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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

カテゴリー:お仕事

昨夜もなんだかんだやっているうちに、寝るのが0時近くになってしまった。だらだらしていると、あっというまに時間は過ぎていくものだなあ。

今朝は7時のアラームで目が覚めたものの、すぐには起きることができずに7時半に起きた。なんだか体がだるい。朝から体がだるいのはなぜだろう?また調子悪化のサインなのだろうか。先が思いやられるが、とにかく無理はしないように気をつけなければ。

そして8時半くらいから11時半くらいまで寝てしまった。なぜか体が疲れている。そんなに対して疲れるようなことはしていないのに。なぜ?昼を過ぎても体がだるい。なんでなんだ。とりあえず明日1日会社に行けば、また土日が休みだが、こんな調子で大丈夫なのだろうか。ほんと、来週からは自分が「これくらいならできる」と思った量の半分くらいの仕事しかできないという前提でスケジューリングする必要があるだろう。肩の力を抜いたり深呼吸をしたり、と言ったことも忘れている。

昼過ぎくらいから夕方くらいまでまた寝てしまった。どうやら、いろいろ昨日の夜、ネットで調べ物をしているうちに、没頭してしまって相当肩に力が入っていたのが原因のような気がする。適度に休憩を入れてリラックスするのも深呼吸するのも忘れていた。

とりあえず夜に風呂に入ったら回復したが、また明日は仕事だ。明日会社に行けばまた土日休めるが、来週からが不安だ。本当に仕事のペースを落とさせてもらわないと、つぶれてしまうのは時間の問題だ。落とさせてもらわないと、というところが実は難しい職業なのだが。自分が1.0の仕事を引き受けたとしても、仕事を進めていくうちにいろいろと問題点が出てきたりして、それが1.2や1.5、2.0と膨れあがっていくことが多いのだ。そこを抱え込んでしまうとオーバーフローしてしまう。膨れあがった0.2や0.5の部分を、うまいこと上に伝えて他に振ってもらう、ということができないと自分自身を守れない。みんないっぱいいっぱいで非常に苦しいのはわかっているが、でも「みんなごめん、でも私はこれ以上は無理です」ときっぱり言えないと、やがて自分がつぶれてしまう。

実は、私が復帰して初日に振られた仕事を「いきなりそれをやるのは無理です」と断ったせいで、代わりにやることになった協力会社の人がゴールデンウィーク中も出勤するはめになった。申し訳ないことこの上ないのだが、まあそれは何年も休んでいて出てきた人間にそれだけの仕事をアサインしようとしていたプロジェクトリーダーのミスである。そう割り切っていくしかない。会社は病気に対して理解を示してくれているし、こちらが訴えれば対応してくれる。だから、自分でイエローサインを出すしかない。なんとか自分で自分を守るのだ。

昨日は22時半くらいに寝たが、寝付くのにちょっと時間がかかった。今日は6時50分起床。うん、これくらいに起きるのがちょうどいいだろう。5時だと早すぎるし、8時を過ぎると余裕がなさすぎる。途中5時くらいには目が覚めたが、また眠れた。昨日までのように、疲れも溜まっていない。でも少し眠気が残っていて、油断したらまた二度寝しそうだ。濃いめのコーヒーを入れて飲む。

会社へ行って仕事をする。仕事は今後スケジュール的に余裕が出てくると思っていたが、あとからあとから問題点が発生し、自分のタスクが膨れあがっていく。他に振ろうと思ってもみんないっぱいいっぱい。どうなるんだ、いったい?とにかく、自分の身は自分で守らねば。

ところで、エンジニアとしての経験は思ったほど鈍っていなかった。心配していた技術的なスキル面では、とりあえず今の仕事では最新の技術を駆使して、というわけではないので助かっている。仕事をやればやるほど、いろいろなことを思い出してきて、それが今は楽しい。楽しいけど、やはり没頭していつの間にか時間が経っていることがある。ちゃんとブレイクタイムを取らなければ。

