TOPに戻る
鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

カテゴリー:メンタルヘルス

昨日の睡眠の状況
 23:30 就寝
 03:00 中途覚醒
 04:30 中途覚醒。いったん起きて一服し、メールチェックなど。20分くらいしてまた寝る。
 06:00 起床
うむ、昨日ほど連続では眠れなかったが、中途覚醒も少ないほうで、目が覚めてもまた眠れるからよしとしよう。6時に目が覚めて「お、6時だ、起きよ起きよ」と思って起きてこれを書いてるが、まだ頭がぼんやりしている。もう少し寝たほうがいいのかなあ。

なんだかんだ言って結局朝食を食べてから部屋の整理を始める。どうやら大丈夫なようだ。少し休もう、と思って横になったのは何時ごろだったろうか。8時は過ぎていたと思う。いつの間にか吸い込まれるように眠ってしまった。

携帯の着信音で目が覚める。彼女から電話だった。今日は朝から来る予定だったのだが「寝過ごしちゃって、これから洗濯物干してから行くからちょっとかかる」ということだった。時間は9時半。寝ぼけながら電話を受けて、切ったらまた寝てしまった。次に「今から行くから」という電話でまた目が覚める。

そして10時頃彼女が来た。それまでのわずかな時間にも眠ってしまっていた。なんでこんなに寝てしまったのだろう。寝足りなかったのか。朝から動いて疲れたのか、昨日の疲れが残っていたのか。でも昨日帰ったときはぜんぜん元気だったのに。朝6時くらいも大丈夫だったのに。まったくまだまだ油断できない。

彼女が誕生日プレゼントを持ってきてくれた。なんと、私の好きな登山用具メーカーであるJackWolfskinのTシャツだ。なかなか気の利くものを選んでくれるなあ。色も私の好みだし、とても気に入った。実はTシャツを買う前にウェストポーチをプレゼントとして買っていたのだが、私が自分でウェストポーチを買ってきてしまったので「げっ」と思ったそうだ。しかも彼女が選んだのと色もとてもよく似ているという。幸いそれは返品できたそうだ。誕生日プレゼントを早く買いすぎた、と言っていた。

彼女とフォトウェディングについて話す。7月8月のうちはセールで5000円引きの19800円(しかし本当に安いな)だから、8月中に写真を撮ってしまおう、いつにしようか、いつでもいいか、じゃあ後半は引越しなどでばたばたするかもしれないから早い方がいいか、などと話し、式場に電話してみる。一応、ちゃんとした式場でちゃんとしたウェディングプランもあるのだが、その中の一番安いプランで「写真だけの結婚式」というのがあるのだ。8月7日の木曜日か8月8日の金曜日は空いてますか、と聞くと「どちらも空いてますが8月7日は仏滅ですよ。8月8日は大安です」と言われた。そうか、ただ写真を撮るだけのつもりでいたが、向こうはちゃんとした式場なのだ。そういうことをちゃんと気をつかってくれるのだ。じゃあ、と言うことで8日に決めた。予約は電話では取れず、式場へ行かなければならないというので、明日行くことにする。明日は何の予定もなかったのでちょうどいい。

まだ昼まで時間がある。今日は昼から指輪を見に行って、その後彼女の母親と話をすることになっている。雨も降ってないし、また本を売りに行くか、と言うことでザックに本を詰め込んで駅前の古本屋まで2人で行った。これでやっと本が完売した。後は捨てる本と、手元に残しておきたい本だけだ。と言ってもけっこうな数が残っている。それにしても、古本屋に何回も行ったなあ。

お昼になったのでパンを買ってきて食べ、ちょっと休んでから横浜へ繰り出す。まずはジュエリーのお店に行って結婚指輪を物色。自分と彼女は色やデザインの好みが似ていて、選ぶのにもめることはなかった。二人ともシンプルなものが好きなのだ。プラチナ1000という「純プラチナ」らしいシンプルなリングで、彼女の方だけ小さなダイヤモンドが入っているやつを買った。記念にイニシャルと日付をお入れできますよ、と言われたのだ。だが式はあげないし、籍はいつ入れるか決めてないし、結局写真を撮る8月8日が覚えやすいので二人の結婚記念日ということにしよう、と言うことにしてその日付を入れてもらうことにした。

