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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

カテゴリー:メンタルヘルス

今日は昨日ほど鬱ではなかった。
朝はいつも通り早く起きて朝食を食べた、と思う。かすかな記憶が残っているから。が、やはり午前中の記憶があまりない。朝の薬はちゃんと飲んだだろうか。食後に飲むのが習慣になっているから多分飲んだと思うのだが、記憶は怪しい。そうそう、朝6時半からポンキッキーズを見てた。それは覚えている。その後はさっぱり覚えてない。いつの間にまた寝てしまったのだろうか。

昼頃起き、今日は昨日ほど調子も悪そうでないので散髪に行った。そのあと横浜へ行ってぶらぶらしていたが、えらく疲れてしまった。三越のユニクロに行ったらものすごい人ごみで辟易してしまい、早々に退散し、ジョイナスの本屋とCDショップをぶらぶら。本を3冊買って帰ってきた。その間ほんの1時間くらいなのに、ものすごく疲れた。体も疲れたし、神経も疲れた。かなり自分は擦り減ってしまった、生命力が落ちてしまった、そんな気がする。昨日のように激しい鬱ではないが、とにかくすぐ疲れる。家に帰ってきてぐったりしてしまった。

私の好きな作家の一人、原田宗典、それから中島らも、好きな漫画家の一人、藤臣柊子、みんなうつ病をカミングアウトしており、うつについての本を書いている。原田宗典と精神科医町沢静夫共著の「ぼくの心をなおしてください」は読んだが、他の2人がうつ病について書いた本は読んでなかった。今日、その2冊を買ってきた。中島らもの「心が雨漏りする日には」そして大原広軌と藤臣柊子共著の「精神科に行こう」。これからじっくり読んでみよう。うつ病をカミングアウトし、なんとか克服したりうまくつきあったりしている作家や漫画家の本は、自分の歩む道を照らしてくれるだろうか。

もう1冊買った本は「話を聞かない男、地図が読めない女」。少し前にはやった本だが、文庫版になっていたので買ってみた。

なんと、今日もデイケアに行けなかった。これで今週は1日も行けなかったことになる。
昨日までは何で行けないのか自分でもよくわからず、単なる過眠かと思っていたのだが、今日は鬱だった。それもリアルタイムには気付かず、後から気付いたのだ。朝はまた早く、そう5時頃だったか起きてテレビを見つつ朝食を食べた。そしていつものごとくまた寝てしまった。そして昼頃目が覚めて「あちゃ〜」と思った。今週ずっとこのパターンだ。ただ、今日は本当にただ眠たかっただけなのか、鬱だったのか、単に行くのがめんどくさかったのか、そのときは自分でもわからなかった。

昼になって起きだして、せっかく起きたから横浜でも行って7日に発売されたトライトーンのCDでも探しに横浜にでも行こうかと思って外に出た。が、少し歩いただけで、急に気が滅入ってきた。歩くのが嫌になり、座り込みたくなった。その場にうずくまって、横になりたかった。鬱である。完全に鬱の症状である。そこで今日は鬱だ、ということにはじめて気付いた。今週もずっとやはり鬱だったのか。それとも今日だけなのか。自分で自分の状態をリアルタイムに感じとることができない。寝ていても「あ〜鬱だ〜」と感じるくらい調子が悪いと自分でもわかる。だが、今日くらいの程度だと、寝ているときはわからないが、動いてみてはじめて鬱だと自分でわかる。まあ、寝ていてわかっても、結局動けないのは同じことなのだが、自分の状態をリアルタイムに正確に把握できないようでは、まだまだダメだな〜と思ってしまう。やれやれ、先週は少し調子がよくなったと思ったのに、また低調が続いている。いつまで続くのだろうか。どうしたら調子があがるのか。多少不安定で調子に波があっても、その振幅を小さく抑えることができて、調子が悪いときも悪いなりにやり過ごすことができればいいのだが、どうもまだうまくいかないようだ。自分では前よりも激しい鬱に落ち込むことはなくなっているので、少しは振幅を小さくできているような気がするので、あせらずにこの調子で自分をコントロールするようにこころがけて行けばいいのだろうか。また来週カウンセラーに相談しよう。

