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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

カテゴリー:お仕事

「Webサイト制作業」というのは、もう全部いったん白紙だ。こうなったら何でもいいからやらなければ。どうやったら金を稼げるか。先日はプログラム関係のことだけを書いたが、もっと広い視野で思いつく限りのことを考えている。アドバイスをもらったり、いろいろ考えたり調べたりしているので、整理するために少しずつ書いていくことにする。

何か「形のあるもの」を作って売る

1.PCのパーツを買ってきて組み立てて売る

自作はやったことがないが、やればできそう。しかし、PCなんて今はBTOで安く手に入る時代。4万円も出せば普通に使う程度に十分なスペックのPCが買える。そういうことがわかっている人ならそっちで買うだろうし、よくわからない人はメーカー製のPCを買うだろう。何よりも「保証がない」というのは売る方にとっても買う方にとっても致命的。

2.DIYで材料を買ってきて椅子とか作って売る

DIY、苦手。技術工作とかの成績ぼろぼろだった。うちの食器棚も、説明書通りに組み立てたのになんで歪んでるんだろう。

3.花や実のなるものを育てて売る

畑がない。庭もない。

4.ビーズのアクセサリーを作って売る

ビーズは妻が昔ちょっとだけやっていたようだが、キットで作るようなことしかできないらしい。キットで作ったものは著作権があるから、人にあげるのはかまわないが、売ってはダメらしい。そもそも、妻は自分よりも体調の波が激しくて調子が悪い時が多いから、これ以上負荷はかけられない。

他に自分で作れそうなもの・・・。ん~、ありそうななさそうな。なさそうな気がする。

e-Taxで確定申告をした。はじめての確定申告で、これでいいのかな?とか思いつつ、去年は収入がなかったし、経費でいろいろ買ったのみ。新しく買ったPCが固定資産としてあるだけで、あとはゼロのオンパレード。あまり間違えるところがないし、まあ大丈夫かなあ。

しかし、ネットから申告できて便利だと思ったからe-Taxにしたのだが、いざ申告してみると、「紙を出してそれに税務署のはんこを押してもらって控えをもらう」というのがないのでなんか不安。一応国税庁のWebサイトには、

国税電子申告・納税システム(e-Tax)では、申告手続を電子的に行うため、税務署の収受日付印を押なつした申告書の控えというものは存在しませんが、受信通知及び申告データ出力分を申告の控えとして利用できるようになっております。

と書いてある。近々然るべきところに収入申告しないといけなくて、確定申告書の控えが必要なのだが、これでいいのかなあ。これでいいんだろうけど。

ん~、でも242枚分の医療費の領収書の明細を入力するのが大変だったから、紙で出した方が楽だったかなあ。

収入を得る方法として、いろんな人から「プログラムを作って稼げばいいのでは」と言われる。だが、それはそれで大きな課題がある。

自分はUNIXのプラットフォームでしかプログラム開発をしたことがない。

そもそも自分が仕事でプログラムを書いていたのは、最初の会社では15年前くらいまで。その頃はUNIXでミドルウェアのサーバ系プログラムを作っていた。その後、部署が変わってインフラ担当になり、業務アプリで使うユーティリティーの開発などもしていたが、これもまたUNIXでの開発である。いずれも言語はC。

その後は、2つ目の職場でイントラネットで使うWebアプリを開発したりしていたが、これもUNIXベースだったし、言語はPerl。それもMVCフレームワークを使っていたので実装は簡単だった。Javascriptは使っていなかったのでサーバ系のロジックだけ書けばよかった。社内だけで使うものなので画面は凝ったものではなくていいし、フォームがあるだけのシンプルなもの。

Windowsでのプログラミングはほとんどやったことがない。VC++は昔々ちょこっとだけやったことがあるが、CUIベースのコマンドを作っただけである。VBはわからない。ExcelでVBAをちょこっとやっただけだ。