今日は昼食を社員食堂で済ませ、時間に余裕があったので、仮眠室へ行ってみた。以前に調子が悪いときにときどきここで休んでいた。狭い部屋にマッサージチェアが3台ある。なかなか高機能なマッサージチェアで、至福の時を過ごせる。利用するときは入り口の台帳に日付と名前と所属部署を書くのだが、1日2〜3人しか利用していない。これだけ社員がいて、これだけストレスを抱えているから、もっと利用者がいそうなものなのに、あまり利用されていないのが不思議だ。リラックスする暇もみんなないのか。

帰ってきたら少し疲れを感じたが、先週ほどではない。シャワーを浴びてヨガの体操をやって、ゆっくりと体を休める。明日からの3連休で、また調子を整えよう。ここで連休が入るのはいいのか悪いのか。昨日までの3連休は疲れを取るのにちょうどよかったが、ここで連休が入ると、ようやく慣れ始めた体がなまってしまうような気もする。まあ、かと言ってどこかへ遊びに行くつもりもないし、ゆっくり勉強でもしよう。

昨日は寝たのが23時頃だった。生活のリズムをコントロールするためには、もう少し早く起きなくては。だが、夜は2時台とか4時台に目が覚めたものの、5時くらいまではぐっすり眠れたと思う。5時過ぎに布団から出てきた。横になっていればいいのだが、トイレに行きたくなって、一度布団から出たらもう戻る気はしなくなる。ソファに横たわって音楽でも聴こう。と思いつつメールを長々と書いていたら時間があっと言う間に経ってしまった。

今日はミーティングは自分と協力会社の人とでマンツーマンで行うものだけで、後は自分のペースで進められる仕事ばかりだったので、そんなに疲れなかった。が、スケジュールはなかなかタイトで、1日7時間半のしばりのある中で今後のスケジュールを組んでいったらかなりきつく、自然とペースがあがっていった。

そして今日、職場復帰して初めての嘱託医との面接があった。「実は躁転しました」と一言目に言うと驚いていた。そして「復帰したその日のミーティングで、さっそくだけど急ぎだからこれ今週中に作れる?と言われ、それは断りましたが、それでもけっこう仕事を振られています。まあ、なんとかこなせてはいますが」と言うような話をしたら、さらに驚いたようだった。

今までの例だと、むしろ復帰してしばらくは、現場では腫れ物に触るかのように扱われ、もっと仕事をしたいのに自分に仕事がまわってこなくて、逆にそれでフラストレーションが溜まる、というパターンがほとんどだったらしい。4年も会社を休んでいた社員に対して、いったい何を考えているんだ、と言う感じだった。「いきなりそんなハイペースで仕事をすると、すぐにつぶれますよ。とりあえずいま抱えている以上の仕事は当面受けないでください」と言われた。と言うか嘱託医自身がその場で上司に電話して文句をつけようとしたので、いやそれは自分で言いますから、と直接の電話はやめてもらった。「ちゃんと上司に自分の病気と状態について説明して、今後はもっとペースを落としてください」そう言われた。

しかし、「それにしても、去年初めてお会いした時と比べたら、見違えるようになりましたね。本当によくがんばりましたね」そうも言われた。そう、最初に嘱託医と会ったのは、去年の夏頃、やはり復職の話を人事部と進めていて、順調だったのにいきなり鬱に落ちてそれが凍結されたときだった。「今、会社の健康管理室には隔週で神経科のお医者さんに来てもらうようになったので、そちらでも相談してみてください」と人事部に言われ、はじめて健康管理室に足を運んだのだった。以前は内科の医者は来ても、メンタル面のケアをする医者は来ていなかった。私が休職している間に来ることになったらしい。だから初めて会ったのは、思い切り鬱に落ちたときだったのだ。

