TOPに戻る
鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

カテゴリー:お仕事

6時20分起床。目覚めはよい。よし、1週間の折り返し点を過ぎても調子は崩れてないようだ。しかし油断は禁物。ゆっくりと朝を過ごし、出社。駅から会社までの道のりはマイチャリ「スーパーメタボ(メタリックボディの略である)」に乗ってルンルンルン。5月の風は爽快だ。って、もう暑いんですけど。

今週からスタートしたスイッチングハブのリプレース作業。毎日少しずつリプレースをやっていってるが、今日の作業も無事終わったと15時前にネットワーク業者が報告に来た。Yさん、Mさんと

「こんなに順調だとかえって気持ち悪いなあ」

「なんかどこかに落とし穴があったりしそうな気がするぞ」

そんな話をしていた矢先、私のPHS(うちの会社の電話は皆PHS)が鳴った。

「ネットワークが全くつながらなくなったのですが」

うお〜、来たよ〜今切り替え作業をやったばかりのところじゃねえか。でもつながらないのはそこのVLANだけで、他は大丈夫そうなのだ。とりあえずMさんが業者さんと現地に向かい、SEさんにコアスイッチのACLがおかしくないか調べてもらっている間、私はネットワーク監視ツールでブロードキャストストームが起きてないか、ループが発生してどこかが切れてないかを調べていた。

私とSEさんの調べた結果はシロ。私も現場に向かったところ、どうもスイッチのリプレースを行ったら、別のVLANが割り当てられてしまったようなのだ。しかしPCはDHCPサーバからリプレースされた元のVLANのアドレスを持っていて、デフォルトゲートウェイのアドレスが間違って与えられたVLANのアドレスとはセグメントが違う。それで通信できなくなっていたのだった。

結局のところ、業者さんのミスだったわけだが、そもそもスイッチへのコンフィグの仕込みが打ち合わせで提示したやり方と違っていた。どのスイッチのどのポートにどのVLANが割り当てられているか、パッチ管理表というExcelのファイルでうちは管理している。しかし、それが完全に正しいとは限らない。ユーザからの依頼でスイッチのコンフィグをいじったのに、Excelファイルの方を修正し忘れることがあるからだ。

だから、何が正しいかというと「現在スイッチに設定されているコンフィグ」なわけで、今回の移行では各スイッチからコンフィグを落として、それを元にプログラムでコンフィグ投入のスクリプトを作り、実行することになっていた。

しかし、業者さんはご丁寧にExcelの表を見てえっちらおっちらコンフィグを作っていたらしい。それで今回のトラブルが起きた。上に書いた通りの修正漏れがあったからだ。話が違うのだ〜。その後、私は定時なので帰ったがどうなったかなあ。Yさんはご立腹。業者さん絞られただろうなあ。

現場で、そのセクションのネットワーク担当と話していて、「さっきまで、今回は順調だなあ、とか話していたんですけどねえ」と言うと、

「あ〜それは言っちゃいけませんよ。言うとトラブルが起こりますよ」

そうであった。世の中はマーフィーの法則でできてるのだった。

そう言えば、今日上司に呼ばれて、契約に関しての話をした。私の今の契約は6月まで。実は短縮勤務にしたにもかかわらず、4月に3週間も休んでしまって、私は自分のクビがどうなるか冷や冷やしていた。しかし、7月以降も契約更新ということだった。よかった〜、クビつながったよ〜。そこで上司が、勤務時間をどうする?と尋ねてきた。

5月に入ってからは調子がよくて、ほとんど出勤している。季節的なものなのか、自分が少しずつ悪いパターンに入りそうなのを食い止められるようになってきたのか、短縮勤務で体が楽だから続いているのか、まあ要因はいろいろありそうだ。しかし、油断はできない。でもとりあえずフルタイムに戻すことになった。これから1ヶ月ちょいかけて、少しずつ勤務時間を前と後ろに延ばしていって、体を慣らしつつ自分の境界線を見極めていきたい。