他の言語というと、最近WordPressのカスタマイズをやってるので、PHPを少しやっているくらいだが、その程度なら難しいロジックなぞ必要ないし、詳しいとは言えない。Webページを作成するのに最近Javascript(と言うか主にjQuery)は少しだけ手をつけているが、あまり詳しくはない。致命的なのは、Javaを全くやったことがないということだ。(JavascriptとJavaを混同している人が多いらしいが、両者は全く別物である)

プログラムの世界を離れてずっとインフラをやってきた。今の自分にとって「プログラム開発」といえば、シェルスクリプトやらawkやPerlで管理系のスクリプトを作る程度のことだ。画面系の開発経験はゼロである。

さて、この状態から何ができるか。

Windowsのアプリを作り、シェアウェアで儲ける、という時代ではない。Vectorやら窓の杜やらに「こんな高機能なものが無料で使えるのか」というアプリがあふれている状態。Becky!や秀丸のようなヒット商品を作れればいいのだが、同じような機能のものが他にフリーであれば、自分だってわざわざシェアウェアを選んだりしない。他にないようなニッチなもの、あるいは高機能なものでないと、お金は取れないだろう。

今の時代で勝負するとすれば、Webアプリか、スマートフォン、タブレット端末のアプリだろう。いや、これらとPCのアプリが連携できるものがいい。しかし、これらもフリーで様々なものが揃っている。何か他と差別化できるもの、「これならお金を払ってもいい」というものを作らないといけない。EvernoteやDropboxみたいに便利なものが無料で使える時代なのだ。それと同じようなものを作ってもしかたがない。

今の自分の武器はインフラの知識とサーバ系プログラミングの知識、それにWeb開発で勉強した知識。それらを考えると、VPSでサーバを構築し(既にしているが)、HTML5やPHP、Perlなどを使ってWebサービスを作れないだろうか。

結局最後は「アイデア」である。なにかしらひねり出さねば。

行き詰まっている。何もかも。

Web制作業をやろうと思って張り切っていたのだが、最近の体調の変動を考えると、Web制作に限らないが、「何かを請け負う」ということができない。

先日クラウドソーシングのサイトで自分にできる仕事がないか調べたが、どうしても「納期」がネックになる。クラウドソーシングにかぎらず、何かを請け負うには当然「納期」というものが発生する。「別に急がないから、安くやってくれるんだったらやってくれ」という依頼があれば別だが、そういうものは知り合いとか口コミ経由でしか来ないだろうから、そういうものを当てにしていてもしかたがない。

結局、自分で「ホームページ作ります」みたいに「こういうサービス業をしているのでうちに依頼してください」ということになると、当然「いつまでに」というものが発生する。同業他社をたくさん調べたが、この世界も競争が激しい。「納期は守れません」などという業者はない、と思ったら、そう言い切ってるところが1つだけあった。自分と同類かもしれない。

「Web制作業」という方針は変更することを考えている。いや、変更せざるをえないだろう。「何かを請け負う」という仕事は、自分には無理がある。

働き方を考えなければ。他に収入を得る方法を考えなければ。

曲がりなりにも税務署に開業届を出したので、確定申告しないといけない。

簿記会計とか勉強不足だが、一応調べたとおりに決算の仕訳をして(固定資産の償却の仕訳と、家事按分だけで良かったのかな)、会計ソフトで確定申告書を作ってみた。

ゼロのオンパレードである。

しかし、極端に大きな数字もある。

平成26年医療費

う~む、これでも去年よりは少ないのだ。

 しかし、これはこの金額をそのまま入力すればいいという訳ではない。

病院と調剤薬局の領収書を一枚ずつフォームに入力していかないといけないのだ。そうでないと、明細の添付ができない。当たり前といえば当たり前だが。

その数、242枚。コピー機能はあるものの、大変だった。

それはともかく、収入が0円というのはいくらなんでもないだろう、と税務署に怪しまれやしないかちょいと心配である。