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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

カテゴリー:その他諸々

昨日の夜から今後の収入について調べていた。今はどうやって生活しているか書いたことはなかったと思うが、私の障害年金と妻の障害年金だけで生活している。私が障害厚生年金の2級、妻が障害基礎年金の2級である。私は昔そこそこの給料をもらっていたため、今は厚生年金もそこそこもらえている。しかし双極性障害で2級というのはなかなか通らなくて、3級止まりのことが多い。数年おきに診断書を提出して、そのたびに等級が見直されるのだが、数年前に非常に体調が悪かったときにちょうど診断書提出があって、そのときに2級に上がって収入が増えた(上がったのははじめて)。今はそれに作業所の工賃もあるし、まあなんとか苦しくもなくやっていけてるという感じである。

それで、来年からお給料をもらえると(もちろんちゃんと通勤できると仮定してだが)、手取りはいくらくらいなんだろう、ということを調べていた。月額報酬はいくら、というのははっきりと募集要項に書いてある。そこから所得税が引かれ、さらに健康保険料と厚生年金保険料と雇用保険料が引かれる。おや公務員は雇用保険はなかったはずでは、と調べると、「1週間の所定勤務時間が20時間以上であり、31日以上継続して任用される見込みであるときは雇用保険に加入する。」とな。会計年度任用職員の場合はあるらしい。それらをネットで調べて計算したら、う~んまあだいたい予想したとおり、これくらいになるだろうなあという感じ。所得税がかなり低く抑えられるが、これは2人分の障害者控除が大きい。年金と合わせるとかなり余裕のある生活ができる。

しかしそれは9月までである。来年の7月には障害年金の診断書の提出がある。その裁定があり、等級が変わる場合は10月から支給額が変わる。その時点で働けていたら、まず確実に3級に落ちる。パートタイムなので年金自体が打ち切られることはないと思うが(実際に働きながら年金をもらっている人はたくさん知っている)、年金額としては半分以下になってしまう。でもまあ公務員の給料があるし妻の年金もあるから余裕でやってはいける。

そして問題は来年の4月以降である。会計年度任用職員の任期は1年。その後のことは今の段階では全く白紙であるが、また体調を崩してしばらく無職だったりして年金以外の収入がないとどうなるか。生活は非常に厳しくなる。これは単に収入が減るというだけでなく、いったん収入が上がったがゆえに、後追いで支出が増えるからである。

住民税は前年の収入にかかってくる。つまり稼いだ分の住民税をその翌年に無職になってから払わないといけなくなる。そして今では収入が非課税の障害年金だけなので、住民税非課税世帯ということで国民年金も全額免除だし、健康保険料を7割減免してもらっていたり、県営住宅の家賃も6割減免してもらっていたりする。これらの免除、減免が全部なくなる。

地味にどころではなく、派手に痛い。

1年間で貯められるだけお金を貯めておいて、次に働けるようになるまで貯金を切り崩していくしかないだろうなあ。まあ体調がどうなってるかわからんが、働いて稼げたらそれでいいのだが。

今からそんな先の心配をしてもしょうがないので、まずは目の前の問題を片付けていこう。

Googleからメール来た。

20万回閲覧

私がGoogleマップに投稿した写真が20万回閲覧されたとか。

けっこうローカルなところばかり載せてるのだが、ローカルなところもみんな見てるのね。

昨日は寝るときに2回生のときに歌ったブラームスの「Drei Motetten(Op.110)」を聴きながら寝た。と言ってもこの曲は3曲とも短く、あっという間に終わってしまい、「Ave Maria」になって、「Fest- und Gedenksprüche」になって、「Geistliches Lied」になった。この「Geistliches Lied」は私はブラームスのモテットの中でも一番好きな曲である。一度歌いたい、と思っているうちについに歌うことなしに声界(?)を引退してしまった。