自分を見失わないこと。躁でもなく鬱でもない今だから言えることではあるが。

今日は7時20分起床。微妙に起きる時間が遅くなっていっている。しかも今日はすぱっと目覚めたのではなく、7時の目覚ましを止めてから、う〜ん、起きなきゃ、起きなきゃ、とぐずぐずしていてやっと起きたのだ。こういう体のサイン、特に朝に関しては調子のバロメーターなので、慎重に行動する必要がある。場合によっては「疲れる前に会社を休む」勇気も必要かもしれない。知らないうちに無理をして、また1週間とか2週間とか休むよりかはずっとましだろう。でも今日はとりあえず会社に行く。

会社に行ってしまえば普通に仕事モード。この普通の仕事モードがじわじわと自分の首を絞めていっているのだろうか。とりあえず今日は仕事中も帰ってからもしんどい、ということはなかった。

今日は中国人と喧嘩した。いや、正確に言うと間に入って英語の通訳をしてくれた人と中国人のユーザとの間で口論になった。彼の端末でP2Pアプリらしき通信が3日前に確認され、2日前に調査したところ、中国製のブラウザ拡張ツールをインストールすると入ってくるプログラムが裏でP2P通信していることがわかった。無情だが本当のP2Pソフトと見分けがつかないので、そのようなソフトウェアは禁止されており、削除してもらった。

しかし、一昨日も昨日もまたその端末でP2Pらしき通信があったとのAlertがあがり、今日再び居室へ行って調べさせてもらった。しかし怪しげなプログラムは見あたらず(と言うか中国語なので何のアプリかわからん)、とりあえずその通信があった時間帯に何のソフトウェアを使っていたか本人に尋ねた。

すると、こちらは単に何のアプリの通信を検知しているのかを知りたいだけなのに、彼は自分がこちらの言うようにアプリを削除したのに、まだ犯人扱いするのか、というように責められたと受け取ったらしく、英語でまくし立ててきた。しどろもどろの私に代わって通訳に入ってくれた人が事情を説明するも、なぜか全く納得してくれず、堂々巡りの言い争いになってしまっていた。

そもそもリアルタイムに検知したその場で居室に行って調べればわかるはずなのだが、Alertが上がるのがいつも夜の9時とか、私や他のネットワーク担当が帰っている時間なのだ。そこで、とりあえず今日は調べてもわからないので、日中に検知されたときに調べに行くことにした。

はあ、まだまだ仕事はある。認証無線LANで使用している認証サーバのアプリケーションがやっとVistaに対応したのでバージョンアップしたのだが、Vista用の設定マニュアルがまだできてない。しかしMさんが「Vistaに対応しました。ただしマニュアルはまだできてません」とアナウンスを出してしまった。すると今日ユーザがノートPCを持ってきて、

「設定方法教えてください」

あああああ、教えるよりやってしまった方が早いのでちゃかちゃちゃと設定してしまった。明日は急いでマニュアル作らなきゃ。設定する各画面のキャプチャまでは終わってるから、そいつを元に一気にワードで作ってPDFに変換して社内サーバにアップしてアナウンスだーーーーっしゅ。

5時過ぎに目が覚めた。また寝た。7時の目覚ましが鳴った。とりあえず止めたけどまた寝た。8時過ぎに起床。なんだかしんどい。しかし、出社時間までゆっくりしていると、少しずつましになってきた。

会社へ行って仕事。今日から2週間、全社の半分のスイッチングハブをリプレースするという大きなプロジェクトの根幹であるリプレース作業が行われた。ユーザへの影響を少なくするのと、作業員の人数の関係で、1日で少しずつやっていき、2週間で終える。残りの半分は去年入れ替えたそうなのだが、そのときは土日に一気にやって、そしてトラブりまくったらしい。ユーザには不便をかけるが、今年は業務時間内にやることになったそうな。

そして今日は無事トラブルもなく完了。私も会社へ行ってしまえば調子があがって、無事家に帰ってきた。無理をしないように気をつけながら、まずは今週を乗り切りたい。

よく寝た!

