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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

カテゴリー:お仕事

7時半起床。会社に行って仕事をした。今日はそんなに疲れてない。

新しい仕事が始動した。そもそも今のチームに移るときに、「この辺を手伝ってほしい」と言われてた正に「この辺」が昨日のミーテングで遅ればせながらようやくキックオフし、今日から動き出した。きっちり期限が決まってあって、11月下旬。お客さんのシステム環境を新しくするのに、今までは新しいサーバでの新しいシステム構築が進められていたのだが、いよいよクライアントを入れ替える。サーバ環境での新システム始動が11月下旬で、このスケジュールはもうFIXして動かせない。それまでにクライアントを全部入れ替えないといけない。

入れ替える、と言っても簡単な話ではない。共通基盤部隊が作り上げた共通仕様基盤の上に、うちの独自のアプリやらパッケージを載せてキッティングし、一斉にクライアントPCを入れ替えるという、こう書いてしまったら何だか簡単なようで実はかなりややこしい仕事だ。私は内部対応で、共通基盤チームと一緒にアプリを載せるところを進める。まずは共通基盤というのがどういう仕様なのか、PCやらネットワークやら全部環境が変わってしまうので、それを知らないといけない。今はOSがXPのSP2になるよ、とか大雑把な外部仕様しかしらない。来週から大変になるかも。

会社が終わった後、生命保険のお姉さんと会って話を聞いた。実は毎月の生命保険料がけっこう高くて家計も苦しいので、保障を減らして保険料を減額するか、あるいは他の保険会社で今よりも安く組めるところがないか検討していたのだ。しかし、今の状態で保険に入れるのか。内科的な病気ではないにしろ、入院を3回、延べ日数にして11ヶ月くらいしているのだ。しかも現在も通院中である。しかもしかも、去年の人間ドックの結果は最悪で、軽度肝機能障害とか出ている。

しかしまあ、話を聞いてみないことにはわからないから、とりあえず他の保険会社に話を聞いてみることにした。今の保険の契約内容と、直近の健康診断の結果を持ってきてください、というからコピーして持っていった。はたして結果は、完璧NGだった。まず、保険に入れたとしても、同じ保障内容だと保険料は今よりも確実にあがる。これはその契約をしてから7年経っているから、というのもあるし(これは予想していた)、利率が大きく変わっているから私の「利差配当付終身保険」では今の方が不利になる、というダブルパンチだと言う。

それはそれとして、そもそも生命保険に入ること自体難しい、と言われた。いろんな人に言われたが、やはりそうなのだ。当然告知しておかないといけないことなので、うつ病で4年も会社を休んで、その間入院もして今も通院している、と言うことを話すと、もうその時点でNGだと言う。やはり保険会社の人はプロで、病気のことには詳しい。内科的な病気じゃないし、という見方はしない。オブラートに包んだ言い方だったが、保険会社としてはうつ病は「自傷行為や自殺を誘因する、死に至らしめる可能性の高い病気」だと言う。さすがリスクを買って商売しているだけあってうつ病のことにも詳しかった。

それから、検診の結果も2つひっかかる。1つはやはり肝機能。軽度とはいえ「肝機能障害」とはっきり書かれている。こう書かれていると、まずガンなどの3大疾病保障などは入れなくなる。かなり高額な保険料を払えば入れなくもないが、それでは保険料を安くしたい、という目的とははずれて本末転倒である。それからもう一つが高血圧だ。実は去年の検診のときから血圧が高い。最近自宅用にも血圧計を買ってときどき計っているのだが、血圧が高いのだ。その検診のときには、上が140を超えていた。まずこれがまずい。それから下が90を超えている。実は上の数値より下の数値の方が重要らしく、これが90を超えているという時点でやはりアウトらしい。鬱とあわせてトリプルパンチである。今日も夜計ってみたが、やはり下が90を超えている。まじでこれは病気と隣り合わせだな。

生保のお姉さん曰く、この状態ではおそらくどこでも無理ではないか、と言うことだ。「今はこのままこの保険を解約せずに大事にした方がいいですよ」と言ってくれた。まあ、とりあえず乗り換えるのは無理そうだから、減額について今の保険会社に相談するか。しかし、今の保険の担当のおばちゃんも、何度も入院してそのたびお世話になったし、なかなか切り出すのもメンタル的なハードルがあるなあ。そういう話をしたら、そのお姉さんは「しかし、義理は2年まで、と申しますから」と言う。そうか、義理は2年までなのか。この世界ではそれが共通のルールなのか?それとも他の保険会社から乗り換えさせるときに使う常套句なのだろうか。

