今日も6時頃起き、予定通り結果を先に知ることもなく、録画しておいたオリンピックのサッカー男子3位決定戦を観た。めちゃめちゃ眠たかったが、頑張って観た。だけど、結果は・・・。
もうちょっと善戦してくれればよかったんだけどなあ。なでしこのように、互角に戦った上で負けたのだったらまだしも、内容的にも完全に負けていた。日本は最初からばてていたというか、足が重たかったような気がする。連戦の疲れかもしれないが、それは韓国とて同じこと。韓国の「メダルを取ったら兵役免除」という餌が相当モチベーションを上げたのだろうか。それでもベスト4という快挙である。立派なものだ。
そして夜は女子バレーを観戦。男子サッカーと同じ韓国相手に、同じく3位決定戦。サッカーとバレーは関係ないが、なんとなく今朝のサッカーの試合を観て「日韓戦になると、韓国は奮起するな」という嫌な感じがしたし、韓国にはアジア最終予選でも負けているし、苦戦するだろうと思っていた。
しかししかし、なんと3-0の快勝で、28年ぶりのメダル!自分にとってこの試合が最後の注目競技であり、最後にテレビ観戦する試合だったので、自分のことのように喜んでしまった。今までエース木村の対角には江畑が入っていたのに、今日はスタメンで迫田。それが大当たりで、川合俊一の言葉を借りるなら「迫田祭り」だった。真鍋監督の采配ずばり!
試合後なぜ迫田を起用したのかインタビューで聞かれたら、眞鍋監督曰く「韓国戦には迫田が強いというデータ通り」とのことらしい。おお、恐るべしデータバレー。テロ対策で大会運営用以外の無線通信機器が使えず、「アナリストから監督のiPadへWi-Fiを使ってリアルタイムに分析結果を伝える」といういつものやり方ができなかったが、手持ちのデータで十分だったようだ。(ちなみにWi-Fiが使えないことは大会2日前に判明し、多くの国が抗議したらしいが、結局認められなかった)
女子バレーはオリンピック出場自体が危ぶまれ、アジア最終予選で首の皮一枚で滑り込んだので、最初はあまり期待していなかった。予選リーグの試合もあまり観ていなかった。決勝トーナメントに進んだのはよかったのだが、その初戦の相手が中国だったので、「まあこれが最後の試合になるだろうし、観ておくか」と思って観たら、1セット目を中国から取って「日本、オリンピック史上はじめて中国からセットを取りました」との実況。おお、1セット取るだけでもそんな快挙なのか、と思ったら、フルセットでデュースの上、なんと勝ってしまったではないか。ここから今日の銅メダルまでつなげるとは、なでしこといい日本の女子力はすごい。日本に負けた直後、世界ランキング3位の中国の選手は泣いていた。悔しくて泣いているのか、あるいは・・・。
中国もメダルを取ったら何かご褒美があるのだろうが、ベスト8で敗退ともなると、今度は何かペナルティでもあるのだろうか。北朝鮮では確かきついペナルティがあったと聞いたことがある。その代わりメダルを取ったら家とか車とかもらえるらしいが。そういう「飴と鞭」なんぞない日本の選手がモチベーションを高く持って練習し、プレーして結果を残していることが嬉しい今日この頃。
さあて、ようやく枕を高くして眠れる。