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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

昨日は20時半頃に眠気がきたのでそのまま寝た。21時には寝ただろう。眠剤の効果が早く現れだすのは自分にとっていい兆候だ。前の入院のときもそうだった。しかしやはり0時に目が覚める。もう一度寝ようとするが10分で目が覚め、追加眠剤をもらって飲む。そしてまた寝るが、今度は2時50分に目が覚める。微妙な時間だ。追加眠剤をもらえるのは3時までなので、もらうとしたらすぐに看護師室に行かなければならない。が、もう一度寝ることに挑戦した。そうすると3時過ぎに目が覚めた。やっぱだめだったか。そう思って、でもホールに出てきてから一服し、もう一度病室へ戻る。こうなったらもう寝ようなんて思わずに静かに音楽を聴いていよう。そう思ってCDをかけて横になる。すると4時過ぎまで眠れた。これだけ寝れば十分だろう。ホールへ出てきて日記を書いている。朝一の体重を量ってみる。毎朝できるだけ同じ条件で体重を量っているが、長い目で見れば少しずつ減ってはいる。しかし今日は昨日と同じ。あんなに運動したのに。でもまあ便秘4日目ということを考えれば、昨日と同じというのはそれはそれでいいのかもしれない。

あくびが出たのでまだ眠気が残ってるかと思い、もう一度病室に戻って音楽をかけながら寝ようとするが、結局眠れず、起きて本を読み出した。この間買った「新うつ病はかならずよくなる」という本だ。うつ病について書かれた本としては、今まで読んだ本の中で、一番実践的で、自分の中で納得が行く記述も多い。まだ全部読んでないが、今後の参考になるかもしれない。

いつもの通り食後は散歩し、そして9時20分ころから作業棟に行く。体力テストの結果はいつもどおりの4。一般トレーニングの消費カロリーは今までの最高値を記録した。徐々に体力もあがってきているようだ。体重は若干減った。また3日便秘が続いていたのが今朝解消されたので、そのおかげもあるかもしれない。

作業棟の前の広場でデイケアの連中がバーベキューの準備をしている。今日は先日のバレーボール大会の打ち上げで、パスタとバーベキューを作ってみんなで食べて、試合のビデオを見る、という予定だ。私は病棟の昼食もあるしダイエット中なので、作るだけで食べないのはつまらないだろうから参加しないつもりだったが、火起こしをやってるのを見るとおもしろそうなので、とりあえず見てるだけでもいいから参加することにした。しばらくして作業棟のの調理室に行くとパスタの下ごしらえをしている。「何かやることありませんか〜?」と声をかけ、ジャガイモの皮むきを手伝う。パスタは麺から手打ちで作るらしい。なかなか本格的だ。

12時前になったので病棟に戻る。あくまでも私は入院患者。病棟のご飯をいただく。ここの病院の食事は、「病院にしては」まあ普通かなあ。不満を持っている人は多いが、私は別にグルメでもないので特に不満はない。

昼食後、一服してからまた作業棟の前へ。バーベキューはまだ始まってない。パスタの準備に時間がかかっているのだ。やがてトマトソースの手作りパスタが運ばれてきてみんなで食べ、バーベキューをやる。さらに和風パスタも出てきて最後に杏仁豆腐でしめ。しかし私は何も食べていない。みんなに混じって会話を楽しんでいたり片付けを手伝ったりしていた。これだけ食べて一人350円。いっぺんにたくさん作れば安いものだ。私は食べてないので払っていない。

15時半頃から暇なので音楽を聴きながら横になり、考えごとをする。今の自分の課題となっている「入院しているときと家にいるときでは自分は何がどう違うのか」ということを自分なりに探ろうとした。朝起きたとき、朝食を食べるとき、時系列にしたがって病院にいるときはこんな気分でこんな行動をして、家にいるときはこうで、そういうことをぼんやりと考えていた。

放送で目が覚めた。「17時半になりました。夜のお薬を飲みに来てください」え?17時半?夕食が17時からなのに、いつの間にそんなに時間がたったのだ?ホールへ出ていくとみんな薬を飲むために行列している。夕食のときに私が来なかったど看護婦はデイケアから帰ってきてないと思い込んでいていたそうだ。一人で冷えた夕食を食べた。ひとりぼっちは寂しい。動物占いで「こじか」というのは当たっているかもしれない。

