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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

カテゴリー:メンタルヘルス

昨日は新たに増えた眠剤の効果か、肉体的に疲れていたのもあったのか、久々に夜は短時間で寝つけた。0時までには眠れただろう。しかし、目が覚めたのは5時前。ダルメートなんて薬を飲んだら普通の人は半日どころか一日眠っているかもしれないところなのに、それでも私はこんな時間に目が覚める。まあ、前よりもぐっすり眠れたような気がするのでまあいいや。

今日ははじめからお休みと決めていたので、朝食を食べてからまた寝た。昼食は彼女と横浜のうまいラーメン屋に行こうと約束していたので、それまで寝てることにした。最近お気に入りのラーメン屋は横浜駅東口のポルタにある「一風堂」。横浜駅周辺のラーメン屋ではここが一番うまいと思う。やはり一番という評判の吉村屋にも行ってみたが、並んで入った割には、言うほどでもなかったような気がする。ちょっと味付けが自分にとっては辛すぎた。

だが彼女から電話が来ない。そのまま13時過ぎまで眠ってしまった。起きて携帯を見たら「不在着信あり」との表示。しまった、マナーモードになっていた。あわてて電話したら、「電話に出ないから調子悪くて寝てると思った」とのこと。携帯でなく固定電話の方にかけてくることもあるのに、こんなときに限って携帯にかけてきた。固定電話はさすがにマナーモードはない。こいつが震えるとちょいと気色悪い。

遅ればせながら横浜へ出て行って一風堂の前まで行って愕然。長蛇の列なのだ。平日の14時頃になぜ?いつも行列はしているが、これほどではない。また何かの雑誌に掲載されたのだろうか。二人とも待つのはあきらめて、近くのロッテリアで昼食をすます。

その後、日帰りのバスツアーでいいのがないかな〜という話に昨日からなっていたので、旅行会社に置いてあるパンフを物色したが、日帰りのものはなかった。何軒もまわったが、やはりなし。はとバスみたいな日帰りバスツアーはいろいろあるとは思うのだが、どこへ行けば情報を得られるのだろうか。旅行会社のカウンターで直接聞けばいろいろ出てくるのかもしれない。じゃらんを立ち読みしたが、そういうのは扱ってなかった。ネットで調べてみよう。

そして、その後の予定は「鍋」。もう暑くなってきたのに鍋を食いに行くわけではない。家で使っている片手鍋の柄がぐらぐらしてきたので、新しいのを買おうと、ダイエーか東急ハンズ辺りへ行こうとしたのだ。が、私はちょっと疲れていた。彼女はそれを察知して、「疲れてそうだから今日はもう帰ろう」と言ってくれた。おとなしく家へ帰る。

家に帰ると、やはり疲れがたまっているというか、昨日の疲れがまだ残っているという感じで、いつの間にか寝てしまった。3時間くらい寝てしまった。彼女は本を読んでいたらしい。家がすぐ近くなので暇だったら帰ってもよさそうなものだが、同居している小学校1年生の姪の相手をさせられるのが疲れるのでうちにいたそうだ。確かにテンションの高い子供の相手をするとひどく疲れる。

さてさて、今夜もぐっすり眠れるだろうか。明日、あさってとアカペラのライブやイベントに行くつもりなのだが、予定通りの週末となるだろうか。

睡眠障害はひどくなる一方。昨日はほんとさっさと寝ようと23時前に眠剤を飲んだのに、確実に4時までは起きていたことは覚えている。もうカーテンの向こう側に薄明かりがさしていた。いったいどうなってるんだよー。サイレースが全く効かぬとは。昔はこれだけでぐっすり眠れていたのになあ。

まあ、一睡もできなかったということはない。いつの間にか目が覚めた。ということは、いつの間にか眠っていたということに気がついて喜ぶ。時刻は7時過ぎ。3時間くらいは眠れたかな?今日は、今日こそ「ぜったいにぃぃ!!!」病院へ行って診察を受けなければならない。念のために彼女に着いていってもらう約束だった。8時に彼女から電話がかかってくる予定なので、それまで二度寝しないように必死だった。朝っぱらから「太鼓の達人」でドコドコ叩いていた。近所迷惑だったかもしれない、ごめんなさ〜い。

