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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

昨日は日記を書かずに寝てしまった。夜しんどくて横になったらそのまま寝てしまったのだ。2時頃目が覚めて眠剤を飲んでまた寝た。

昨日から腹が痛い。昨日は彼女と横浜に行ってお昼ごはんを食べて買い物する約束をしていたのに、昼前に急に腹が痛くなってきて動けないほどだったので、横浜へ行くのは中止になった。かなりひどい下痢だった。昔から私は腹を下しやすい。それも神経性のことが多い。今回は特に神経が磨り減るようなこともなければ悪いものを食べた記憶もないが、なんなんだろう。彼女が家に来てうどんを作ってくれたので昼食はそれを食べたが、そのあとも私は腹痛がおさまらずに腹を抱えてうんうん唸っていた。彼女はまた夕方来ると言ってt帰っていった。私は苦しんでいる間にいつの間にか眠ってしまって、起きたら腹痛は治まっていた。彼女は横浜に行って買い物してきたらしい。

そして、えーと今日である。朝から起きてはいたが、なんだか動く気がしない。朝食を準備していなかったが、買いに行くこともできない。11時半頃だったか、パンを買ってきて食べた。

13時過ぎ、今ならまだカウンセリングに間に合う、と思ってなんとか外に出た。が、駅まで歩いている間に気が滅入ってきた。雨が少しぱらついて来たのも関係あるかもしれない。雨くらいで行く気がなくなるなんて、お前はハメハメハ大王の子供か、と突っ込みたくなるが、実際、天気によってけっこう気分は左右されるものだ。結局、駅まで行っただけで帰ってしまった。しかもただ帰っただけではない。駅前でそばを食べて帰ったのだ。なぜそばを?パンを食べたばかりなのに。腹が減っていたわけではない。そばが食べたくなったのだ。いや、厳密に言うと違うような気がする。自分の心理分析が始まる。駅まで行って何もせずに帰るのではなく、「何かして」帰りたかったのだ。カウンセリングに行くことはできなかったが、その代わり「何かの行為を行い、当初の目的とは異なるが意味のある(現実には意味はないかもしれないが)行為をして帰り」たかったのだろう。心理学か精神分析学かなんかで「補償行為」と言ったような気がする。とにかく、心の埋め合わせをしたかっただけなのだ。腹は必要以上にいっぱいになり、帰ってからしばらくすると、昨日に引き続き腹が痛くなった。やれやれ。

夕方になった。彼女が来て一緒にご飯を食べる。あじの開きを食べていたら喉に小骨がささってしまい、取れなくなってしまった。魚の骨が喉に刺さったときの対処法はこの間テレビで見たぞ。みのもんたが司会している「危機一髪SOS」だっただろうか。よく聞く「ご飯を丸呑みするといい」という俗説は嘘で、そんなことをするとますます刺さった骨を押し込む可能性があるそうだ。正しい対処法は「うがいをする」で、それでもだめならあわてず騒がず病院へ、ということだった。覚えていてよかったよ、と思ってさっそううがいをしてみたが、じぇんじぇん取れる気配がない。つばを飲み込むと痛いので刺さっているのは間違いない。懐中電灯で口の中を照らして鏡を覗いてみると、見事に右の奥に骨がぶっすりとささっている。しかたがない、みのさんの忠告にしたがって、あわてず騒がず病院へ。桜木町の夜間救急センターへタクシーで行って取ってもらった。小指の腱を切ったり腹痛を起こしたり魚の骨が刺さったり、忙しい体だよ、まったく。

今日は午前中に栄養相談の予約を入れていたのだ。彼女と一緒に行くつもりだったのだ。

朝は4時頃に起きただろうか。もっときちんと寝たいが、いったんこの時間に目が覚めるのはもうどうしようもないのだろうか。眠剤をまた増やしてもらうのも抵抗がある。そもそも眠剤が残っているような気がして減らしてもらったのだ。それはまあいいとして、そのままずっと起きてればいいのだが、日の出とともにまた寝てしまうのは自分でも何とかならないのか。

8時半ころだったか、携帯が鳴って目が覚めた。いつの間にかまた寝ていたようだ。彼女からの電話で「頭が痛いから今日は一緒に行けない」ということだ。それなら一人で行ってこよう。それはまあいいとして、またそこで寝てしまった。

再び目が覚めると、もう家を出ないといけない時間だった。やばい、行かなくては、そう思うのだが体が動かない。やばい、行かないと。そう思っても動かない体はどうしようもない。ずんとなにか重いものがのしかかったような感覚。そしてまた眠りに落ちてしまった。

そして再び目が覚めたのが11時半頃。もうどうしようもない。キャンセルの電話を入れることすらままなかった。あ〜やってしまったよ。また自己嫌悪に陥る。過ぎてしまったことはしかたがないが、理由を説明してまた予約を取り直さないといけない。理由を説明するのが精神的に負担なのだ。自分の過ちを病気のせいにしているようで、言い訳の道具に使っているようで気が引けるのだ。カウンセラーは「だって病気なんだからしかたがないでしょう。調子が悪くて休むのは悪くないですよ」と何度も言っているから、気後れする必要はないのだが、どうしても自己嫌悪に陥ってしまい、気が引ける。うつ病についての理解が浅い人に説明しても、どうしても言い訳と取られてしまうような気がして、気がすすまない。