夜、彼女から病棟へ電話がかかってきてしばらく話す。バーベキューに参加して自分だけ食べなかった話をすると「よくそんなことできるね」と言われた。自分の欲求を抑えることに慣れてしまっている自分にとっては、みんながうまそうに食べているのを見てもほしいとも思わないが、本当はほしいのかもしれない。「感情鈍磨」という言葉が朝に病棟の人と話していて出てきたのを思い出した。ロボットのように作られた自分。自分の本当の感情が自分ではわからない。

それにしても夜も眠い。夕方寝てしまったのにまだ眠い。今週から水、木もエアロバイクを漕ぎだしたから疲れがたまっていたのだろうか。まだ20時10分過ぎだが、眠剤も飲んだしもう寝てしまおう。明日から外泊だ。1週間ぶりにしゃばに出られるのは楽しみだ。

昨日も0時頃に目が覚めた。もう一度寝ようとしたが10分くらいで目が覚めたので追加眠剤をもらって飲む。そして次は2時半に目が覚る。もう一度寝ようとしたが、やはり10分くらいで目が覚めl、またもや追加眠剤。そして4時ごろ時目が覚め、眠れなくなったので起きてきた。途切れ途切れだがそれぞれ熟睡感はあったようで、寝たりないということはない。21時に寝て4時に起きるのであれば7時間寝たことになる。普通7時間も寝れば十分であろう、

今日は灰皿当番。朝食後一服したところで喫煙所の灰皿をきれいにする。朝一番だけど、夜中に目が覚めて一服する人や、眠れなくて早い時間からずっと起きている人なんかがいて、けっこうたまっている。普通の病院だったらこんな灰皿掃除なんか、掃除のおばちゃんかなんかがやるもんだが、この病院では患者が交代でやる。ここは病院と言うより合宿所と言った方が近いかもしれない。食事もベッドで食べるのでなく、ホールと呼ばれる広い部屋にテーブルが並んでおり各自の席が決まっていて、そこで食べる。普通の病院だと入院患者はパジャマを着ていることが多いが、ここではみんあ普段着。要は普通の生活を送っているのだ。基本的に体の病気ではないので、みんな日中は散歩したりホールでゲームをしたり歓談したりして過ごしている。

木曜の午前は病棟の体育館レク。今日は卓球とバドミントンをやった。どちらも地味なスポーツに見えて、やってみるとかなりハードである。ダッシュの連続でかなり汗をかいてしまった。実習に来ている看護学生で元卓球部だった人がいたので、久々に真剣な卓球ができて楽しかった。

それにしても蒸し暑い。私は超汗かきで、しかもアトピーを抱えているため汗をかくと体が痒い。運動をした後にすぐにシャワーを浴びれるわけではないので、ビオレパウダーシートというのを愛用している。これで体をを拭くとかなりすっきりする。汗をかく分水分も多くとるようにしている。みんなたいていは500mlのペットボトルあたりを買ってきて飲んでいるが、私は「脂肪の代謝を促進させる」というスポーツドリンク「VAAM」の粉末を大箱で買ってきてペットボトルに入れて溶かして飲んでいる。1日1.5リットルは飲んでいる。これで少しでもダイエット効果が出ればいいのだが。

ところで汗を大量にかくので、家から即乾性の登山用シャツをたくさん持ってきたが、今のところmont-bellのウィックロンが一番乾きが早い。その次がポリエステル100%とだけ書かれているやつだ。ダクロンのシャツもあるが綿が30%入っているのでいまいち乾きが遅い。ウィックロンは洗濯機で脱水しただけでもうほぼ乾いた状態になっている。今週末の外泊でmont-bellのシャツをもう1枚くらい買ってこようか。

昼食後、今日も作業棟へ行ってエアロバイクを漕ぐ。今日は午前中の体育館レクの疲れのせいか、消費カロリーが少し低かった。しかし、やらないよりはましだろ。それにしても体脂肪、文字どおり体に着いた脂肪はどのタイミングで減っていくのだろうか。また、どこの脂肪から減っていくのだろうか。この辺については最近いろいろ考えるところがあって、書き出すと長くなるからやめておくが、ちゃんとした運動生理学の本を読んで自分なりの効果的なトレーニング方法をあみ出してみようかと考えている。