自分でも、今こうやって仕事ができるようになるとは正直思ってなかった。ほとんどあきらめかけていた。強引に戻ったところで、IT業界で4年もブランクがある人間なんか使い物にならないと思っていた。しかし、やってみたら案外できた。しかも毎日毎日仕事をして、しかもどんどん昔の知識やエンジニアとしての勘を取り戻してきて、それがまだ通用するのが嬉しくて楽しかった。でもそれは躁状態で突っ走っているから今はできているだけで、このまま突っ走ったら、今度こそ本当に永久に復帰できなくなるかもしれない。嘱託医のアドバイスにしたがって、とにかく自分の身は自分で守るように、必死に戦っていこう。

幸い明日からゴールデンウィークだ。うちの会社はカレンダー通りなので、金土日と休んだ後、月曜日に出勤、そして火水木と休んだ後、金曜日に出勤、そして土日が休み、というペースになるので、この辺でクールダウンしていこう。私に仕事を振っているのは上司と言うより、その上司の下のプロジェクトリーダーなのだが、その人は昨日から出張で、そのまま連休はずっと休みを取っていて連休明けにならないと出てこない。私は既に一人でプロジェクトの一部を進めており、その最初のアウトプットを5月16日までに出さないと全体のスケジュールが狂ってしまう。私のスケジュール調整も彼が出てこないとできないので、連休明けを待って改めて相談しよう。プロジェクトリーダーと言っても、実は私と同期なので、彼とはフランクに話せる。

とりあえず明日からの3連休はのんびり映画でも観るか、と思ってTSUTAYAに寄って帰った。実は今日発売&レンタル開始の「ターミナル」が観たかったのだが、見事に全てレンタル済み。やはり人気の映画で、しかも連休前だからかなあ。彼女の第一希望だった「コラテラル」を借りて帰った。明日に観たらその足で返しに行って、もう一度「ターミナル」がないか見てみよう。

昨日はよく眠れた。22時過ぎ、いや22時半くらいだっただろうか。それくらいの時間に寝て、途中で目が覚めることも1,2回しかなく5時まで熟睡できた。5時半に起きて布団から出てきた。ちゃんと眠れたので体が軽い。しかし彼女曰く、夜中に少しの間だけだがうなされていたという。月曜の夜も眠れなくて、やっと眠れたと思ったら、すごく気持ち悪い夢を見てびっくりして起きた。やはり精神的にプレッシャーを感じていると、夢の中で潜在意識が悲鳴をあげるのか。

なんとか仕事はできている。当初の予想より遙かにハードなペースだが、なんとかできている。協力会社と1対1のミーティングで5月16日までに開発する案件についての段取りもきちんと進められた。技術的な面でのスキル不足も心配していたが、少しずつ思い出してきた。エンジニアとしての勘が少しずつ戻りつつある。

しかしながら、やはりこのペースでは遅かれ早かれ、またつぶれてしまうかもしれない。今、というか今後一番怖いのは鬱状態の再発だ。それを防ぐために、自分を守るために、もっとペースを落とさなければいけないと思っているのに、どうしても首を突っ込んでしまうところもある。

PCに向かっているよりミーティングが疲れる。自分のペースでブレイクを取れないからだろう。今日は10時から11時半、13時半から15時、16時から17時半、あわせると4時間半ミーティングをやっていたことになる。7時間半の勤務の半分以上だ。みんなそんなペースで、追い立てられるように仕事をしている。そう言えば昨日、同僚に「みんな何時頃まで仕事しているの?」と聞いたら、「早ければ22時くらいかな。俺は昨日は1時半に会社を出たけど」そう言う返事だった。いくら時間があっても足りない、そういう感じだ。

家に帰ってきたらやはり疲れがどっと出たが、ストレッチというか、ヨガの体操を少しやったらだいぶ楽になった。夕飯を食べて早めに風呂に入る。風呂にはいると疲れが取れるのだ。なんとか調子を崩さないように、自分のペースを保ちながら、今日の疲れを明日に残さない、それを心がけていこう。

