寝付きはよかった。昨日もCDはかけずに寝たが、その方がよさそうだ。これからもそうしよう。途中1回目が覚めて時計を見たが、確か3:20だったと思う。その後目が覚めたとき、なぜか「6時前だ」直感的にそう思った。時計を見ると5:50。そのまま「目覚めのヨーガ」を布団の中でやって、起きて洗面に行く。洗面している最中に起床のアナウンスが入った。
メールチェックすると相変わらず山岳会MLが多い。Hさんからメールが来ている。その他は、ヴォーカルアンサンブルのメンバー宛に昨日私が送ったメールの返事がTちゃんから来ている。Tちゃんはけっこう忙しいようだ。
朝食を挟んで「『うつ』を治す」を読み進める。ちょうど8:00くらいに「うつ病の心理的治療」の章を読み終わった。「認知療法」について詳しく読んだのはこれがはじめてかもしれない。今まで読んだいろんな本に書いてあることとオーバーラップする面もあるが、系統立ててわかりやすく書いてある。しかし、これらも調子がいいときには「ふむふむ、なるほど」と思って理解できるが、調子が悪くなったときに「実践」できるか、それがやはり難しいと思う。日頃からそういう「認知」に関する自分の意識をコントロールする癖をつけておかないと、いざというときに、ここに書かれているようなものの考え方や解決法を実践するのは難しいだろう。しかし、調子がいいときはそういう「意識してコントロール」しなくてもたいがいのことはうまくいくので、そういう療法に対して訓練する、ということがおろそかになる。というか関心がなくなる。それはどんな療法にしろ、けっこう根本的な問題だと思うのだが。いったいどうすればいいのだろうか。
8:00からまたオカリナを吹きに行った。昨日と同じく小山のピークの日の当たる場所でしばらく吹いて、30分くらいで戻ってきた。これから作業棟へ行く準備をしよう。
ストレッチを入念にやった後、作業棟へ行く。体重はまた最初から62.4kgだ。最近体重の減り方のペースが速くなったような気がする。体力テストの結果はまあまあだった。一般トレーニングでは30分2セットとも200kcalを超えた。2回目は1回目よりも少ししか数値が落ちてない。持久力がついてきたのか、あるいはインターバルを取りすぎたのか。
昼の服薬後、Hさんに返事を書く。そのメールを送信すると同時に新規メールを受信すると、昨日Nさんに送ったメールの返事が来ていた。携帯で苦労してメールを打っているようだ。
昼食後、「『うつ』を治す」を読みすすめ、最後まで読んでしまった。最後の社会的治療に関する部分は、ぜひ職場の人やその他一般の人にも読んでほしい内容だ。これこそ「うつ病の人への接し方」を書いた内容だ。次々と本を読破しているが、また次は日経コンピュータに戻るとするか。雑誌も放っておくとどんどんたまるし。
13:30から患者懇談会。明日の卓球大会の説明があって、選手の発表がある。Kおばあさんは名前を呼ばれて「わたしゃ出ないよ~」と言っていたが、事前に話はされてなかったのだろうか。私は「冷蔵庫の掃除が途絶えていて、先週私が言ってやってもらったのですが、やはり毎週やった方がいいと思うんですけど」と言う意見を出した。「曜日についてはスタッフで検討します」とI看護婦が答えたら、Kさんが「この懇談会の後が手っ取り早いんじゃないですか」と発言する。I看護婦は、「案の一つとして検討します」と回答した。婦長さんがそれに続けて「共同の冷蔵庫なので、みんな自分一人の入れる分をきちんと考えてください。一人であまりにもたくさんのものを入れている患者様には個別にご注意しています」と付け加える。確かに先週冷蔵庫の掃除をやったら、「Tさんコーナー」ができていた。
15:00まで日経コンピュータの特集記事「ブロードバンドで『ASP』が現実解に!」を途中まで読む。入浴の後、あまり本を読む気がしなくなったので、トライトーンのアルバム1を聴きながら横になる。このCDを聴くのは久しぶりだ。本は気が向いたときに読めばいい。自分に強制する必要はない。今は気の向くままに過ごそう。
16:00の服薬後も、いつもならリラックス体操をするところだが、あまりやる気が出なくてこうやって日記を書いている。自律訓練法くらいはやっておくか。
結局自律訓練法はやらずに音楽をずっと聴いていた。夕食後も音楽を聴く。その後は何か本を読もうと本をどさっと取り出したところ、生命保険の約款が目に入ったので、またいろいろと見てみる。はたして保険はちゃんと降りるのかなあ。自分の保険証書を見直してみるが、よくわからないうちにいろいろ契約している。使えるときに使わないと損するので、きちんと内容は把握しておいた方がいいだろう。が、やはりよくわからんぞ。
夜、卓球を軽くやったが、今日は暖房が入って暑い暑い。頭がぼ~っとして集中力が欠ける。それにしてもドライブが中途半端だ。もっと思い切り振り抜けないものだろうか。やはり体勢に入るのが遅いので、手打ちになっているからだろう。
卓球は早めに切り上げて、病室に戻る。Sさん、S君と3人でしばらく喋った後、この間買った「『心の悩み』の精神医学」を読み始める。「はじめに」と目次を見ると、なかなかわかりやすそうに解説してありそうで、おもしろそうだ。実際に読み出すと、すごく書き口が柔らかい。と言うか、実際の症例をまず物語風に書いて読者の目を引き、わかりやすい解説に入る、という感じだ。この著者は「読み物の書き手」として非常に優れていると思う。
20:00になったのでいったん中断し、便通の回数を記入して帰ってきた。さて、今夜はこれの続きを読もう。