8時を過ぎても電話がかかって来ないのでこちらからかけた。起きたばかりらしい。「今すぐ来なさい。今すぐ」と無茶を言ってせかす。急いでしたくしたようで、ほどなくして合流し、病院へ。

病院では久しぶりの診察で、主治医といろいろ話した。かなり時間を割いて話を聞いてくれた。私の話の要点としては「相変わらず午前中が調子悪いが、最近ではそれに加えて睡眠障害がひどくなっており、それが悪循環の元になっているような気がする。とりあえず夜眠れるようになりたい」という感じだった。自分で診察に2回も行けなかったのはやばいので、それで改善されずに今後もこういう状態が続くようだったら入院も考えていることも話した。

主治医は、以前に話した「電気けいれん療法」はやってみる気はないか、と聞いてきたが、やはり気がすすまないということは伝え、「それで一時的によくなっても、また元に戻ることはあるのですか?」と聞いてみた。「そういうこともあります」という返事。それならリスクを犯してまではやりたくない。

今の状態から脱出するには、おそらく普通の入院治療を1〜2ヶ月もすればとりあえず回復できることは自分でわかっている。退院してぶり返したから問題なのである。電気ショック療法なるものが「ぶり返さない」のであれば、またそれは考える余地があるのだが。

結局、眠剤を増やして様子を見ることになった。長期作用型のダルメートが処方された。入院中から退院してしばらくは飲んでいた薬だ。おそらく眠剤の強さとしては3本の指に入る強い薬で、この薬を処方しない病院も数多くあるという。入院中は「強い眠剤」のベスト1から3までは全部飲んでいたっけなあ。とりあえずこれで夜ぐっすり眠れて朝おめめぱっちり、体も心も健やか元気、になればいいのだが。

その後、彼女と一緒に近くの公園へ。公園と行っても超巨大な公園で、山をそのまま一つ切り開いて作ったような公園で、巨大なお花畑がある。ちょうどポピーが全開でとてもきれいだった。そして公園を通り抜けて(通り抜けるだけでも山を一つ登って降りるので1時間近くかかるのだが)駅へ歩いて帰った。体力がかなり落ちている。むっちゃ疲れた。足がぱんぱんだ。横浜へ戻って、思わずリフレクソロジーに行ってしまった。金を節約するために、昔は月一では行っていたマッサージもずっとがまんしていたのだが、こんなに疲れたときは許してあげよう。

家へたどりついてぐったりする。ふぅ、今日は疲れたがなんとか病院に行けて診察も受けられてよかった。崖っぷちでかろうじて耐えた、という感じだ。病院では入院していた頃の仲間3人くらいに久しぶりに会えて話もできた。今日はさんざん歩いて疲れたので、明日は早々と「安息日」と決めてかかる。無理は禁物だ。おとなしくしていよう。

いかん、ますますリズムが狂ってきた。昼夜「半」逆転状態になりつつある。

昨日もいつもと同じように23時頃に眠剤を飲み、寝ようとした。実際に寝ようとしたのは0時前だが、薬が効き始めるのが1時間くらい経ってからだから、そこで寝ても本来なら十分薬の効果は出るはず。なのだがやっぱり寝られない。眠くならない。眠剤が効かない。

それでも今までは何とか寝ようと横になっていたり、それに飽きたらちょっとだけPCに向かってまた寝たり、ということをして、あまり動き回らないようにしていた。が、昨日は1時過ぎだったろうか、なんとなくコンビニに行って、カップラーメンとチョコレートを買ってきて食べてしまった。もう寝るのをあきらめてしまったのだ。いや、本当にあきらめたわけではないのだが、じっとしているのに飽きたのだ。本来寝ないといけない時間に薬を使っても眠れなくなって、しかもどんどん行動が拡大していくのはどういうわけだ?しかも夜中にラーメンとチョコを食べるなんて、ダイエットしないといけない自分にとってはもっての他の行動だ。しかし、何か自分の中で抗しがたい欲求があったのだ。それが何かはわからない。禁を破って飛び出していきたい何か。それは何なのだ?夜中にコンビニ、ラーメン、チョコというのは単なるシニフィアンでしかない。そのシニフィエは?