昨日寝たのは確か22時過ぎだったか、もう少し遅かったか。外で雷が鳴っていた。目を閉じていても稲光が目に突き刺さる。今年は雷が多い。雷の被害も多いようだ。

朝、起きた瞬間「あ、こらあかん」と思った。鬱が入っている。離人感がする。ひどくはない。ひどくはないが動くのはしんどい。とりあえず9時までに会社に行くのは無理だった。9時過ぎに会社に電話し、調子が悪いけどよくなったら出社します、と伝えた。

結局会社に行ったのは10時半。先週の続きでSSLサーバでCGIのテスト。何のことはない、単にディレクトリとファイルのパーミッションの問題だった。無事PCでSSL接続で動いたのを確認した後、今度は携帯のページから、これはサーバ証明書がSSLに対応していないから通常のHTTPでアクセス。これも無事通った。しかし、このシステムは欠点があるので、それを改善する方式を考えて、その形で移行しないといけない。

会社に行ったものの、体はしんどい。なんとか終業時刻まで仕事をして帰ってきた。無理は禁物だ。今週は台風が来るからまた調子は低めだろう。気圧が低いと息が苦しい。

昨日は会社を早退してゆっくり休み、割と早く寝たのだが、なかなか眠れない。彼女も眠れないようで、一度起きて追加眠剤と牛乳を飲んだ。それから、眠くなるまでテレビでも観てましょう、と言うことでその夜に録画したばかりの電車男を観たが、結局最後まで観て寝たら0時くらいだった。夜中は何度も目が覚め、起きたのは7時半。少しだるい。

しかしまあ会社に行ってみれば今日は体調がよく、終業時刻までしんどくなることはなかった。やはり昨日早退してゆっくり休んだのがよかったのか。少しずつ自分をコントロールできるようになりたいものだ。

今日は、昨日言われた中国拠点とネットワーク接続する手順のマニュアルを作ろうとしたが、なかなかとりかかれない。先輩が以前説明してくれたのがわかりやすかったのだが、それはホワイトボードに絵を描きながら、ここがああなって、ここをこうして、そのために誰からどういう情報を集めてどこに申請書を出して、とか順序を追って説明してくれたのだ。ではその絵を描けばいいかと言うと、そう簡単なものではない。最初は大雑把な絵を描いて、それから説明しながらディテールが増えていく、という説明だったので、最初から完成図を載せたらまるでわけがわからない。と言うか、その完成図自体は資料として既にある。しかし、細かすぎていったいどこをどうやって何から手をつけていいやら、それを見ただけではさっぱりわからん、というものだ。だからまず大雑把な絵を書いて大雑把な説明を文書化し、それを順序立ててブレークダウンしていくという資料を作らないといけない。

というわけでまずドラフトを考えていたのだが、上司から新しい仕事を振られた。最近うちのお客さんのHPの一部をSSL対応した、という話をちょこちょこ書いている。CGIを使ったよくあるページで、フォームになんだかんだ書いて送信ボタンを押すと情報がどこかへ飛んでいく、というものなのだが、実はまだ一部のページで対応ができていない。それはなぜかと言うと、ホスティングサービスを利用したときに、その会社が提携している認証機関でSSLサーバ証明書を取得したのだが、それが携帯には対応していなかったのだ。残っているページというのは実は携帯からもフォームで送信できるページで、最近ではSSL対応した携帯も多いし、そっちもSSLに移したいという要望がお客さんから出ている。と言うわけで、おまけ(と言っては失礼だけど)でついてきたSSL証明書でなく、携帯にも対応している業界最大手のベリサインに乗り換えようと見積もり依頼を出している。その間に、とりあえずPCで動くページをSSLサーバに持って行って動くかテストする、ということになった。それが私に振られたタスクである。

とりあえずHTMLとPerlのソースをざっと見てみる。サーバのOSは片方はLinux、片方はBSD。でも普通にPerlとかsendmailとか使っているだけなので、多少パスが異なるところを修正し、SSLサーバにBasic認証をかけたテストディレクトリを作ってアップし、アクセスしてみた。ちゃんと表示はされた。しかし、肝心なところが動かん。CGIはとりあえず動くのだ。ちゃんとフォームに必要事項を入力してボタンを押すと、「この内容でよろしいですか」とフォームに入力した内容が表示され、「送信」ボタンを押すと「ご利用ありがとうございました」という画面が出る。しかし、その内容がメールで私に来るように設定してあるはずなのに、来ないのだ。ログにも残ってない。なんで?デバッグコーディングを入れてあーだこーだしているうちに、今日はタイムアップ。続きはまた来週。

昨日は早い時間から横になっていたが、実際寝たのは22時過ぎだろうか。起きたの5時半。ちょっと早い。なんとなく首の辺りが凝っていて、なんだかどうも嫌な感じだ。

会社へ行ったがやることがない。上司からは私用で午後から出社になったというメールが来ている。とりあえず昨日設定したログのシフト処理がちゃんと動いているか確認し、あとは昨日プリントアウトしたApacheの設定ファイルの仕様書を読んでいた。Basic認証くらいしか使ったことはなかったが、設定ファイルをいじればいろいろなことがコントロールできるのだなあ。いつか役に立つかもしれない。

