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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

カテゴリー:IT関連

しまった・・・。

今までいろんなアドレスのメールを、自宅サーバでcronでfetchmailを実行してサーバに取り込み、それにIMAPで接続することで、どこからでもインターネットのメールを閲覧できていたのに、レンタルサーバーにしたらその手が使えなくなってしまった。PCのメールが家でしか見れない。今までは外にいるときにもスマホのアプリから自宅サーバにアクセスできていたのに。

これはどうしようもないなあ。メールはGmailとかクラウドベースに切り替えて行ったほうがいいのか?

どんどん不便になる。今日DTIから回答が来て、

「IPv6(IPoE)接続サービス」につきましては、お取り消しや解約することができかねます。

と言われた。しかし、

PPPoE接続での接続をご希望の場合は、弊社側で「PPPoEオプション」へ切り替えさせていただきます。

とも書いてある。PPPoEに戻したら元の環境に戻せるか。う~ん、どうしようか。まあ自宅サーバだと、サーバが壊れたり停電になったりしたらどうしようと悩んでもいたから、このままレンタルサーバでもいいのだが、メールの件もあるしなあ。

悩ましい。

昨日は致命的なミスを犯してしまった。プロバイダのオプションでついIPv6を試してみた。ちょっといじって戻すつもりだったのだが・・・、

戻せない。

基本的な注意書きを読んでいなかった。ああ、一度PPPoEからIPoEに変えたらルーターの設定がリモートから書き換えられて、元に戻せないのね。ということはPPPoEでマルチセッションで固定IPを使って自宅でサーバを運用することが、できなくなってしまった。

大変大変大変!

はあ、いつか何かの理由で自宅サーバが運用できなくなる可能性があると思っていたが、こんなところでしくじるとはなああ。

Linuxの環境はローカルで使うとして、問題はWebで公開しているこのブログである。他にもいろいろLinuxのシステムは使っているが、外部からアクセスするのはもうこのブログだけのはず。これだけでも外部に移行しないと、と思っていろいろやり始めた。

サーバを自由に使いたいので、レンタルサーバーよりVPSの方がいいと思って探した。さくらのVPSサーバが2週間お試しできるので、とりあえず月額990円でディスク50GBのプランを試してみた。OSにUbuntu16.04LTSを選択してインストールし、ローカルのサーバからデータを転送していると、50GBではぜんぜん足りない!ディスク容量を増やそうと思ったらかなり月額料金がかかる。これはあきらめてキャンセルした。

次にお名前.comのレンタルサーバーを試した。これは月1,430円でお試しはないが、うまくいったら固定IPで契約しているプロバイダは外していいから出費は逆に減る。今度はそれにWordpressをインストールし、ローカルのWordpressからデータを移行。とりあえずデータの移行はうまくいったが、表示がおかしい。あちこちいろいろ試していたら、どうやら子テーマのfunctions.phpが機能してないか読み込まれてないか、どうもそういうことみたいだ。うう、Apacheのエラーログが見たい。こういうときにVPSだと好き勝手できるのに、レンタルサーバーだとroot権もなければシステムファイルも見れない。SSHでログインはできたが、使えるコマンドは限られてる。はあ、不自由だ。

とりあえず前と少し見た目は異なるが、PCでは見れるようにはなった。子テーマのfunctions.phpで作り込んで、ウィジェットでPHPコードを動かすプラグインを使って「最近の記事」「最近のコメント」を自分の好みの形式で表示していたのに、それが表示されなくなった。それかえらスマホで見た時にメニューが出てこない。これも同じくfunctions.phpで作っているから。どうしたらいいのかなあ。ググっても情報が出てこない。こんな症状はまれなのか?

