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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

カテゴリー:その他諸々

今日は成人の日。テレビでニュースを見ていると、艶やかな着物を着た新成人たちが笑顔で歩いているのが紹介されている。

学生時代の話になるが、自分は4回生になるときに留年することが決まってしまった。自分が所属していた情報工学科では、3回生が終了した時点で、一般教養の単位を全て取得していないと、その時点で留年が確定する決まりになっていた。同じ工学部でも学科によってルールが異なるのだが、うちは厳しかった。そして、自分はドイツ語の2単位だけ取りそこねてしまったのだ。

そういうわけで、自分は同級生とは一緒に卒業しなかった。そして、今になっても自分でも信じられないが、自分が卒業しないためか、「卒業式というイベントがある」ということを忘れて、サークルの合宿に行ってしまった。卒業式がその間にあるというのに。

自分が入っていたサークルのボックスには、卒業式を終えた同級生が集まっていたらしい。情けないことに、その中には当時付き合っていた自分の彼女もいたのだ。お祝いに駆けつけて当然な状況で、なぜそんな大事なことも忘れていたのか、今になっても不可解である。彼女からしたら、当然来るものだろうと思って、きっと待っていたに違いない。「違いない」と書いたのも、そのことについてあとから話をしたかどうかも忘れてしまったからである。重ねて情けない。

ちなみに上に書いた「ボックス」という言葉は、関西ローカルで「部室」と意味で使われている。「4回生」というのも主に関西の大学で使われていて、いわゆる「4年生」のことである。社会人になって上京してから、いろんな言葉が通用しなくてカルチャーショックを何度も受けた。

それはさておき。

4月になって、みんなが社会人になったり大学院生になったりし、新年度が始まった。ある日、卒業式の日の写真が入ったフォトアルバムが、ボックスに置かれてあった。そのアルバムで、同期の連中の晴れ姿を見て自分ははじめて知った。

「大学の卒業式では、女性は着物を着るのか」

いや、マジで知らなかった。知っていたら、卒業式をすっぽかして合宿に行ったりはしなかっただろう。4年間も大学に通っていて、なぜそんなことも知らなかったのか今でも不可解だが、先輩の卒業式はいつも春合宿と重なっていたし、なんか偶然が重なって(←それはちょっと苦しい言い訳だぞ)、とにかく知らなかったのだ。それとも、知っていたけどすっぽり頭から抜け落ちていたのだろうか。今となってはわからない。どちらにせよ、そこではじめて自分の彼女の着物姿を見た自分は

「これはえらいことをやっちまった・・・・・」

と改めて思ったのだった。せっかく晴れ着姿で来たのに、自分の彼氏がいつまで経っても現れないという、不憫な目にあわせてしまった、と自己嫌悪に陥ってしまった。

卒業式ではないが、成人の日に着物姿の女性がクローズアップされるたびに、そのときのことを思い出してしまう。

それから1年後の卒業式の日、自分は東京にいて学会で発表をしていた。当然卒業式には出られなかった。前年の報いを受けたと思っている。

そういうわけで、未だに自分は大学の卒業式というものがどんなものか知らない。うちの大学の卒業式は名物なので、毎年のようにニュースで出てきたりはするけれど、それも卒業してから知った。

過去を引きずってばかりいる自分がまた一人、ここにいる。

昨日も22時くらいに眠気が来て、ころっと寝てしまった。朝は6時起床。なんて健康的な生活なんだ。でも急に寝てしまうのは困る。

 

一昨日と昨日で一気に年賀状を仕上げてしまった。少し凝ったことをやってみたが、ちょっと中途半端になってしまい、できあがりはなんだかごちゃごちゃして、少しミスもあった。まあいいや。20日より早く年賀状を書いたのは自分史上初かもしれない。

年賀状というと、最近では私のようにPCで作ったり、たまに子どもの七五三とかで写真館で作ってもらったようなものなどが、私の周りでは主流である。

そんな中、毎年手作りの版画絵で年賀状をくれる友だちがいる。それも多色刷りで凝っており、実に味わい深い。この年賀状をもらうのがお正月の一番楽しみかもしれない。

いつから続けているのだろう?確か自分が大学に入った時には既に版画の年賀状だったと思うので、25年以上は続けているだろう。本人は「いまどきアナログな」とか言っていたが、彼女の年賀状のファンはきっと多いと思う。