その後、時間があるのでそごうの無印良品でソファやテーブルなどの家具を見てまわる。家具を買うとどれくらいかかるかなあと思って先日大塚家具のホームページを見て、ソファが18万円とか書いてあって目玉が飛び出しそうになった。が、無印はお手ごろな価格で、デザインも二人の好きなシンプルな感じでよい。どうせなら部屋に統一感を出したいから、家具などはできるだけ無印で統一しよう、ということにしてカタログをもらってきた。

まだ時間があったので紀伊国屋で本を買ったりして時間をつぶし、彼女の母親と合流。イタリアンのお店で話をする。私の状態について話を聞きたいということだったので、最近はかなり調子がよくなってきて、少しずつ何かをつかみつつあること、この調子でいったら来年の4月くらいには職場に復帰できるという感触が自分にあること、そういう自信がついてきたことなどを話した。なんとか理解してもらえた。籍を入れるのには難色を示していたようだが、これだ大丈夫かな、と思った。話が終わって帰るとき、ちょっと疲れを感じていた。リラックス、リラックスをこころがけているつもりだが、やはりこういう場では知らぬ間に緊張していたようだ。それは当たり前だよと彼女が話す。彼女の父親は亡くなっているので「お嬢さんをください」ができなくてがっかりしたようなほっとしたような。

家に帰ってきて、疲れを取るために自律訓練法をやる。これがけっこう効いたかな。だいぶ体が楽になった。夕食はおそばをゆでて済ませた。

夜は21時前だったか、彼女の家に行って今度は彼女のお兄さん、お姉さんと話す。お姉さんは一緒に住んでいるが、お兄さんは家を出ている。彼女が結婚する、と言う話を聞いて「おいおい」と思って家に来たらしい。二人とも意見は同じで「一緒に暮らすことに対しては賛成だが、籍を入れるのは生活の基盤が安定してからでも遅くないのでは、そんなに急がなくてもいいのでは」ということだ。今までと違って一緒に暮らすというのは24時間一緒にいることだ。その中で、たとえば喧嘩したり(したことないけど)、二人とも調子が悪かったり、何が起こるかわからない。そういう場合に二人でどうやって対処して行ったらいいか、それは本当に暮らしてみないとわからない。二人が一緒に暮らすことによってお互いがサポートできるなら、それはいいんじゃないか、それには賛成だ、と言ってくれた。

だが、やはりみんな心配している。もちろん私の状態のことだ。当たり前だ、私はもう2年も会社を休んで、しかも今入院しているのだ。お兄さんが「おいおい」と思うのは当たり前だ。籍を入れるというのは、紙切れ一枚のことかもしれないが、それなりの責任を負うということだ。もし自分の思惑どおりにいかなくて、また調子を崩したり、田舎に帰ったり(そのつもりはないが)するようなことになった場合、うちの妹はどうなるのか。別に責め立てられるような口調でなく、淡々とだが、そういうことを言われた。仰るとおりだ。自分の悪い癖だが、ちょっと調子がよくなったと思ってぐわーっと先走りすぎてしまったことに気がついた。

その後もいろいろと話は続いたが、結局のところ「一緒に住むのは賛成だが籍を入れるのは急がなくてもいいじゃない。きっと『今だ』と思える時期がくるよ。それまで待ってもいいんじゃない」という意見だった。時間が遅くなったので失礼することにしたが、彼女とまた明日ゆっくり話すことにした。「結婚」ということに関しては、多分白紙に戻るだろうな。籍を入れることについては彼女のほうがとても望んでいたことなので、お兄さんとお姉さんの話を聞いて彼女はすごく残念そうだった。

でも、彼らの話はもっともだ。私もなんだか急に話を進め過ぎた。とりあえず同棲というところから始めよう。写真と指輪、どうしようという話をしていたら、それはそれで記念でいいんじゃないの、一応「二人で暮らす」という区切りで、などとお姉さんが言ってくれた。じゃ、まあいいか。同棲というより事実婚、て感じかなあ。まあ一緒に暮らせたら私はそれでいいや。結婚にこだわっていたのはむしろ彼女のほうだったから、明日もう一度話し合うときにこじれるかもしれんなあ。まあ、明日は明日の風が吹くさ。