午後からは先週に引き続き病棟レクでソフトボールをやった。今日は晴れてはいないが雨も降っておらず、そんなに気温も高くなくてちょうどいいくらいだった。最初はフリーバッティングをやっていたが、人数が増えてきたので途中から試合となった。今日はスポーツ三昧だ。なかなかいい当たりが出なかったが最後にスリーベースヒットを打ててちょいと満足。

15時からシャワーを浴び、出てきたら彼女が来ていたので夕食まで畳のところに座って話をする。彼女は毎週面会に来るのが楽しみらしい。お互いの1週間のことなど、とりとめのない話をしているうちに時間はあっという間に過ぎていった。

なんだかんだやってるうちに20時になった。寝る前の薬の時間だ。下剤を4錠もらって飲む。この前の浣腸騒ぎの後、毎食後に便通をよくする薬が出ているし、昨日もおとといも寝る前に下剤を2錠飲んだのに、また便秘3日目だ。薬の副作用だとはわかっているが、それにしても頑固だ。「明日の朝出なかったらまた浣腸」と看護師には言われている。やだなあ、もう。

昨日も寝つきはよかったが23時頃に目が覚め、追加加眠剤をもらって飲む。0時半再び目が覚める。。もう一度寝ようとするが1時頃に再び目が覚め、寝ようとしても20分くらいで目が覚める。しかたがないので2度目の追加眠剤をもらいにいく。そして3時半頃目が覚め、もう一度寝ようとするが20分くらいで目が覚めるのでホールに出てきた。あまり眠たくはなく、割と頭はすっきりしている。細切れだけどその都度熟睡はできているのだろうか。

水曜の朝はシーツ交換。朝食を済ませるとさっさとシーツ交換をする。普通の病院ではシーツ交換は看護師がするものだが、この病院では患者が自分でやる。ここは病院と言うより社会復帰を目指す人達の施設、という色合いが強いためか、それとも単なる看護師の手抜きなのか。

今日の午前のデイケアは、水曜日なのでいつもならグラウンドでソフトボールをやるところだが、雨が降っているので体育館で何かすることになった。しかし湿気のためか、体育館の床がちゃんとしたシューズを履いてもつるつるすべり、どのスポーツも危なくてできない状態だった。みんなで何をやろうか考えた結果、体育館全体を使った「大だるまさんが転んだ」大会となった。いや〜、これはこれで疲れた。じっと静止しているというのはとてもつらいものだ。しかも静止している時間、つまりインターバルが異常に長いのだ。汗もかかずカロリーも消費しなかっただろうが、とても疲れた。

昼食後、薬を飲んですぐに作業棟へ。これから水、木と昼休みにもエアロバイクを漕ぐのだ。作業棟に行くとデイケアのメンバーも何人か漕いでいる。昼休みは自由に使っていいので、私と同じように昼休みに漕いでいる人が何人かいたのだ。いつのもの通り30分の一般トレーニングをこなす。水、木と言わず他の曜日も昼休みに漕ごうかな。作業療法とダブルヘッダーになるが、よりダイエットに効果的だろう。しかし、急激なダイエットはリバウンドしやすいとも聞くし、あまり無理をし過ぎないほうがよいのだろうか。

売店で「猫びより」という猫の専門誌が売っていたので思わず買ってしまった。彼女の影響と、毎朝の散歩のおかげでなんだか最近猫好きになってしまった。「夏号」と書いてあるから季刊なのだろうが、それにしてもこういうペット本というのが病院の売店に置いてあるくらいだから需要はけっこうあるのかなあ。某CMの影響ではないかと思えるくらい世の中はいつの間にかペットブームになっているのだろうか。

その後はデイケアの午後の部へ。何でもいいから各自デイケア棟に何かを取ってきて、その重さを当てる、というゲームをやった。体重計を使って実測し、ぴたりなら100点、誤差が100g以内なら50点、1kg以内なら10点というものだ。2チームに分かれての団体戦だったが、うちのチームで見事ぴたり賞を出した人もいて見事勝利した。15時以降のクラブ活動はとりあえず今週は出ないで病棟に戻り、風呂に入る。