とは言え、ダイエットは続けないといけない。今週は内科の診察にも行けなかった。これはキャンセルの電話をちゃんと入れたし、同じ時間帯に何人も予約をしている人がいるから医者が待ちぼうけをくらうということはない。なので、そっちはまあいいのだが、栄養相談は栄養指導室で栄養士とマンツーマンで行う。栄養士に待ちぼうけを食らわせてしまったことになるのだ。ああ、気が重い。

外はひどい土砂降りだ。自分の気持ちも土砂降りである。明日は晴れるだろうか。

昨夜は夜中3時半くらいに目が覚めて眠れなくなったので起きた。PCに向かっていろいろやっていた後、テレビをつけるとニューヨークヤンキースの試合を生中継した。どうやら松井が2打席目でホームランを打ったそうだ。お〜すげえ、やるじゃないかと思ってテレビを観ていたが、中継は5時で終わってしまった。その後また寝てしまった、と思われる。記憶がないのである。12時半くらいに目が覚めて、はあ今日はやっぱ昨日の疲れが出たかな〜などとのんきに思っていた。いつ頃寝てしまったのかは覚えてない。

昼過ぎになってもいまいち調子が出ない。彼女に電話して「今日も行けなかったよ」と話すと、「じゃあうちに来てテンとでも遊べば?」と言う。テンとは彼女の家で飼っている猫で、「うる星やつら」に出てくるテンから名前を取ったらしい。関西弁をしゃべる猫なのだ。それは置いといて、猫と遊んでると心がなごむ。癒されるのだ。まさにアニマルセラピーというところか。しかし今日は調子がいまいちで外に出る気になれなかったので、結局自宅で休むことにした。そして5時半くらいまでまた寝てしまった。

明日は9時半から栄養相談の予定だ。彼女と一緒に、いろいろ資料を持っていってここ1ヶ月のダイエットの報告をしよう。何を言われるだろうか。体重は減ってはいるが、栄養管理はそんなに厳密にはやっていない。彼女が作る夕食は、ご飯の量を減らしたり魚中心のメニューにしたり野菜を多く取り入れたり、と工夫はしているが、作る前に何の栄養群から何カロリー、と計算して作っているわけではない。ヘルシーっぽいメニューにして後からカロリーを計算している、というおおざっぱなものだ。それでもまあ効果は出ているが、もっと厳密にやれと言われたらどうしよう。かなりめんどくさくなってくる。そもそも今夜のメニューを決定するのにまず考えるのが「冷蔵庫に何が残っているか」なのだ。栄養のバランスも考えているので、材料もいろんなものを少しずつ使うことになる。毎日その日に使う分だけを買って使い切る、ということは現実にはできない。なので、冷蔵庫の余りものから使っていくのだが、これはどこの家でも当たり前のことだろう。それでもってダイエットメニューになるようにカロリーを厳密に考えて、となると苦労しそうだ。もっとも、本当に苦労するのは作ってくれる彼女なのだが。

ようやく病院に行って診察を受け、書類を書いてもらった。今日を逃すともうあとがなかったのでぎりぎりセーフだ。朝起きたのは6時。3時半頃に一回目が覚めたがもう一度寝て、ほんの少ししか寝た気がしなかったのに次に時計を見るともう6時だったのだ。これから彼女が来る8時まで何とか持ちこたえるのだ。気合で起きるのぢゃ。とがんばって、何とか一緒に病院へ行けた。気合が勝った、と言いたいところだが本当に鬱で調子が悪いときは気合云々でどうこうなる話ではない。今日はまあ調子が割とよかったのだろう。

病院へ行って診察を受け、書類を書いてもらった。そのままデイケアに出てもよかったのだが、わざわざ彼女についてきてもらったので、一緒に帰って途中で買い物することにした。元町へ寄ってぶらぶら。彼女はTシャツを買ったり安いアクセを買ったりスカートを買ったりしていた。元町はチャーミングセールの真っ最中で平日の昼間だというのに、かなりにぎわっていた。と思っていたら急に調子が悪くなって立っているのもしんどくなった。人込みで疲れたのだろうか。それとも朝からずっと起きている(のは普通は当たり前なのだが…)ので疲れが出たのだろうか。ショッピングは中止してバスで帰ってきた。帰ってきてから少し寝たら回復した。夜はそのまま調子がよかった。やはり「疲れたら休む」のが真理だろう。ロシア人もそう言っているし。これは男声合唱曲「ゆうやけの歌」の一節であるが、わかる人にしかわからないか。

う〜ん、やっぱだめであったか。今日は朝から病院に行って傷病手当金の書類を主治医に書いてもらおうと思っていたのに、行けなかったのだ。朝はちゃんと起きたのだが、もう少し、というところでまた動けなくなってしまった。もうちょっとだったのだが。しかたがない、明日に行こう。明日こそ行けないとまずいので、バイトが休みの彼女に迎えに来てもらって一緒に行ってもらうことにした。最悪の場合、彼女に行ってもらって書類を書いてもらってくることになった。予約を取り直した内科の診察が午前中に入っているが、それもまたキャンセルしなければならない。予定が狂いまくりである。なかなか自分の思い通りにことが進まず、非常にはがゆい。この体さえちゃんと動けば。そう、体さえちゃんと動けばそもそもとっくに会社に復帰しているはずなのに。当初の予定から休職の期間がだいぶのびのびになってしまっているが、今の状態ではまだ到底勤務できるとは思えない。あせらずに、そう自分に言い聞かせるのだが、自分自身じれったくて悲しくなってしまう。

午後には整形に行って小指の状態を見てもらった。固定の具合はこれでよいらしく、ギプスを自分で着脱する練習をさせられた。必要なときにはギプスを外してまた元に戻すことができないと困るからだ。