昨日の睡眠の状況
 23:00 就寝
 04:00 起床
また5時間連続で眠れた。この間、友人のお通夜で急遽外泊したときも5時間眠れた。病院ではそんなに長く眠れないが、家だとよく眠れるようだ。それはそれでいい傾向だ。退院してから眠剤が減っていくかもしれない。前回の入院でもそうだった。

メールチェックすると、私の日記を読んだ友人から「写真だけのウェディング」情報を掲載したHPのURLを教えてくれたメールが来ている。HPを見てみると、おお安い。横浜で、美容・着付、新郎衣装、新婦衣装、写真をまとめて、7月8月限定の19800円というプランの挙式場がある。さっそく空き情報の問い合わせメールを出した。

朝も早くからいらないものを整理する。古本屋で引き取ってくれなかったマニアックな本や折れ曲がった本、そして部屋にあるいらない雑誌などをまとめる。それからもう着ないであろう衣服もポリ袋に突っ込んでいく。休み休みやりながら。彼女の情報だとここから10分くらいのところにわりと大きなリサイクルショップがあるという。もう着ない、使わないけど売れるかもしれないコート、カバンはそこへ持ち込んでみよう。

6時頃、散歩にでも行こうかと外に出たら雨がぽつぽつ降っている。ありゃりゃ。早くも雨か、やだな〜。散歩は中止して部屋に戻る。7時頃になって外を見たら雨がやんでいたのでリベンジで散歩に行く。昨日彼女から聞いたリサイクルショップを探してみる。みつかったが、「婦人衣服、雑貨」と書いてある。ありゃ〜、男もののコートは無理かなあ。カバンも男用という感じだし。

そのまま歩いて、再び昨日も訪れた入居をもくろんでいるマンションの前へ。昨日はチェックし忘れた駐輪場があるかどうか確かめに行ったが、残念ながらなかった。しかしまあ、便利なところだし自転車は必要ないだろう。今のマンションも便利な場所なので、自転車はあるがこの4年間2〜3回しか乗っていない。自転車も粗大ゴミ行きにしよう。そして、そう言えば家のすぐ近くに小さいけどリサイクルショップがあったと思って確かめに行く。あったあった。とりあえずコートとカバンはここに持ち込んでみて、だめだったらさっきのところに行ってみよう。それでもだめだったらヤフオクなんかに出すという手もあるが、出品するのはなんだかんだめんどうなのでやめておきたい。

玄関のチャイムの音で目が覚めた。いつの間にか眠っていたのだ。と言うか、まだ頭がぼ〜っとして寝足りない、と思ったから自律訓練法をやって寝ようとしてたら本当に眠っていたのだ。時間は9時半。チャイムは宅配便であった。昨日母親が送ってくれた誕生日プレゼントだ。そう、今日は私の誕生日だった。30を過ぎると歳をとるのが早い早い。それにしても、最初から4時なんかに目が覚めてももっと寝てればいいのに、なんで起きたんだろう。そのときは眠気はなかったのだっけ?自分のことなのに、今朝のことなのに、もう記憶がおぼつかない。明日からはもっと寝てみよう。

不動産屋は何時からやっているだろうか。10時からかな。10時前だけど電話してみたら出た。これからお伺いしていいですか、と言って不動産屋に足を運ぶ。賃貸契約申込書と、今のマンションの解約通知書を出してきた。今のところと同じ不動産屋で見つけたのでこの辺は同時にできて楽だ。

戻ってきてクリーニング屋に行く。ずっと出しそびれていた冬物のコートや、クリーニングに出し忘れていたスーツをまとめて出す。クリーニングもけっこうお金がかかるもんだ。今のところは隣がクリーニング屋で便利だった。このマンションは3階がワンルームで単身者用だが、ここより上は4階、5階と2世帯ずつ家族で入っている。多分2DKか2LDKの間取りなんだろうが、この上が空いていたら一番便利だった。まあ、そんなに都合のいい話はないが。

しばらくずっと累積されていたり散乱していた会社関係などの書類を整理する。クレジットの明細なんかももうずっと最初からとっていたが、とっていてもしかたがないのでばっさり捨てる。財形の残高報告書も最新版だけあればいいのに、ご丁寧に古いのもずっととっていたので、これも捨ててしまう。なんでもかんでもとりあえずとっておいて溜め込んでしまう性格も直していかんとなあ。