夜は音楽を聴きながら猫の本を眺める。猫は写真でもかわいいが、やはりしぐさがかわいいと私は思う。また明日も猫と遊ぼう。

昨晩、早めに20時半就寝。0時に目が覚め追加眠剤をもらって飲む。そして次に目が覚めたのは2時半。また追加眠剤をもらう。あれ、2回目なのにサイレースだ。まあいいや、と思って飲む。でもまた3時半に目が覚める。トイレに行ってから喫煙所で一服し、また寝る。そして4時半に目が覚め、これを書いている。途切れ途切れだが、割と熟睡はできているようで、頭のぼんやり感や体のだるさはない。夢も見た記憶がない。眠りが浅いときは夢をたくさん見るのだ。結局飲んだ眠剤はベゲタミンB2錠、ダルメート、サイレース5mg、ロラメット。わかる人はわかるだろうが、けっこうな量である。

朝食の後は日課の散歩。今日は雨が降っているので、作業棟の前の屋根の下でオカリナを吹き、その後廊下にたむろしている猫たちと遊ぶ。と言ってもみんな警戒心が強くて、近づくと逃げていくので少し離れてしぐさをみているだけ。猫のしぐさはかわい。見ているだけでこんなにも癒されるのはなぜだろうか。今週末の外泊のときに猫のえさを買ってきて、これから手なづけることにチャンレンジしてみよう。

作業棟へ行っていつものメニューをこなす。体力テストの結果も昨日と同じ。一般トレーニングはまたも消費カロリーがあがった。体力は上がっているようだ。でも体重はあまり減らない。その後はデイケアへ。火曜日の午前中は料理と園芸。どちらか好きな方に出ればいい。実は通院していたときは火曜日の午前中は行ったことがなかったので、はじめてなのである。これからは園芸にでも出ようかと思ったが、今日は雨でお休み。デイケアルームでしばらくおしゃべりした後、作業療法士の実習で来ている学生さんに関するクイズをやった。

火曜日の午後は患者懇談会。13時半から。だが、私は音楽を聴きながら寝てしまっていて、多分眠ってはいなかったとは思うが、放送が聞こえなくて5分遅刻してしまった。病棟からの連絡を聞きそびれてしまったが、他の患者から聞いたところによると、これから外からの電話は患者に取り次がないことになったらしい。長電話をする人が多く、院内のFAXが送れなくなるなどの支障が出ているかららしい。患者には「だれだれさんから電話がありました」ということだけが告げられ、こちらから公衆電話でかけなおさないといけないらしい。ちょいと不便になった。でも他の6つの病棟ではどこもそうなっているらしい。でも他の病棟では携帯電話の使用を許可しているところもある。検査のため精密機械などがある外来棟から遠く離れたこの病棟には携帯の電磁波の影響を受けそうなものはない。それなら携帯くらい使わせてくれたっていいのに、なんだか納得いかないことの多い病院である。

昼過ぎから看護実習に来ている学生さん達とちょっと話をする。学生と言ってもみんな准看護師の資格を持っていてすでに病院で働いており、正看護師になるための実習なのだ。看護師の本音などをいろいろ聞けておもしろい。

16時半頃から、前に入院していたときにも日課だったヨガの体操をやる。隣のベッドだった人がくれた小冊子に10種類のヨガのポーズが載っていて、自律神経の調節にいいらしい。やってる体がほぐれて気持ちがよくなる。本当のヨガならこのまま瞑想状態に入るらしいが、その域に達するのは困難だろう。

夕食後、なぜか婦人科の医者から呼ばれた。精神科と内科が中心で、大きな総合病院ではないこの病院では、婦人科の医者が皮膚科やその他の科の医者として活躍しているそうだ。呼ばれたのは昨日の血便の件でだ。直腸触診をされてしまった。結局、お尻の穴が「すこ〜し切れてますね」ということらしい。ああああああああああああああああ。ちにてんてん、なのかあああああ。

