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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

最近はちょっと日記をさぼっていたが、状態は安定している。会社と復職に向けて話を進めているところだ。

横浜市も4月からいよいよゴミの分別が細かくなる。一部のモデル地区では先行で始めていたが、私の住んでいる地区でもいよいよ開始されることになった。今日からうちでも分別を始めてみたが、やってみると超めんどくさい。今までは適当だったのに、これは何ごみ?といちいち確かめて分別しなければならない。

他の自治体ではどうかわからないが、横浜市では「家庭ごみ(燃やすごみ)」「使用済み乾電池」「スプレー缶」「燃えないごみ」「プラスチック製容器包装」「缶・びん・ペットボトル」「小さな金属類」「古紙」「古布」これらを全て分別しなければならない。他に粗大ごみやパソコン、家電リサイクルなんかもあるが、これらは滅多に出ないからいいとして、めんどうなのが「プラ」と「古紙」。古紙というのは新聞紙や段ボールだけだと思っていたら、再生できそうな紙類はほとんど古紙に入るのだ。よく見るとお菓子の箱なんかにもちゃんと「紙」のリサイクルマークが書いてある。今まで気にしたこともなかった。

3個パックのヨーグルトの場合、容器と包装は「プラ」、銀紙のフタは「家庭ごみ」、下の台紙は「古紙」。ツナ缶を開けたら、缶自体は「びん・缶・ペットボトル」で、フタは「小さな金属類」。ダイレクトメールなどの封筒は、住所が透けているビニールの部分を取って、それは「家庭ごみ」、封筒本体は「古紙」。ティッシュペーパーも、箱自体は「古紙」なのだが、取り出す部分のビニールみたいな部分は「プラ」。プラスチックぽいものでも「プラ」のものと「家庭ごみ」のものとあるので、もうわけがわからん。わからんものはとりあえず全部家庭ごみにまわすしかないのだが、全部まじめにやっていたらノイローゼになりそうだ。今のところペットボトルはちゃんと洗ってラベルをはがしてつぶして分別している。どこまで続くやら。

横浜市が各家庭に配布した「ごみと資源の分け方・出し方」には品目別一覧表があって、それを見たら何がどの種類のごみかたいていはわかるようになっている。たとえば、

アイスピック 小さな金属類
アイロン(プラスチック製) 家庭ごみ
アイロン(金属製) 小さな金属類
油紙 古紙(雑誌・その他の紙)

など、けっこう細かく載っているのだ。暇だからそれを全部エクセルに打ち込んでみた。全部で537品目あった。一度電子化しておけば、検索しやすいかと思ったが、あまり意味はなかったかもしれない。オートフィル機能を使って「小さな金属類」だけを表示する、というような使い方はできるのだが。それにしても、この一覧表を見ても不可解なことは多々ある。たとえば同じポケットティッシュでも、

購入したポケットティッシュの包装 プラ
もらったポケットティッシュの包装 家庭ごみ

などとわかれていて、なんやねんそれ、と言いたくなる。
せっかく作ったので、このエクセルファイルがほしい人は連絡をくださいな。

今日は7時半くらいに起きることができた。病院の予約は10時半なので時間の余裕はある。朝食のロールパン2個を食べて洗濯する。

病院へ行ったらめちゃめちゃ混んでいた。10時半ちょっと前についたが、1時間以上待たされた。デパスを飲んだら調子がよくなったことを話したら「灯台元暗しでしたね」と言われた。散々いろいろな薬を試してきたが、服用している人が多い(ということはメジャーで効き目がある)デパスを今まで処方されなかったのは運が悪かったのか。今日はデパスを増量して、ドーパミンの分泌を促進する薬は中止された。

会社の健康管理室に持っていく詳細な診断書は、今日中に書いてもらえることになった。明日取りに行こう。ちゃんと書いてくれているかなあ。なぜ「詳細な診断書」というものが必要かと言うと、普通に「診断書を書いてください」とお願いすると「通常業務が可能な状態である」という簡単なものしか書いてくれない医者が多いから、あえて「本人を復職させるにあたって会社としてどういう点に配慮すればいいのか」ということを詳細に書いてもらうためのフォーマットを用意して書いてもらうのだ。

昨日、今日はずっと安定している。先週までは不安だらけで「今後自分はどうなるんだろう」「たとえ会社に復職できたとしても、やっていけるのだろうか」という思いが頭をぐるぐるまわって離れなかった。しかし、今は「なんとかなるさ」とかなり気持ちが前向きになってきた。デパスの効果だろうか。

朝7時頃目が覚めたものの、しんどくて起きれない。8時に目覚ましが鳴ったが、やはり起きれない。そして9時に彼女に起こされて、ようやく起きた。8時から9時までは眠っていたわけでなく、「起きないと〜起きないと〜」と思っていたのだが、なかなか動けなかった。職場復帰したら、遅くとも8時までには起きないと間に合わないのに。朝がつらいのがこの病気の特徴だが、そんなこと言ってられない。