その後、近くのリサイクルショップに行ったが、婦人洋品ばかり扱っているようだ。カバンは買ってくれない。コートも、革製品なのだがカビがはえてる、と指摘されて引き取ってもらえなかった。いつの間にカビなんてはえたんだろう、と思って帰ってよく見たが、よくわからない。歩いて10分ほどのリサイクルショップへ行ったら、カバンは無理だがコートは500円で引き取ってもらえた。買った値段に比べるとむちゃくちゃ安いが、捨てるよりましだ。世間の相場を知らないが、もっと高値で買ってくれるところもあるのだろうか。ちょっと休みを入れなきゃ、疲れてきたような気がする。休み休みやってるつもりなんだけどなあ。

そしてまだ時間があるのでまたまた本をザックに詰めて古本屋に売りに行った。あんまり往復すると疲れるから、今日はこれだけにしよう。やっと終わりが見えてきた。あとダンボール半分くらいか。

13時になって、バイトが休憩になった彼女が家に来た。いつものごとく一緒にパンを買ってきて食べる。さっそく格安のフォトウェディングプランの話をする。彼女も乗り気で、ぜひそれにしようと言っていた。よかった、これでよけいな金を使わずにすんだ。やはり情報を公開していると、なんらかのプラスになることがあるものだ。教えてくれた友人に感謝である。

14時前になって彼女はバイトに戻っていった。私は友人の合唱団の演奏会に合唱団Pのチラシを挟みに行くため14時半の電車に乗るつもりだった。少し時間があったので、それまで自律訓練法をやった。なんだか疲れを感じていたのだ。やはり自分ではセーブしていると思いつつ、オーバーワークなのだろうか。自分で思っているよりももっと負荷を下げないといけないのか。リラックスをもっと無意識にできるようになれば、疲れ方も変わってくるだろう。日々精進だ。

自律訓練法をやった後、家を出る。演奏会は川口であるので、東京駅まで行って京浜東北線に乗り換える。東海道線も京浜東北線も車中で座れたのがラッキーだった。できるだけ体を休めるようにこころがける。リラックス、リラックスを忘れないように。

ホールに着いて、チラシの挟み込みを他の団の人たちと一緒に行う。たいていアマチュアの合唱団の演奏会の場合、挟み込みのチラシは4、5枚程度でパンフに挟んでいくのだが、今日はチラシの挟み込みが11団体もあるという。そこで、パンフに挟むのでなく、よくオケの演奏会であるようにビニール袋にチラシをまとめて入れて、パンフと一緒に渡すということになっていた。集合は16時。だが、20分待っても7団体しか現れない。いつまでも待っていられないのでみんなで作業を始める。地味で単純な作業だが、演奏会を開くにはこういう地味な宣伝活動も必要だ。それにしても最後まで残りの4団体は現れなかった。いったいどうなってるんだ?

作業が終わり、開場時刻まで時間があるのでいったんホールを出て駅前のファーストキッチンで夕食を食べる。なぜかメニューにうどんセットがあったのでそれにした。最近安いうどん屋がファーストフードに対抗してがんばっているという話を聞くが、それにさらに対抗したのか?コーン味のポテトはけこううまかった。ところでさっきの疲れが今はどこかへ行ってしまって、今は妙に元気だ。首の凝りもなくなった。リラックス効果か?単純作業でも体を動かしたのがよかったのか?

演奏会が終わり、帰ってきた。帰りは乗換えがめんどくさいので、時間がかかるけれども京浜東北線一本で帰ってきた。帰ってきてからの疲れは感じない。一日の途中で疲れを感じても、そこから復活できるようにもなったようだ。この調子でいこう。

昨日の睡眠の状況は記録していない。夜中に目が覚めたときに、いちいちメモっていたりすると次にまた眠れなくなる原因になっているかもしれない、と思って昨夜はメモらなかったのだ。が、夜中に10回くらい目が覚めただろうか。目が覚めるたびに「まだ朝じゃない」と思ってもう一度寝なおす。それで眠れるのだが、また目を覚ます。結局5時に起きたが、頭はぼんやりしている。久しぶりに夢をたくさん見たような気がする。眠りが浅い証拠だ。なぜよく眠れなかったのだろうか。今日からの外泊で、マンションの見学とか楽しみなことが詰まっているので興奮していたのだろうか。追加眠剤はもらわずに寝ようと思っていたのもらわなかったが、おとなしくもらって飲んでおけばよかったかもしれない。朝から首が凝って痛い。朝から凝ってるなんて、寝ているときにも体が緊張していた証拠だ。交感神経が優位に立っていたのだろうか。まあ、興奮して眠れないなんて誰にでもあることだから、あまり気にしないことにしよう。