いかん、睡眠障害はひどくなっていっている。いつもどおり21時に寝て、最初に目が覚めたのが23時。いつもは0時くらいなのに、2時間しかあの量の眠剤がもたないのか。追加眠剤をもらって飲む。そして次に目が覚めたのが1時。また2時間しか寝ていない。今度はもう一度寝ようとするが、数十分おきに目が覚めて、3時過ぎにホールへ出てきて一服。追加眠剤は3時までと決まっている。2回目をもらいそこねた。タバコを一本吸ったら病室に戻り、どうせ眠れないだろうからと音楽をかけて横になる。そしたらけっこう眠れて、4時半に目が覚めた。そこでもう一度ホールに出てきてこれを書いている。

朝食のメニューはご飯に味噌汁、そして納豆と牛乳。他の人にはさらに副菜がついてるが、私はダイエットメニューなのでこれでおわり。納豆をご飯にかけて食べ、味噌汁を飲んで牛乳を飲む。朝は毎日味噌汁と牛乳が出るのだが、この取り合わせもなんだかな〜という感じである。

朝食後は日課となりつつある散歩。猫と遊んでオカリナを吹く。警戒心の強い猫が多いが、えさをやって手なづけている人もいる。私もえさを買ってきてあげてみようかな。ちゃんと去勢手術をした猫もいて、病院内の野良猫というより、みんなで飼っている、という感じだ。

8時40分ころからストレッチを開始し、作業棟に行く準備をする。9時になったので作業棟に行ったら、鍵がかかっていて入れない。中から作業療法士が出てきて「早い、9時半から」と言われた。いつも9時過ぎには開いていて、エアロバイクも勝手に使っていいようになっているのに。午前中は作業療法とデイケアのダブルヘッダーなので、早く始めたかったのだがしかたがない。「10分前には開けますから」作業療法士のその言葉を聞いてから、作業棟の裏手へまわり、これを書きながら時間をつぶすことにする。ちょうどベンチがあって灰皿もある。しばらく一服してゆっくりしよう。

作業棟が開いたのでいつもの通り体力テストから始める。やはり「6段階中の4。優れている」と出た。確かに持久力という面ではあまり衰えてないようだ。その後もいつもの通り30分の一般トレーニング。やるたびに消費カロリーがあがっていく。今日も最高値が出た。体力も少しずつあがっていっているようだが、私の今の目標は体力をあげることでなくてやせることなのだ。体脂肪を減らすのだ。それは目に見えた数値でなかなか出てこない。

エアロバイクを漕いだ後は体育館へ行ってデイケアに合流。なかなか忙しい。今日は前半が卓球とバドミントン、後半がバレーボールだった。私は元卓球部なのだが、他にも卓球経験者がいて、久々にレベルの高い卓球ができた。

昼食後、13時前までは横になって音楽を聴き、体と神経を休める。その後デイケアに出る。デイケアは今日はしばらくは団欒タイムが続いた後、ミーティング。今後の予定である海水浴やキャンプのこと、それから先日のバレーボール大会の打ち上げのことなどを話し合った。

デイケアの後はカウンセリング。最初に自分がハイテンション気味らしいことを話す。そして、自分が最近思っている、「あれだけ長い間調子が悪かったのに、入院したら1週間で調子がよくなったのはなぜだろう。自宅と病院で何が違うのだろうか。違うところはいっぱいあるが、どの違いが自分の調子を左右する要因となっているのだろうか。その要因を特定して、退院してからまたぶり返さないために、自宅に戻ってから入院時と同じような環境を作れないだろうか。要するにその要因を自分の住環境の中に盛り込めないだろうか」そういうことを話した。

カウンセラーの意見は「病院はあくまで病院で、それを自宅で再現するというのは少し違うんではないですか」ということだった。そういえば一番最初に言われたことでもあるが、「自分以外のものを変えようとしてもだめ。変わるのはあくまでも自分」ということを思い出した。それでは入院しているときの自分はどういう心の動きをしているのか。そこを見出していくことが必要だろう。

5日間便秘が続いていたので病棟に戻ったら看護婦に浣腸された。すると血便が出た。看護婦さんにお尻の穴をまじまじと見られて「痔ではないわね」と言われた。とりあえず様子見ということで、また血便が出たら検査するそうだ。やだなあ。そういやドラッグストアでバイトしている彼女から聞いた話だが、痔の薬を買っていくのはおばさんと、そして若いきれいな女性が多いという。