そういやシニフィアン、シニフィエという言葉は学生時代のフロイトの講義で出てきた。フロイトの夢判断。私の夢にはしばしばずっと昔の友人やら景色やら、今は離れて住んでいる家族やら実家が出てくる。日ごろ頻繁に会っている人たちや、今現在自分が住んでいる場所や自分が置かれている状況がそのまま出てくることはない。これはどういうことなのだろうか?

結局昨日は3時過ぎに寝たと思う。起きたのは8時頃。そしてまた寝た。昼過ぎに起きる。あとはいつもと同じ日常。満たされない日常。夢の中だけが満たされる場所なのか。夜中のコンビニは実は白昼夢なのか。

昨日はまた眠れなかった。23時頃に眠剤を飲んだのに、寝たのは多分2時過ぎだろうか。そして今朝、起きたのは5時前。昼はぐーぐー眠れるのに夜眠れないのはどういうわけだ。昼寝るから夜寝られないのか。でもそのために眠剤を飲んでいるのに、それも効かない。医者と相談しなくては、と前から思っているのに、なかなか診察にも行けない。「診察にも行けなくなる」というのは、状態としてはかなりやばい。この状態が続くようなら、また入院しないといけないかもしれない。そうならないように、少しでもよくなってほしいものだが。

先週の診察に行けなかったので薬をもらいに行かなくてはならない。昨日は行こうとしてあきらめたが、今日ははじめから行く気はなくて寝ていた。その方がずっと気楽である。薬だけもらいに行くなら他の医師でもいいのでいつでもいいが、気がつけばもう月末が近いので、会社に出す書類を主治医に書いてもらわないといけない。そこで、病院に行くのは主治医が外来の木曜日に、と決めたのだ。朝起きてちゃんと行けるかどうか、これがまた一発勝負だが、なんとかするしかない。彼女も一緒に行ってくれると言っているので、まあなんとかなるだろう。

てなことで今日は「お休み」と決め込んで寝ていた。開き直ると落ち込んだ気持ちも出てこない。これが重要だ。下手に落ち込むと悪循環に陥るから。明日もお休み、と決めてある。木曜日に行ければそれでいい。それまで休むのだ。

今朝は8時に起きた。いや、その前にも何回か目を覚ましていたのだが、時計も見ずにまた寝ていたのだ。おそらく5時とか6時とかに目を覚ましていたことだろうと思う。いつもならその時点で起き、また寝てしまうところなのだが、今日はあえて目が覚めても起きださなかったのだ。パターンを変えてみた、というところだ。今日こそ病院に行って薬をもらわなきゃ、と思ってたので、8時頃に起きて、そのいきおいで一気に用意をして家を出よう、そう思っていた。

で、実際に8時に目が覚め、起きた。そう言えばゴミが溜まっている。ポリ袋が4つも。8時半までには収集にくるのに、最近ぜんぜん出せないでいた。「出さなきゃ」と思ったが、体は重い。が、なんとか片手に2つずつポリ袋を持って、小雨の降る中ゴミ収集所まで走って行って戻ってきた。

そして戻ってきて、これから病院に行かなくちゃ、そう思ったのだが、ふと頭に浮かんだのが「ありえない」という言葉。なぜこの言葉が浮かんだのか?CMで誰かが言ってたっけ?自分の気持ちとしては「行かなくちゃならないんだけど、とてもじゃないが体が動きそうにない」という感じなのだが、それを体現した言葉として頭に浮かんできたのだ。「ありえない」

そう、そして実際にそれはありえなかった。ゴミを出しに行くだけで全エネルギーを消費しつくしてしまったかのようだった。戻ってきた私は布団にぶっ倒れ、そのまま永眠。あ、いやいや長い眠りについたのだ。

気がつけば16時をまわってる。「え?」ほんと、ありえなかった。昨日も調子が悪かったが、今日もそれに勝るとも劣らず。そうそう、入社2年目くらいだったか、会社の開発チームのミーティングで、その頃はあるパッケージ製品の開発に携わっていたのだが、リーダーが「他社製品に『劣るとも勝らない』ものを作ろう」と真顔で言って、こっちは心の中でずっこけたことがあった。いや、ほんと今日の調子は昨日よりも「劣るとも勝らない」という方が正しいかもしれない。