朝食後、手首で脈をはかってみる。やはりまた不整脈が出ている。脈が不規則な変拍子を刻んでいる。心配になったので看護婦に話してみた。主治医に話してくれると言う。内科の医師への診察依頼も出してくれるそうだ。5年くらい前にも不整脈が出たことがあったが、なぜなのだろうか。あまり気にする必要はないと看護婦は言うが、エアロバイクのセンサがちゃんと脈拍を読みとってくれないのは困る。心拍数に応じて自動的に負荷を調節してくれるのに。

散歩に行って猫と遊ぶ。空はどんよりと曇っている。天気予報では曇りだったが、なんだか雨が落ちてきそうだ。今日から外泊なのに、雨が降るとちょっと嫌だなあ。明日は合唱団Pのチラシを500枚持って川口まで行かないといけない。明日雨が降るともっと困るのだが、明日の天気はやばそうだ。あいかわらず首の凝りは取れない。一度凝ったらなかなか元に戻らないのだろうか。リラックスをこころがけているのに。

やはり睡眠が足りなかったのだろうか、散歩の後、ベッドで寝てしまった。いや、眠っていたのではなくぼ〜っとしていただけかもしれない。その辺の記憶はない。あ、そうだ、自律訓練法をやっているうちに時間が経っていたのだった。気がつくと9時半。いつもなら9時過ぎからストレッチをして作業棟へ行くが、今日はストレッチを省略して直接作業棟へ。。

体力テストをやったが、やはり不整脈のせいで表示される心拍数の値がおかしく、負荷がどんどん上がっていく。結果は「6段階中の6。非常に優れている」と出ていたが、これは嘘だろう。心拍数が正確に検知されないのでは、心拍数に応じて自動的に負荷がコントロールされる一般トレーニングをやるのは無理だ。マニュアルモードにして、自分で負荷をコントロールすることにした。ペダルを漕ぎながら、自分が体感するしんどさを元に自分で負荷を上げ下げする。よく考えたら、これは日常自分でやらないとけないことだ。日常生活では自分の体にかかっている負荷や自分の体の状態(心拍数)を、エアロバイクのように数字で表してはもらえない。自分の体の感覚を頼りに、自分で自分にかかる負荷をコントロールする必要があるのだ。それにしても、いつの間にか頭はすっきりしている。やはり自律訓練法は自分にとって有効なようだ。

エアロバイクを漕ぎ終わってデイケアへ行く。今日は卓球のトーナメント戦を10人でやった。私は素人相手だとどうしても本気を出すことができなくて、相手の打ちやすい球をひたすら返して相手がミスするのを待つ。それでもやった試合は全勝だった。まあ、今日は強い人が来ていなかったので当然だが。残念ながら時間切れでトーナメント戦は途中で打ち切られた。

病棟に戻ると、実家から電話があったとの伝言があった。昼食後、実家に電話してみると母親が出て「明日から外泊だって聞いてたので、誕生日プレゼントを送ってもいい?」と言う。テレホンカードの残り度数が少ないこともあって焦っていた私はついつっけんどんに「もうすぐ引っ越しするから荷物どんどん整理してるし、引っ越してからにして」と言ってしまった。それで電話は終わってしまったが、母親について突き放したようなしゃべり方をする癖がまだ抜けてない自分を反省した。せっかく親心でプレゼントを送ってくれるというのに、なんてひどい言い方をしてしまったんだろう。もう一度電話して、「さっきはつっけんどんな言い方をしてごめん。大きなものじゃなかったら送って」と話した。どうやらTシャツのようだ。もう一度電話してみて自分でもほっとした。今までさんざん親不孝してきたから、これから少しずつでも親孝行しなくては。昔の自分を払拭するのだ。