すると、後ろから「調子はどう?」と声をかけられた。先々週の木曜日、私が中国拠点と日本の拠点をセキュアなネットワークで接続するというタスクをふられたときに、何をどうしたらいいか手順をレクチャーしてくれた先輩だ。以前は同じ部署で仕事をしていたが、今は他の部署で大きなプロジェクトを統括する仕事をしている。私がぶっ倒れて会社に来れなくなったので、結局その中国との接続はその先輩に部長が振ったのだ。

すみません、せっかくいろいろ教えていただいたのに体調を崩して、ちょっと重要な仕事は任せてもらえない状態で、と話すと、まあそれはいいからマニュアル作ってよ、と言われた。とにかくこの手の仕事は、みんな忙しい中、片手間でやらなくてはならないため、とにかく何をどうやったらいいか、やったことのある人に聞いてまわって、やるだけやって、その後何も残らない、ということが多い。先輩も前回に同じように試行錯誤してやったはいいが、せっかくだから何をどの順番でやらないといけないか、という手順をまとめようと思ったが時間がなかったと言う。そうだな、せっかくレクチャーしてもらったから私がマニュアル化すればいいか。

とりあえず昼食を食べてから、さあドキュメントを作成しようかと思った。が、なんかしんどい。朝起きたときから調子が悪い、と思っていたがやっぱしんどい。そう言えば先々週もこんな状態で無理してしまって、次の日からぶっ倒れたなあ。そう思って今日は早退した。とにかく無理をしないことだ。できるだけ休みたくないが、そのためには早めに体を休めること。これがなかなかできなかった。しんどいときに「しんどい」となかなか言えなくて、ぶっ倒れてから「すみません」と謝ってばかりだった。これからは早めに休むことをできるだけ心掛けよう。

昨日は22時過ぎに寝たが、さすがに寝不足だったようで追加眠剤なしで眠れた。夜中何度も目を覚ますのはいつものことで、朝は6時に起きた。首の周りが嫌なこり方をしている。風邪のときのあれだ。嫌だなあ、またかい。結局もう一度寝て8時過ぎに起きた。

会社へ行って仕事をする。午前中に残りの仕事を片づけたら、本当にもうやることがなくなってしまった。チーム自体は来月一人やめたりして体制がきつくなっていくのだが、私には仕事は振られない。先週1週間休んでしまったこともあり、期限の決められたまっとうな仕事はさせてもらえない。

午後になってから、上司が思いつきのように「SSLサーバで今公開しているページ、修正してアップする前に、お客さんに見せられないかな?」と言う。事情があってそのお客さんのホームページ本体のサーバと、SSL対応したセキュアなページは別サーバになっているのだ。本体のホームページには開発機があって、そこに一度アップし、ユーザ名とパスワードを入力しないと閲覧できないようにして、一度お客さんに確認してもらってから本番サーバにアップしているのだが、SSLサーバはそうなってない。なんせ、個人情報保護法対策として急遽SSL対応してくれ、ということで自前のサーバをかまえずにホスティングを利用してやったのだ。なんでそんなことになったかというと、ややこしいから割愛。

まあ、要するにSSLサーバには開発機というものはないのだ。しかし、本番機でもプレビューをお客さんにさせたいのだったら、それ用の別ディレクトリを作り、そこにアクセス制限をかければいいだけの話だ。「簡単にできますよ」と答えると「じゃ、それやって」と言われ、午後は定例を挟んでその対応をした。apacheのBasic認証を設定するだけで、たいした作業ではないのだが、やることができてよかった、という感じだ。

まだ本調子ではない。帰ってきてえらく疲れた。彼女も最近調子が悪く、ずっと風邪をひいていたのだが、治ったのに、なんだかしんどいという。大丈夫かなあ。二人で倒れると大変なのだ。

そう言えば、私は「前回と同じ事由で4週のうち2週休めば復職を取り消し、すなわち退職」ということになっていたのだが、そのことについて人事部に確認した。「2週休む、というのは有給休暇だろうが欠勤だろうが、とにかく同じ病気で休めばアウト」と復職時には説明を受けていたのだ。それを再度確認したのだが「あなたの場合は休職期間も満了しているし、ここは大目に見て、有給休暇や暑中休暇を使い切って本当に欠勤になってからカウントすることにします」という寛大なお言葉をいただいた。よかった〜、このままではあと4日休めば自動的にクビになるところだった。夏休みは消えたが、先週休んだ分の3日は暑休で、残りは有給休暇で充当した。でもまだまだ油断はできない今日この頃なのだ。