この2回生というのは、私が合唱団で技術系委員をやっていた年である。技術系というのは団員に練習をつける立場の人で、指揮者2人と各パート(ソプラノ、アルト、テノール、ベース)のパートリーダー、サブリーダーの10人で構成される。私はベースのサブリーダーをやっていた。ふだんはパート練習で、パートリーダーが練習をつける横で補助として音取り用のキーボードを弾いたりする。

この年の定演では、上に書いたブラームスの「Drei Motetten」と武満徹の「うた」、それからブルックナーの「ミサe-moll」をやったのだが、ブラームスはドッペル(ダブルコーラス)と言って、2群の合唱体から成る曲だった。SATBの塊が2個ある。それからブルックナーは8声の曲だった。上からSSAATTBB、つまり各パートが最初から上下の2つに別れている。ということで、パート練習は普通なら4つのパートに分かれて技術系が2人1組でやるのに、これらの曲の練習では8つに分かれて、パートリーダー、サブリーダー8人が1人ずつパート練習をつけた。

夏休みの終わり頃、毎年合宿があった。前期の演奏会が終わり、12月の定期演奏会に向けての練習がそこから始まる。この合宿というのが7泊8日と長丁場で、朝から晩まで歌いっぱなしで、楽しいのだがかなりきつい。特に技術系はずっと前で練習をつける立場なので、気を緩める暇がない。合宿は技術系はパート練習ばっかりつけていて大変なのだ。

その合宿の少し前に、ベースのパートリーダーの父親が亡くなって、リーダーが来れなくなってしまった。私はベースのパート練習を全部ひとりでつけることになってしまった。これはかなりきつかった。もともとドッペルや8声の曲は1人ずつパート練習をやるので、他の技術系メンバーとそんなに負荷が違うわけではないのだが、とにかく自分しかいない、という気負いでかなり精神的にきつかった記憶がある。合宿では途中でレクとか肝試しとかあって、他の年の合宿ではどういうことをやったとか覚えているのに、この合宿ではほとんど記憶がない。なんかそれだけ必死だったのだと思う。最終日の前日夜に「ホームコンサート」というのがあるのだが、それが終わってからぶっ倒れた。その後の打ち上げにも出ずに寝ていた記憶しかない。

まあ、それもまた懐かしい思い出である。合宿って楽しいよなあ。なんの合宿でもいいからまた行きたい。誰か合宿行こうよ。

YouTubeでいろいろ聴いているせいか、いろいろおすすめの動画のお知らせがメールで来る。昨日の夜、神奈川フィルによるジョン・ケージの「4分33秒」のオーケストラバージョンが流れてきたので見てみた。動画を見ているとシュールだ。指揮者が一応ちょっとだけ手をふる。奏者はじっとしているが、ときどき譜面をめくる。なんだこりゃ。あ、第3楽章まであるのね。笑いをこらえているようにも見える。オケだけでなくピアノもオルガンもあって、こりゃ大編成だ。ピアノには譜めくりまでいる。

一応解説しておこう。ジョン・ケージの「4分33秒」とは、4分33秒の間全くの無音という前衛的な曲である。ピアノ版やらオケ版やら、いろんなバージョンにアレンジされているが、基本的に同じようなものである。改めてWikipediaで調べたら「無音を体験しようとして入った場所でなお音を聴いたことに云々」とか書いてある。「「無」を聴くより、演奏会場内外のさまざまな雑音、鳥の声、木々の揺れる音、会場のざわめきなどを聴くものとされている。」とも書いてあり、これは学生時代に聞いたことがある。しかしまあ、前衛芸術はよくわからん。一応貼っておく。

Facebookではたまに変な広告が出てくる。普通は自分が検索したキーワード、閲覧したサイトや広告に関する広告が出てくることが多いのだが、たまに「なんじゃこりゃ?」というのがある。昨日は格別に変なのが表示された。

変な広告

変な広告

変な広告

こんな広告が表示されそうな変なサイトは訪れた記憶がないし、広告もクリックした覚えがないのだが。最近迷惑メールといい変な広告といいなんだろうなあ。夜中寝ぼけて変なことしてるのだろうか。(は!それはあるかも・・・)