外泊する準備をしてもうすぐ行こうかというときに主治医に呼ばれた。面接の希望は出してなかったが「最近どうですか?」と聞いてきた。調子はいいこと、睡眠は中途覚醒があるものの、一応眠れていて日中も体が動くということを話す。これから外泊でいろいろ予定があるので、それが終わって帰ってきたらまた報告します、と言うと、あまり無理して詰め込みすぎないように、と言われた。それは自分でもわかっている。今回の外泊では特に詰め込んでいるというほどの用事はない。今日の夕方にマンションの見学をして、土曜日は友人の合唱団の演奏会にチラシをはさみに行き、日曜日はお昼から彼女と指輪を見に行って、そのあと横浜で彼女のお母さんと話をすることになっている。月曜日の予定は何もなし。空いている時間で、私が管理しているHPの更新だとか部屋の整理だとか、ちょこちょことやっていこうと思っているくらいである。自分のペースを考えながらやろう。

病院を出て、途中で昨日ゆがんだ眼鏡を直し、横浜で買い物をして帰ってきた。ネットでの「ハウツー部屋探し」というページで下見をするときのポイントなどをチェックする。そして、「賃貸契約を結ぶとき」のページに「入居する人の住民票を用意する」と言うのを読んで、さっそく区役所へ行ってきた。契約は7月中にする予定だが7月いっぱいは退院できない。今日は平日の昼間に動ける数少ないチャンスなので、行ける時に行っておこうと思ったのだ。マンションを見学する17時までは時間の余裕があるし、体もそんなに疲れてない。区役所は歩いて10分ほど。行って帰ってきて30分もかからなかった。ついでに婚姻届の用紙ももらってきた。

そのあとまだ時間があるので、またザックに本を詰めて駅前の古本屋に売りに行く。やっとこれでダンボール2箱分が片付いた。まだ1箱残っている。でも今日はこれくらいにしておこう。

16時過ぎに彼女に電話し、家に来てもらう。しばらく時間をつぶした後、不動産屋との約束である17時前に家を出て不動産屋へ。新しい物件がもう1つ出てきたらしい。一応間取り図を見せてもらう。目星をつけているところとほぼ同じ広さながら3LDK。正直言って3LDKもいらないし、間取り図を見る限り収納スペースなんかがちょっと苦しそうだ。でも近くなので、一応そこも見せてもらうことにする。

まず最初に目星をつけていた方のマンションへ行く。間取り図を見て気に入っていたのだが、実物を見てもっと気に入った。使いやすそうな収納スペース、私の書斎にできそうな洋室の出窓、広くて使いやすそうなシステムキッチン、洗面所やお風呂もきれいで問題ない。そしてもう一つの物件へ足を運ぶ。リビングはわりと広いが、他の部屋は窮屈そうで、間取り図どおり収納スペースも苦しい。内装はきれいにクリーニングしてあるようだが、古いので外見はぼろっちい。風呂も狭苦しいし、なぜかトイレがとても臭い。クリーニングしてもこれではちょっといただけない。それに風呂の追い焚きができない。家賃はちょっと安いがここは見送ろう。ということで、一応帰って検討します、ということにしたが、検討するまでもなく最初の物件を早く押さえてしまおう、という結論に至った。明日の午前中にもさっそく不動産屋に足を運んで賃貸契約申込書を出してこよう。

ちょっと遅くなったので夕飯はコンビニでお弁当を買ってすます。その後久しぶりに彼女とゆっくりテレビを見たり、今後のことについて話をした。彼女の母親が、一緒に住むのはいいけど籍を入れることには難色を示しだしたそうだ。私がちゃんと復職してからでもいいんじゃない、ということだ。彼女の母親の言うことはもちろんわかる。私も当初はそのつもりだったのだから。だが、彼女のほうは籍を入れたいというし、自分も一緒に住むんだったらちゃんとしたい、というのがあったので、二人の間では籍を入れようということになっていた。あさって彼女の母親と話をすることになっているが、はてさてどういう展開になるのやら。

夜になって、ちょっと疲れを感じてきた。一度はとれた首の凝りがまた復活してきた。彼女にも言われたが、やはり少しオーバーワーク気味のようだ。そうならないように自分では気をつけているつもりなのだが、まだまだ甘いようだ。まあ、すぐに完璧になんでもできるようになるわけではない。これから少しずつ自分をコントロールできるようにしていけばいいのだ。自律訓練法をやって寝ることにしよう。