 

それにしても、もう2週間後は正月か。なんて1年早いんだ。

今日も朝から調子がいい。よしよし。

しかし、だからと言って飛ばしすぎてもいけない。

気をつけなければ。

 

今日は「今年の漢字」が発表される日だ。先日の日記で、自分は「高」と予想したが、同じ理由で「上」というのも候補に入れておこう。

 

猛暑で異常に気温が「がった」、いろんな物の値段が「がった」、アベノミクス効果で景気が「向き」になった(恩恵は受けてないが)等々。

 

当たっても何かもらえるというわけではないが。

毎年、「流行語大賞」と「今年の漢字」を予想するのがマイブームになっている。

今年は、前半は「アベノミクス」「今でしょ」くらしいかないなあ、と思っていたら、後半になって「倍返し」「お・も・て・な・し」「じぇじぇじぇ」とか出てきて、結局どれが来るか予想できなかった。

蓋を開けてみたら、大賞が4つ!どうやら選考する方も絞りきれなかったようだ。

しかし、大賞が4つも出ると、なんか「大賞」の価値が下がるなあ。予想する方もモチベーションが下がる。来年も予想するだろうが「去年は大賞が4つも出たからなあ」と、1つに絞る意味がなくなってしまう。

そう言えば、何年か前に「消えた年金」というのがベストテンに入って、当時の厚生労働大臣だった舛添さんが、戸惑った様子で壇上にあがっていたのを思い出す。舛添さんは別に悪くはないが、一応あんたは「消した側の人間」でしょうが、と思った。

 

「今年の漢字」の方は、今のところ自分の予想は「高」。猛暑が長いこと続いて気温がずっとかったり、円安やら風水害の被害やらの影響で、いろんな物の値段がくなったり、アベノミクス効果で級品が売れるようになったり。

発表は「漢字の日」である1212日。こういう予想をするのは、自分のささやかな楽しみのひとつである。

今日は朝から機嫌が悪い。気分が悪いではなく、機嫌が悪い。身内の恥を晒すようだが、父親がマルチにはまってしまい、家族親族とも手が付けられなくなって、ほとほと困り果てているのだ。

 

誰かれ構わず、商品を買いませんか、お金儲けできますよ、と話を持ちかける。親が子をたくさん作り、その子がまた子を作れば作るほど儲かるというこのネズミ講すれすれのシステム。なぜもっと取り締まれないのだろうか。

 

当然自分のところにもマルチの話しは次から次へと出てくるのだが、そんなものは全部突っぱねている。どうせほとんどが詐欺だろう。実際に大きな詐欺事件としてマスコミに報じられたものもいくつかあった。

 

そして以前、とある投資ファンドに、自分が父から紹介されたという体で、自分が投資したことになっていた。もちろん父が勝手に自分の名前を使ってやったことだ。投資額は少なかったが、毎月の配当を自分へのプレゼント、というつもりだったらしい。

 

それも結局かなり大きな詐欺事件として検挙された。自分自身は一円も出してないので損はしていないのだが、どうやら自分が「投資詐欺に騙されたカモリスト」に入ってしまったらしい。そういう名簿は業界をあっという間に駆け巡るようで、頻繁に自宅やら自分の携帯に、怪しい投資やら運用やらの電話がかかってくるようになったのだ。

 

あまりにもうざいので、去年の引っ越しの時、近くへの引っ越しだから電話番号は変わらずに済むのに、わざわざ変えたのだ。それから平和な日が続いていたのに・・・、

 

また勝手に私の名前で申し込んだことにしやがった。

 

何の悪びれもなく、そういうメールが朝イチで来て、もううんざりである。そういう業者にまた自分の連絡先が出まわって、また電話がかかってくるようになったら困る。本当に迷惑なんだよなあ。

 

誰かマルチに洗脳された人間の目を覚まさせる方法を教えてください。