う〜みゅ、今日もデイケアに行けなかった。
いつもの通り早起きして、今日からADSLの12メガが開通なので、開通テストやら速度計測やらやっていたのだが、いつの間にやらまた寝てしまったらしい。明日のハイキングは雨で中止かなぁ、先週木曜のテニスで疲れたから行くにしても午後からでいいや〜、そんなことを考えながら寝ていたような気がするが、結局また昼まで寝ていて、彼女からの電話で目が覚めた。お昼を一緒に食べてからうちでだらだらしていたが、いつのまにかまた寝てしまって、起きると彼女がもう夕食を作っていた。最近過眠だ。今度の診察で薬の量について相談してみよう。眠剤でなくて抗鬱剤の副作用なのかもしれない。昼間にデイケアに電話して明日の予定を聞いてみたら、ハイキングはまたもや中止らしい。午前中は卓球の練習をやるはずだから、明日こそ行けたらいいなぁ。

今日もデイケアに行けなかった。しかし、今日は単に眠たかっただけのような気がする。自分のことなのに「気がする」というのも変だが、朝のことをよく覚えてないのだ。朝は5時頃起きて、いつも通りメールチェックなんぞやっていたが、眠たくてまた寝てしまった。そして8時半頃いったん目が覚めて「あ、デイケアに行く時間だ」と思った記憶はある。が、そのまま寝てしまったようだ。単に眠たかっただけなのか。今日の午前中は卓球大会に向けて卓球の練習をするはずなので、行きたくない、という思いは自分の中にないはずだ、と思っているのだが、実際に体は動かず、眠ってしまった。やはり眠剤が残っているのだろうか。そして、夢を見た。電車に乗りながら、「今からなら11時頃には病院に着くから、1時間くらいは参加できるな」とデイケアに行っている途中の夢である。休職する前は、よく会社に行く夢を見ていたが、ついにデイケアに行く夢まで見てしまった。やはり深層心理では「行かなくては」という強迫観念が強いのか。

そんな夢を見つつ、目を覚ますと13時半。もう間に合わない。ありゃ〜と思いつつ、まあいいかと思って昼食を食べに外へ出る。が、また外へ出てから足が動かない。どこへ行って何を食べようかぜんぜん決められない。少し軽い鬱も入っているのか。また向かいの中華屋で昼食を食べて帰ってきた。そしてそれからの記憶があまりないのだが、またいつの間にか寝てしまっていたようだ。17時過ぎに彼女からの電話で目が覚めた。今日はその後、夜までずっと頭がぼ〜っとしていた。単に体調が悪いのか?眠気が取れないだけなのだろうか。よくわからないので、さっさと寝ることにする。

どうしたことだろうか。今日も昼頃まで寝てしまい、デイケアに行けなかった。

夜中の3時半くらいに目覚め、眠れないと思ったのでいったん起きてメールをチェックしていたりした。そのうちまた眠くなって寝てしまったのだが、何度か寝たり起きたりを繰り返しているうちに昼になってしまった。

「デイケアに行かなくては」という思いは自分の中から強く出てこない。前に彼女に電話して話をしたら、スイッチが切り替わったように気分が変わって体が動くことがあったので、試しにまた彼女に電話して少し話したが、状態に変化はなかった。「まあいいや」割り切って休むことにした。「今日は休みということにして様子をみよう」それでいいのだろうか。前もそれで乗り切った。昨日から調子が下降線を辿りつつある気配を感じていたので、早目に手を打った、ということにしておこう。それにしても休み明けというのは大きな静止摩擦係数がかかるような気がする。

15時ころから、読みかけだった「<こころ>の定点観測(なだないなだ編著/岩波新書)」を読み進める。精神科の医師など10人の<こころ>の専門家が、<こころ>の観点から見た社会の変化や、子供のいじめ問題などについて解説している。なかなか興味深い。ちょっと調子がよくなってきたので、洗濯物をたたんだり洗い物をしたり、溜まっていた雑事をこなした。なんとなく最近の自分のやり方が森田療法っぽくなってきたような気がする。