昨日の睡眠の状況
 21:00 就寝
 00:48 中途覚醒
 02:06 中途覚醒
 02:50 中途覚醒
 03:00 中途覚醒 喫煙所で一服
 04:16 中途覚醒
 04:36 中途覚醒
 04:40 起床
前の日は5時間連続で寝られたから、昨日も眠れるかな、あんなに運動して疲れたし、と思っていたが、また中途覚醒の嵐。とは言え、細かい時間感覚で目が覚めることが多く、大きな睡眠はある程度確保している。4時40分に起きたときは、実はその4分前にも目が覚めているのだが、まだ眠たいのに眠れない状態になったのだ。3時に起きたときもそうで、いったんホールに出て一服していたのだが、タバコを吸っているうちにまた眠気が来たので戻って寝た。それにしても眠たいのに眠れない、眠ってもすぐに目が覚めるというのはどういうことだろう。

今日の午前中は病棟の体育館レクだが、私は外出して皮膚科へ行った。アトピーの薬が切れてきたのでもらいに行ったのだ。前に入院していたときにも病院から通っていた駅前の皮膚科にバスで行く。9時診察開始、8時半受付開始だが、8時半に着いた時点ですでに10人くらい先客がいた。その後も次から次へと患者が殺到し、待合室は超満杯。どうして皮膚科はどこも混んでいるのだろうか。

45分くらい待たされてやっと診察。と言っても薬をもらうだけなので、すぐに終わった。待っている間に、来週月曜日の夕方に予定しているにマンションの見学を、金曜日の夕方にできないか、と思いついた。土曜日から外泊する予定だったが、金曜日の午後からもう病院を出てしまって、その日のうちに見れるかもしれない。とにかくはやく実物を見て、さっさと契約してしまいたいのだ。他の誰かに取られないうちに。

診察が終わって会計を済ませ、隣の薬局で処方箋を出して薬をもらう。バスが出るまでけっこう時間があるので、彼女に電話して予定を確かめ、不動産屋に電話して金曜日の夕方に見学がOKか聞いてみる。鍵を準備する必要があるが、多分大丈夫です、ということだった。念のため明日の朝に確認の電話をすることになった。やった、これで明日物件が見れるぞ。楽しみだな〜。

昼休み、作業棟にエアロバイクを漕ぎに行った。だがおかしい。いつもより心拍数がずっと少ない。そして負荷がどんどん上がっていく。なんだろう。自分の手首で脈を確かめてみたら、不整脈だった。これではセンサも性格に検知できない。もう久しく不整脈は出てなかったのに、なぜ今出てきたのだろう。何かの危険信号なのだろうか。負荷がどんどん上がって苦しくなったので、10分で中止した。

午後からのデイケアに出る。15時まではゲームをやった。チームに分かれて「これってなんでだろう?」という疑問を考えて、それの答えをみんなが考える。一番おもしろい答えを言った人に点数が入る、というゲームだった。こういうゲームでは必ず内輪ネタが出てきておもしろい。私もネタは3つ考えたが、1つ内輪ネタが入っており、同じグループの人にそれがいんじゃない、と言われたのでそれを発表することになった。没になったネタも紙に書いておいたのだが、後からスタッフが読んでおもしろいと言ってくれたので発表してくれた。あと2つのネタとは「漫画の主人公が第1話で転校してくるのはなんでだろう」というのと、「デビルマンが変身するときに服が破れるのに、元に戻るとちゃんと服を着てるのなんでだろう」というものだった。

15時からはバレーボール。昨日のテニスで「リラックス、リラックス」というのを忘れていたので、今日はスポーツをしながらもリラックスをこころがけよう、と考えながらやっていた。が、やはりいつの間にか頭からそんなこと吹っ飛んでいた。うむ、まだまだだ。常に冷静沈着でなくては。毎日が修行なのだ。

ところでバレーの途中で人とぶつかって眼鏡がゆがんでしまった。この間なおしてもらったばかりなのに。明日から外泊するから、家に帰るついでに眼鏡屋によってこよう。スポーツをするならやはりコンタクトの方がいいのだろうか。しかし私はアレルギーもあって、コンタクトにしようと思ったことはない。一回くらい作って試してみようか。

