメールが入る。昨日の風邪がひどくなったようだ。とりあえず薬を飲んで様子を見るという。結局夕方に私が彼女の家におじゃますることになった。

自分の方は調子はそんなに悪くない。ただ咳が出て黄色い痰が出るので、気管支をやられているっぽい。体自身は元気でしんどくはない。時間が空いたのでせっせとお掃除。本の整理をしてますます本棚がきれいになった。床に積みあがっていた雑誌も思い切って捨てることにして、その分部屋が広くなった。ユニットバスの掃除もした。年末に向けて、というより金曜日に友達が来るので最近は掃除を一生懸命やっている。

なんだかんだやっているうちに咳がひどくなってきた。あんまりひどいから彼女の家におじゃまするのは遠慮することにした。しょっちゅう咳こんでは痰を吐いているようでは来訪できない。その旨を彼女にメールすると、即電話がかかってきた。残念そうだ。が、やむを得ない。ただ、彼女が姪御さんに渡すプレゼントをうちに隠していたので、それと自分から彼女へのプレゼントを持って行ってすぐ帰ることにした。玄関先でプレゼント交換だけして今日はおしまい。彼女からのプレゼントは財布だった。今使っているのがだいぶくたびれていたのでちょうどよかった。彼女にはリングを送った。リングといってもさだこが出てくるあれではない。指輪である。喜んでくれてよかった。

夜になると喘息まで出てきた。彼女とメールでやり取りしてると「明日病院へ行ったら?」と電話してきた。明日はデイケアのクリスマス会&大忘年会だが、言うとおり午前中に病院へ行ったほうがいいかもしれない。どうも気管支炎っぽい。今週は予定がまだまだある。特に週末のGSO合宿は歌いまくるので、呼吸器に難があるとまずい。週末までには治さなければ。

昨日の風邪がひどくなってるかもしれないと覚悟していたが、それほどでもなかった。早目に薬を飲んだのと、栄養ドリンクが効いたのかもしれない。喉が少し痛いのと鼻がつまっていて少し体がだるい程度だ。それだけでも立派な風邪の症状だが、いつもなら熱が出て全く体が動かないところだ。私は発熱に弱い。体温が37℃を超えると動けなくなってしまう。

そんなこんなで、今日はいろいろとやらなければならなかったことを休み休みかたづけた。一つやってはごろっと寝転がって一休み、そしてもう一つやっては一休み。おかげで部屋の掃除も少し細かいところまでできたし、年賀状も無事書き終えて投函できたし、会社へ送らなければならない書類も送れたし、いらない本をまとめて本棚が少しすっきりしたりした。そうそう、彼女へのクリスマスカードも書いたしデイケアクリスマス会のプレゼント交換用の品も買ってきた。体は多少しんどいが精神的な調子は悪くはない。

自分のがうつったのか、彼女も今日は風邪気味だった。朝起きたら喉が痛かったらしい。バイトが終わってうちに来たときまではそれほどひどくなかったが、買い物に行っている間に気分が悪くなったという。明日は二人でのんびりクリスマスイブを過ごすことにしているが、二人とも風邪っぴきかもしれない。

二人とも風邪をひいているからよし、というわけにはいかない。今週は予定が目白押しなのだ。25日はデイケアのクリスマス会兼大忘年会。26日は診察。夜は山岳会の忘年会の予定になっているが、今になってもまだ場所も決まってなければ人数確認もない。みんな忙しいのでうまくまわってないようだ。多分お流れになるのかなあ。27日は同じ病院に入院していた友達がうちに来る。28日〜29日は歌仲間のお遊び合宿。めいめい好きな曲をもちよって歌いまくり、2日目は観光。今日は何の曲を持っていこうか、昔の愛唱曲集を見ながら品定めなんかもやっていた。楽しみである。だからこれ以上体調を崩してはいか〜ん。

今日は彼女の誕生日。ハリーポッターを観て茶しばいて夜景のきれいなイタ飯屋でディナー。以上。

実は朝から喉が痛いなと思っていたのだが、映画を観ている最中に急に痛みが増してきて、悪寒がして冷や汗が出始めた。どうやらいつの間にか風邪をもらってしまったようだ。映画を見たあとに薬屋に行って風邪薬と栄養ドリンクを買って飲んだ。本当は外を出歩いてイルミネーションを楽しむ予定だったのだが、こんな状態なのでディナーの時間まで喫茶店でぐったりしていた。彼女にはちょっと悪かった。でも予約していた店に連れて行くと喜んでくれたのでよしとしよう。夜景はきれいだったし料理はおいしかったのでよかった。

明日は生きてるだろうか。とりあえず風邪薬と眠剤を飲んだので落ちることにする。

昨日ソフトボールをやって体が疲れたので、今日はおそらくその疲労が残っているだろうと予想していたが、思ったとおりだった。朝起きたら全身が筋肉痛。今日は堂々と休んでいいのでもう一度寝る。寝る寝る寝る。14時過ぎまで寝たろうか。

起きてから、昼食を買いに外へ出る。寒い。というか冷たい。空気が凍るように冷たく、そして雨が降っている。近くのパン屋でパンを買ってきて食べる。年賀状をもう書かなきゃ、と前から思っていたので今日やることにする。図案作成と年賀状ソフトの住所録のメンテはもうやってあるので、とりあえずプリントアウトはPCに任せておけばいい。そうやって印刷をセットして、今度は近くのドラッグストアにこまごましたものを買い物に行く。戻ってきて、年賀状の最後のしあげに一言ずつメッセージを書いていこう、そう思ったがなんか頭がまわらない。少しまだ疲れているようだ。まあ無理することもないので年賀状は放っておいてまた布団に潜り込む。そしてまた寝てしまった。