昨日は23時頃就寝、今朝は6時起床。途中、4時頃1回だけ目が覚めただけで、次に目が覚めたのが5時45分。6時まで布団の中で横になってから起きて出てきた。いつもより長く睡眠がとれている。職場復帰前日なので、興奮したり緊張したりして眠れないかも、と思ったが、上々の滑り出しだ。

いよいよ久々の出勤。あっと言う間に17:30になって、逃げるように会社を出て病院へ向かう。正直、尋常でない忙しさだ。特に、社内で先週末に大規模な引っ越しがあって、今朝みんな一斉に荷物整理やPCの接続をしているという状態。私は自分のPCを探すのに一苦労。やっとPCを起動したと思ったらLANにつながらなかったり、苦労してやっとつながったら、いろいろ社内のシステムも環境が変わっていて社内のイントラのページにすら接続できない。ヘルプデスクに何回も電話して設定を教えてもらい、忘れてしまっているパスワードを初期化してもらい、ようやく社内イントラのページにたどり着く。そしてそこからアンチウイルスの最新版をダウンロードしてパターンファイルを更新。とりあえずアンチウイルスソフトを最新版にしないと、Webもメールも開けられない。

この時点でもう昼過ぎ。久しぶりの先輩、同僚、初めましての後輩と昼食に行き、帰ってきてメールを受信しようと思ったがうまくいかない。これも設定が変わっているのか。悪戦苦闘しているうちに13時半。さっそく会議に出てくれというので出席する。自分が所属するチームのリーダー会。チーム内の各プロジェクトのリーダーが集まって各テーマの進捗状況などを確認。抱えているテーマは100個以上ある。その中で、担当者が空欄のテーマをどうするか、誰をアサインするか、先延ばしにするか、そういう話も出る。そしてそのうちの一つに私がアサインされた。会議は15時半で終わったが、たった2時間の会議も、今の自分にはけっこうきつい。

会議が終わって、再度設定を変えてメール受信を試み、ようやく受信成功。未読数4000件以上。延々と受信を続けるメーラの画面を呆然と眺めているうちに16時になり、私が担当することになったテーマについての打ち合わせが協力会社とあるので出てくれと言われ、またまたミーティングに出席。仕事していると会議やら打ち合わせばかりで、自分の仕事ができるのは夜になってから、という状態だったなあ、そう言えば。

ミーティングをしていて、このテーマなら簡単だしリハビリにちょうどいいでしょう、今週くらいになんとかなる?と言われるのだが、正直4年のブランクは大きい。今週くらいって、木曜日までしかないではないか。それに相当頭が衰えていて、当たり前のことが全然思い出せない。一応オラクルのDBAをやっていたはずなのに、ミーティングをしていて、トランケートってなんだっけ?シノニムってなんだっけ?情けないことにそんなレベルに落ちている。

私がいかに退化しているか、そして体力が落ちているか、現場レベルの連中は知らない。その温度差を埋めないと、どんどん仕事を振られてまたつぶれてしまう。できるだけ早いうちに、自分の状態を説明して、せめて最初くらいはスローペースでスタートさせてもらわないと、と思っているが、とにかく一緒に仕事をすることになった上司(と言っても同期なのだが)自体が忙しすぎて話もゆっくりできない。

ミーティングは延々と続いているようだったが、私は17時半になったら帰らないといけない。仮出社期間中の私の勤務時間は9時から17時半。残業は禁止されている。途中でミーティングを抜けて、4000件を超えるメールは後回しにして会社を後にする。しかし、単に引っ越ししてPCのセットアップしてミーティングに出ただけなのに、ものすごくたくさん仕事をしたような気がする。1日があっという間に過ぎていった。みんなに挨拶する暇さえなかった。

今日は通院日だったのでその足で病院へ。診察でこの一週間の状況を話す。躁状態は落ち着きつつあるが、朝は5時とか早くに起きて動き回ってしまう、と言うと、炭酸リチウムが寝る前に追加され、抗鬱剤が1錠減った。

帰ってきたら19時半くらいだったか。しかし、不思議とあまり疲れていない。なんとかこの調子でやっていけるといいのだが。