光療法を試してみることを考えた。光療法とは、太陽の光を浴びることによって脳内のセロトニンの分泌を促すという療法で、主に冬季に調子が悪くなる「季節性うつ病」に効果があると言われている。季節性うつ病は日照時間が短い北欧などで多く、その辺りでは光療法はけっこう行われているという。しかし日本ではあまり認められていなくて医者も勧めない。そもそも私は季節性うつ病ではないし。しかし、崖っぷちの今はなんとか希望がありそうなものにすがりつきたい。悪徳商法や宗教はこういう心の隙間をねらってくるのだろうなあ。

光療法について調べたが、専用の機器は10何万円もするうえに、「午前中に機器の前に座って照射される光を2時間浴びてください」という、ちょっと無理がある療法だ。とにかく目覚めをよくするために他に何かないか調べたら「サンライズクロック」と言うのを見つけた。設定した時刻の90分前(設定で60分、30分も可能)から徐々に明るくなって、時刻になるとアラームが鳴るという照明器具だ。いきなり目覚ましが鳴ったり明るくなったりするのでなく、少しずつ光を照射することによって交感神経の働きを徐々に活性化していき、自然に体が目覚める効果がある、と書いてある。そう言えば会社の嘱託医もそういう製品がある、と以前話していた。値段は2万円ちょいなので何とか手が届く。安く売っているところを探したがなかなか見つからず、楽天市場で1件だけ扱っているショップがあって、送料込みで18000円くらいだったので注文した。

最近食が細くなった。夕食も軽めなのだが、朝と昼も少ない。一昨日の朝食はスティックパン2本、昼食も同じくスティックパン2本。昨日の朝食はロールパン2個、昼食はインスタントラーメン(具なし)。今日も朝食はロールパン2個、昼食はインスタントラーメン(具なし)と昨日と同じ。間食はしてないが、あまりおなかはすかない。いいのか悪いのか。体重は少し落ちた。

ナスと挽肉のカレーをまた作ってみた。今回は玉ねぎを徹底的に炒めてみた。先週は飴色になるくらいまで炒めてから煮込んだのだが、今日は飴色になってから、さらに半分焦げるくらいまで炒めてみたら、かなりおいしくできた。手間はかかるが、その分だけおいしいものが食べられて幸せである。

さて、明日は診察日だ。主治医に職場復帰のための詳細な診断書を書いてもらうようにお願いしなければならない。ご機嫌を損ねないようにうまく話をもっていかなくては。

8時頃起床。一日を通して調子はまあまあ。ちょっと低めの時もあるが、そのときは無理せず休んでいる。

22日に病院へ行って、詳細な診断書を急いで書いてもらうためにどうすればいいだろう。どう話を持っていったらいいのか色々考えたが、とにかく緊急で崖っぷちであることを説明して、土下座してでもお願いするしかない。口頭で依頼するだけでなく、きちんとした書式で書いた紙を依頼書があった方がいいだろうと思い、ワードで作成した。なんとか理解してもらって診断書を書いてもらうしかない。

8時前に起床。7時頃に目は覚めていたのだがなかなか布団から出られない。朝はちょっと低めのスタート。薬を飲み、効いてくるのを待つ。が、低い状態が続く。今日は効き目が悪いのか。昨日ばたばたして疲れたから、回復が遅いのか。それで薬の効き方も変わってくるのだろうか。

午前中ネットで調べ物をしていた。自分の持っているPDAシグマリオン3ではモバイル用の接続にPHSカードを使っているのだが、実際はほとんどモバイルをすることはない。PHSはもう解約してしまって、その代わり外でネットする必要があるときはFOMAに接続してやろうと思っている。だが、シグマリオン3用のFOMA接続ケーブルは8000円以上もするのだ。なんでケーブル一本でそんなにするの?と言うことで純正品以外で、安いけど動作確認が取れているものがないか、あるいはオークションで安く出てないか、あちこち調べ回ったが情報が見つからない。どうやら純正品を買うしかないようだ。でもまあ、今はほとんどモバイルすることもないから、別にいいかあと思ってあきらめた。

とかなんとかやっているうちに、ちょいとしんどくなってきた。朝は低めだったのだが、PCの前に座ってあれやこれややっていると、しんどいのを忘れてしまった。しかしここが間違い。11時半くらいに疲れを感じて横になったら、2時間くらい寝てしまった。う〜ん、こんなことでは復職できないぞ。できなくても無理矢理するしかないのだが。もう少し休み休みやるとか、できるだけ疲れをためないようにしなくては。

先週知人が入院した、という知らせを聞いていたので、13時半頃に家を出てお見舞いに行った。山岳会でずいぶんお世話になった人なのだが、私は活動にも集会にもぜんぜん参加していない幽霊会員だったので、ほんとご無沙汰だった。他にもお見舞いに来ていた懐かしい会員と再会し、18時の病院の夕食の時間までみんなで喋っていた。個室だったので気兼ねなく話ができた。仲間っていいなあ。