そんなこんなで今日は終わった。少し低調だけどそれなりに過ごせた、と言うかとりたてて今日やらなければならないこともなかったので、それほど影響はなかった、というべきか。明日は彼女の誕生日。とりあえずハリポタでも観ようか、ということにしているが、混んでるかなあ。交通の便が悪いがその分比較的すいている穴場の映画館に行くつもりで、しかもそこは座席指定なので、12時くらいに行って13時40分からの回のチケットを買っておいてから昼食に行く予定なのだ。実は1年前のクリスマスにも全く同じことをやってうまくいったので、今回も大丈夫だろう。

やっと動けた。デイケアに行けた。

朝3時45分起床。起きたくてこの時間に起きているわけではない。いったん目が覚めて、眠れなくなるのだ。しばらくメールチェックやネットサーフィンする。そして5時頃また眠たくなる。そのまま寝てしまい、気づいたら昼過ぎ…、というのが今までのパターンだった。今日は7時半頃目が覚めた。目が覚めて、そして体が動く。おお、動くではないか。こんな当たり前のことにこんなに感動するとは。昨日までは二度寝してしまったら、途中で目が覚めても体が動かずにまた寝てしまっていた。

とりあえずたまっているごみを出しに行った。新しいPCを梱包していた段ボールもまだそのままだったので、かなりすっきりした。いそいそと外出する準備をし、いざ病院へ。

しかし、駅へ歩いていく途中で気がめいってきた。やばい、調子がいいと思いきや、少し鬱が入ってきた。引き返して布団にもぐりこみたくなった。でも「行ける所まで行ってやろう」そう思って駅まで行った。

なんとか電車に乗り、横浜で乗り換える。ちょうどラッシュアワーで、人込みから逃げ出したくなるのを必死に我慢して電車になだれ込む。当然座れるはずもなく、「次の駅まで」そう思いながら必死につり革にぶら下がっていた。最後にわずかだが座ることができて少し落ち着いた。

バスを乗り継いでなんとか病院へ。病院についたときには気分はだいぶ落ち着いていた。よかった、あのままだと午前中のスポーツは見学かと思っていたが、参加できそうだ。少し寒いが外のグランドで久々にソフトボールをやった。バットを思いっきり振り回すと気持ちがいい。

しかし昼食を食べてからデイケアルームのソファで休んでいると、急にどーっと疲れを感じてきた。今週ずっと寝たきりだったのに、いきなりソフトボールなんかやるから体がびっくりしたようだ。う〜ん、これは最後までもちそうにない。午後のプログラムを省略してさっさと帰ってきた。

帰ってきておとなしく寝てればいいものを、彼女の家に遊びに行ってしまった。プレステのゲームをちょっとやってみたかったのだ。私は基本的にゲームはやらない。嫌いというわけではなく、はまって抜け出せなくなるのが怖いのだ。だから自分ではゲーム機は買わない。人の家でしかやらないことにしている。「はまりやすい性格」だということは昔から自覚していて、そのために「はまりやすそうなもの」は極力避けてきた。ゲーム機を買わないのもそうだし、学生時代にマージャンに誘われても参加しなかった。というかルールも覚えようとしなかった。ギャンブルにも一切手を出さない。せいぜいジャンボ宝くじを買うくらいだ。

この「はまりやすい性格」というのは実は今の病気に大きく関連している。自分で区切りのいいところでやめることができない。やりだしたら誰か止めてくれるまで、あるいは疲れ果てて動けなくなるまで猿のようにやり続けてしまう。うつ病の人にありがちな性格だ。そしてはまり過ぎて抜け出せなくなると○○依存症という病気になってしまう。入院中にいろいろ本を読んだり他の患者の話を聞いて知ったことだが、うつ病と依存症、そして拒食症や過食症などの摂食障害(も依存症のひとつだが)とは密接な関係がある。事実、アルコール依存症の治療で入院したのに、アルコールは絶ててもその後にうつ病になってしまった、という人が何人もいた。摂食障害の患者の多くはうつも併発していた。入院して何ヶ月も一緒に暮らしているとお互いにどんな人間かわかってくるものだが、私は他の患者から「お酒が飲めなくてよかったね。お酒が飲めたらきっとアルコール依存症で入院してたよ」と言われた。

話が脱線したが、だからまあゲームは自分の家じゃなくて人の家でやることにしている。帰ってくる途中でだいぶ落ち着いたので、バイトが休みの彼女の家に遊びに行ったのだ。幼稚園児の姪御さんと猫とも遊んで、また夕食をごちそうになって帰ってきた。子供の相手は少し疲れるけれど、たまにはこうやって遊ぶのも気晴らしになっていい。

明日から世間は三連休だ。まあ私も最近は勝手に連休にしてしまってるが、この三日は堂々と休める。あさっては彼女の誕生日だ。かわいそうに、クリスマスと近いため、今まで誕生日とクリスマスをいつもまとめられてたらしい。とは言え、確かに22日に誕生日プレゼントをあげて24日にクリスマスプレゼントをあげるのもなんなので、22日はディナーをご馳走して、24日は家でまったり二人で過ごすことにした。22日はせっかくだから夜景がきれいなお店を予約したら、通常の倍の値段の「クリスマスのスペシャルディナー」しか選べないらしい。う〜ん、向こうも商売だからしかたがないとは言え、こっちはあくまでもクリスマスでなくて「誕生日祝い」なんだけどなぁ。そんなことお店に言ってもしかたがない。