2時頃一瞬目が覚めたものの、その後5時までノンストップで眠れた。しかも深く眠れたようで、すっきりである。こ、こ、これが伝説の「ウォーキング効果」か?

しかし、会社に行くと、連休前にどうしても調整して今日中に全社アナウンスしないといけない、というのがあることがミーティングで判明。その調整を行っているうちに16時を過ぎ17時を過ぎ、それが夜の18時とか19時にスケジュールに誤りがあることが判明し、やりなおし。Mさんは業者と必死に連絡を取り、私は必死に資料をまとめる。

気がついたら22時過ぎ。ああ、こんな遅くまで仕事をしていたら医者に怒られる。しかし、しかたがないのだ。Mさんと一緒に頑張っていたのだ。次の日はバス旅行で朝早いというのに。帰りはMさんに車で自宅で送ってもらった。同じ方面で助かった。

楽しいバス旅行になりますように。お天気は悪いみたいだけど…。

今日も6時半に起きて、会社に行った。次期ネットのキックオフミーティングがあった。さあ、これから所内の半分のスイッチを入れ替えるという大仕事の始まりだ。と言っても自分たちでやるわけではないが、ネットワーク業者と連携してスケジュール通りにこなしたい。オンスケで行くかなあ。「進捗管理表」という懐かしい物を久しぶりに見たよ。

そして今日も自分の定時を超えて残業だった。こちらからネットワーク業者に渡すものがあるのだが、それはあるソフトウェアのクライアントをPCにインストールして出力するもの。めったに使わない物で、私は使ったことがなかったので、インストールして使ってみようとした。しかしなぜかサーバに接続できない。あれやこれや設定を見直したり再インストールしたりサーバが落ちていないかサーバルームに見に行ったり。

そんな折りに、昨日私が作ったテストをSEさん達が終了したので、私が呼ばれた。SEさんは3人いたのだが、一人ずつプログラムの実行結果とソースを見せてもらい、問題文の仕様どおりの動作をするか、コーディングに欠陥はないか見ていき、解説する。

と言うのを「私がやる」とは全く聞いてなかったよ〜。けっこうな時間取られたではないか。いきなり先輩に呼ばれて「では先生解説をお願いします」と言われて、おいおいおいおい、と思ったが、私が作った問題なので、まあ当然と言えば当然なのだが。

しかしまあ、一番簡単な問題で

「引数で指定したファイルを、各行の先頭に行番号をつけて出力せよ。行番号の後ろには半角スペースが入るものとする」

という超楽勝な問題で、全員がリストにファイルを読み込んでから foreach で処理しているのにびっくりした。いったんファイルを全てメモリに貼り付けるわけ?数ギガあるようなファイアウォールのログだったらどうするの?いやまあ確かにPerlは1行でファイルの中身をリスト変数に放り込んでしまえるし、その方が後の処理が高速になるかもしれない。しかし、ファイルがばかでかい場合はどうなるのか。

普通は while を使って1行ずつ読み込んで処理をするんですけどねえ、と先輩と説明する。しかし、テストはググったり何を調べてもいい、という条件だったので、みんなググったらそういうコードが出てきた、と言う。なんだなんだ、そんな書き方が標準になっているのか?

C言語が長かった私はメモリの扱いに関しては非常に敏感なので、なんで?と思うのだが、スクリプト系の言語から入った人はメモリのアロケーションとか開放とか、そういうものを意識しないから、どういうプログラムを書けばコンピュータの中でどんなことが起こるか、ということがわからないのかもしれないなあ。

なんてやっているうちに余計な時間を食ってしまい、それが終わったら定時だった。でもまださっきの続きが残ってる。はあ、体調を崩さないように気をつけなければ。