なんだかもう疲れた。昨日からずっと突っ走ってやったからへとへとだ。こういう時に冷静に休み休みやらないといかんのに、この性格はなんとかならんかな。ちょっと休まないと身がもたない。

昨日は大変なことをやっちまった。

このブログにアクセスした人は、つながらなくて「おや?」と思ったかもしれない。

ちょっとミスをして、それが後戻りできないので対策前進していた。

システム屋としては失格だな。

今書いているこの記事、日の目を見ることはあるだろうか。4,800記事を超えたところで途絶えたくはない。

このブログを書くのはライフワークだから。

先日、ネットの速度がめちゃめちゃ遅くなったのでプロバイダを変えた話を書いた。私は自宅でサーバを運用しているので固定IPアドレスが必要なのだが、固定IPを提供している安価なプロバイダはインターリンクとGMOとくとくBBくらいしかない。今まではインターリンクを使っていたが、試しにGMOとくとくBBを契約してそちらにつなぎ変えてみたら、いったんは速くなった。しかしまた極端に遅い時間帯があって頭を抱えた。24年前から使っているDTIのブロードバンド回線はバックアップとして残していたので、そちらに切り替えたらまだ速度は十分出ることはわかった。しかしそれでは固定IPが使えないのでサーバ運用ができない。

というような、誰が理解してくれるだろうか、という文章を書いたのだが、今日衝撃の事実がわかった。

「うちのVDSLモデムは、なんとマルチセッションに対応していた!」

のである。マルチセッションとは、複数の接続先と同時に接続し、特定の条件(IPアドレスやドメイン名)に合致するパケットを特定のセッションに振り分けて使えるという、まさに今の状況を打開してくれる機能である。

ということがわかって、設定方法を調べるのに少し苦労したが、無事セッション1をメインセッションとしてDTIにして自分が使うネット環境は高速にし、セッション2をサブセッションとしてGMOとくとくBBに設定し、サーバのIPアドレスとの通信はそっち経由にするということに成功した。サーバの方の速度は下りは2Mbpsとかとほほな数値が出ていたが、上りは数10Mbps出ていたので十分である。外からうちのサーバにアクセスするときは上りと下りが逆になるので、特に問題はない。

と、ちょっと狂喜乱舞してしまったのだ。何を書いているのかさっぱりわからない人もいるかもしれないが、まあよかったよかったということである。

具体的に書いてみよう。自分のグローバルIPアドレスやDNS逆引きのホスト名などを確認できる「確認くん」というサイトがある。WindowsのPCからアクセスすると、こう表示される。IPアドレスは153.151.xxx.xxxで、プロバイダはDTI。

Windowsの確認くん

ところが、サーバ機のデスクトップからブラウザでアクセスすると、こう表示される。IPアドレスもプロバイダも違う。IPアドレスは116.91.xxx.xxxで、プロバイダはGMOとくとくBB。fixとついているのは固定IPオプションのこと。

Linuxの確認くん

LAN内では同じネットワークに接続されている2台のコンピュータから外部にアクセスすると(サーバの場合は外部からアクセスされる場合も)、それぞれ別のプロバイダを経由して違うIPアドレスになるということである。

・・・やっぱわかりにくいか。

DTI速度

DTIは速い!

昼過ぎにPCに向かっていたら、やたらネットが遅い。昔のダイヤルアップの時代みたいだ。速度を測ってみたら、

GMOとくとくBB

2Mbpsってなんじゃい!ほんま、ADSLかよ。この前インターリンクが遅いからGMOとくとくBBにプロバイダを変更して速くなったと思ったのに。試しに一時的にインターリンクに戻してみた。いちいちルーターの設定を書き換えるのがめんどくさいのだ。そうしてもう一度計測したら、

インターリンク

なんじゃいなんじゃいなんじゃい!1Mbpsってなんじゃい!なめてんのか!ベストエフォートもたいがいだな。もっと努力しろ!

ここで最後の手段、まだ残してあったDTIに切り替えてみた。これは固定IPではないのだが、バックアップの接続手段として残してある。これはインターリンクやGMOとくとくBBとは違って大手のプロバイダだから、もう少しましだろうと思って試してみた。

DTI

13Mbpsか・・・。速いとは言えないが、まあこれくらい出たらそんなに支障はない。とは言え遅い。これはみんなが引きこもって動画を見たりしているから帯域が逼迫しているのか?そう言えばZOOMを使って学校の授業をしたり会社員が会議をしたりしているのでネットが重くなったという話を読んだような気がする。でも今日は土曜日だからそういうのはなさそうだが。

自分がネットするだけだったらDTIで接続すればいいのだが、固定IPが使えないので外部からこのサーバにアクセスできなくなる。これは本当に「いざというとき」のためなので今は使えない。

インフラって重要。