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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

今日は一日中父親のPCに向かっていた。どうもウィルスにやられたらしく、使っているとどんどん処理が重たくなってきて固まってしまうらしい。アンチウィルスソフトを起動してもすぐに落ちてしまう。どうやら常駐してアンチウィルスソフトも見張っている強力なウィルスに感染しているようだ。なんだかんだ試したり、マイクロソフトにも問い合わせたそうだが、結局OSの再インストールをしないといけない、と言われたそうだ。しかしそれは素人にとってはかなり難しい作業だ。だからこのタイミングで私がやることになっていた。

まずはバックアップ。マイドキュメントのファイルやらお気に入りやら、それからOutlookのデータを全部エクスポートしたり、見落としがないかチェックしながらMOにコピーしていく。そしてインストールされているアプリケーションの一覧を作成し、それぞれのメディアが、CD-Rなりダウンロードしたファイルなり、何らかの形で存在することを確認し、さらにシリアル番号が必要なものはそれがあることを確認する。これを確認しておかないと怖くてクリーンインストールはできない。

ようやくバックアップも終わり、Windows2000をクリーンインストールする。これ自体は簡単なのだが、これからがめんどくさい。各種デバイスドライバをインストールしては再起動して、ということを繰り返していく。その間の待ち時間が結婚長いのだ。MOの動作確認、プリンタの動作確認、スキャナの動作確認…。各種ペリフェラルがOKなので、アプリをインストールする。おっとそうそうその前に、ネットに接続できることを確認してWindows Updateをかけ、アンチウィルスをインストールしてパターンファイルを最新に更新した。これは重要だ。

バックアップしたファイルをMOからHDDにコピーしている際にいきなりウィルス警告が出た。マイドキュメントの中のファイルも感染しているものがあるようなので、MOに対してウィルススキャンを行うと、5つのファイルが感染していた。それらが無事駆除されたので、改めてファイルのコピーを行い、Outlookのデータをインポートしてお気に入りのファイルも元に戻す。あとはかたっぱしからアプリをインストールしては動作確認していくだけだ。しかしまあ、これらもまためんどくさくて、なんだかんだやっているうちに夜になってしまった。WebCamをつないだものの、相変わらずMSN Messengerで音声の通信ができない。なんでかなあ。

今日は台風で外は大変だったが、ちょうど一日中家でやることがあってちょうどよかった。昨日台風が来ていたら大変だった。結婚式の帰りで大荷物だったのだ。明日ようやく横浜に帰る。3年ぶりの帰省はちょっと長いようで短いようで長かったのだ。

今日は弟の結婚式だった。披露宴に出席するのは、数えてみるとこれで19回目だったのだが、実は身内の結婚式というのははじめてだった。弟が新郎をやっている、というのを見るのはなんだかとても不思議だった。私は4人兄弟(全員男)の2番目なのだが、今日結婚したのは四男である。実は一番早く結婚したのが一番下、ということになった。私は表向きは結婚したことにしてあるが、実は籍を入れていないのだ。私が会社に復職してから、ということになっている。

それにしても木曜日からけっこうハードなスケジュールを組んでしまってどうなることかと自分で思っていたが、なんとかなっている。今日も疲れたが、前ほどの疲れではないし、毎日朝起きたら前日の疲れは取れていてリフレッシュできている。鬱状態から抜けてノーマルな状態に戻ってきた証拠である。このままこの状態が続けばいいのだが。

昨日は高校時代の友人と夜遅くまで梅田で飲んで(私は飲んでないが)、終電に走って間に合った、ということをやってしまった。日々無理をしないように心がけているのに、久しぶりだからつい、というのでやってしまった。下手したら今日体が動かないところだった。幸い寝て起きたら疲れは取れていたが、この辺はまだまだ自分でコントロールする必要がありそうだ。

そして今日は大学時代の友人と、またまた梅田でお食事会。今日は昼からなので、夕方には解散となって夜に家に帰ってきた。昨日といい今日といい、久しぶりの友人に会えて話ができて嬉しかった。

しかし、実家に帰ってきてずっと違和感を感じる。自分がこの場所にいる、ということが不思議でしかたがない。もうここは自分の居場所ではないのだ。自分の家は横浜にある。私は高校時代に戻って高校時代の友人と会い、大学時代に戻って大学時代の友人と会い、自分が生まれ育った場所に戻ってきて郷愁を感じるという時間旅行に来ているのだ。しかしそれはあくまでも旅行であり、非日常なできことである。自分の日常生活を切り取って、過去から切り取ってきたピースをはめこんだ時空間。今はその真っ只中にいる。

それも明日、弟の結婚式が終わって横浜に戻れば終了する。私はまた現実世界に戻るのだ。横浜での彼女との生活をエンジョイしつつ、どうやって病気と付き合っていき、どうやって会社に戻ればいいかを悩む日々がまた始まるのだ。

今日は昼前に家を出て、彼女を新大阪駅へ送っていった。木金と仕事が休みで、土曜日がどうしても休めないので今日横浜に戻るのだ。彼女が大阪に来て見てみたい聞いてみたいと思っていたものが3つあって、それらは「ネイティブな関西弁を聞く」「エスカレータが関東と逆で、右側に立って左側を空ける」「ど派手なファッションのおばちゃんやギャルを見たい」である。これらのうち「関西弁」「エスカレータ」は昨日体験できたのだが、「ど派手なファッション」は見ることができなかった。あんまり変わらないねえ、という感じだった。もっとも昨日行ったのは清水寺だったので、そういうところにはあまりそういう種類の人間はいないかもしれない。

と思って今日新大阪へ行く途中、ちょっと梅田によって阪急のあたりをうろうろしてみた。しかし、見当たらない。首都圏とちっとも変わらないのだ。前はもっとこてこてな人、見かけたもんやけどなぁ。そう感じた。今回の帰省は私にとって3年ぶりなのだが、お店の人たちも標準語でしゃべったりしていて、なんだか京都や大阪がどんどん東京化していっているような気がする。もっと個性的な街だったはずなのだが。大阪がこんなことでいいのか?と思ってしまった。アメリカ村あたりへいったらもうちょっと違ったかもしれん。

新大阪駅で彼女を見送ったのは13時半。もうちょっとゆっくりできるとよかったが、今日は彼女の姪の誕生日でもあるし、明日からまた一週間仕事があるし、早く帰りたかったようだ。そして私は20時から梅田で高校時代の友達と約束がある。実家までけっこう時間がかかるのでいったん帰るのはめんどうで、ネットカフェで時間をつぶすことにした。と言うわけで今は梅田のネットカフェからこれを書き込んでいる。こんなところからでも日記が更新できるのは便利なものだ。それにしてもちょっと梅田をあちこち歩き回ってみたが、えらく変わったものだ。知らないビルが建っているのはいいとして、一番驚いたのはどでかいヨドバシカメラ。横浜店なんかしょぼ過ぎると思えるほどどでかい。これはすごいわ。

今日は朝から調子がよかった。9時頃に家を出て新横浜に向かい、新幹線に乗ろうと思ったら、3つくらい先の新幹線の指定席しか取れなかった。平日の昼間だからとたかをくくっていたが甘かった。仕方がないのでいったん駅の外に出て時間をつぶし、10時50分ののぞみで京都まで来た。

京都駅からタクシーで四条京阪へ向かい、四条駅のコインロッカーに荷物を放り込み、八坂神社から清水神社まで歩いて、もう一度四条京阪に戻ってきて電車で実家に戻ってきた。ああ今日は疲れた。これで終わり。