昨日の睡眠の状況
 22:30 就寝
 03:33 起床
なんと、5時間連続で眠れた。3時半に起きたときはやけに目がぱっちり開いて頭が冴えていた。5時間しか寝てないが、中途覚醒はなし。体は動く。朝からせっせと部屋の片付け。いらなくなったものをどんどんゴミ袋に放り込んでいく。昔の低速CD-Rドライブも捨て捨て。昔の2GBのHDDは、いったんSCSIカードで接続して今のHDDに中身をコピーしてから捨て捨て。買ったソフトの箱もマニュアルも、必要なものだけ残してどんどん捨てていく。そして売れそうにないから捨てようと思っていたたくさんの本たちも捨ててしまう。今日はちょうどゴミの日だ。全部まとめて出してしまえ。そんなこんなしているうちに5時になってしまった。

散歩がてら、朝食を買って、昨日の夜も見てきた物件を見に行く。うん、明るいところで見てもきれいだ。早く中が見たいぞ。

帰ってまたまた部屋の整理を始める。いらないフロッピーなんかをどんどん捨てていく。うん、捨てるというのは気持ちいいことだ。最近はフロッピーなんかめったに使わなくなったから、ブランクディスクが数枚残っていればいいだろう。とっておきたいファイルだけをHDDに移し、5枚くらいのフロッピーを残してあとは捨てた。

やっと6時半になった。いつも病院でやっている通りにラジオ体操をする。これでますます気分爽快。テレビで天気予報を見る。今日は曇りのようだ。ソフトボールができるな、よし。あちゃ〜、土曜日は雨か。土曜日は知人の入っている合唱団に合唱団Pのチラシを挟み込みにいかないといけないのだ。しかたがないけど、何とか濡れないようにして持っていかなくてはならない。今年は梅雨明けが遅そうだ。家を出るまで時間があったので以前に入院していたときの日記を読み返していた。ずっと同じことをぐるぐる悩んでいたような気がする。今と同じようなことを書いていても、表面上しかわかってなくて実感として理解できていなかったこともある。それだけ前に進んだということか。

8時を過ぎたので家を出て病院へ戻る。午前中のデイケアはソフトボール。人数は少な目だったが試合をやった。準備体操の後、亡くなったメンバーを冥福を祈って黙祷した。いつもピッチャーをやっていた彼の代わりに今日は私がピッチャーをやった。13−5で快勝し、勝利投手となった。打つ方も6打数5安打とよく打てた。特に、私が左バッターボックスに立ったら内野も外野もみんな右に寄って左ががら空きになったので、左方向をねらって打ったらちょうどレフト線いっぱいの当たりが外野に飛んだ。狙い通りに決まって気持ちよかった。

午後のプログラムは、今日はまずゲーム。クイズ番組「クイズ・ヘキサゴン」のパクリをやった。1人3問ずつ、メンバーの半分くらいが知ってそうな問題、という微妙な問題を考えて紙に書き、それをシャッフルする。そして2人1組になって、1組ずつ順番に親になり、親はランダムに問題を選んで読み上げ、残りの組が紙に答えを書く。そして、親は間違った答えを書いた組を当てる、というゲームだ。全員が正解だと思う場合は親は「セーブ」と言って誰も指名しないことができるが、それで誰か間違えていたら親に×がつく。超簡単な問題で解答者がセーブ崩しをやって来たり、まるで番組でやっているように盛り上がった。とてもおもしろかったのでまたやろう、と言うことになって集めた問題の紙は使い回せるようにとっておくことになった。

その後はテニス。今日は人数が少なめだったので練習もちゃんとできたし、試合も2試合できた。私は元卓球部なので、どうも打ち方に卓球の癖がついている。テイクバックがないのだ。先週それを指摘されたので、今日はそれを意識してやってみたが、なかなか思うようにいかない。スイートスポットになかなか当たらない。そう言えば病院の中でも「リラックス、リラックス」を心掛けようと思っていたのにすっかり忘れていた。スポーツもリラックスが大事だ。もっと力を抜いて軽く振り抜けばいいのかもしれない。何かにかかりきりになると、どうも「リラックス、リラックス」というのを忘れてしまうようだ。これがストレスを発散するようなスポーツだったからいいようなものの、ストレスをため込むような仕事にかかりっきりになってリラックスを忘れてしまうと、また悪い状態になってしまうだろう。今のうちから、常に自分をリラックスさせるように、無意識下に刷り込むのだ。

病棟に帰ってきてお風呂に入ろうとしたら、なんともう湯が抜かれていた。がちょーん、である。入浴の時間は13時からで、みんなが入り終わるとだいたい15時半くらいに終わる。だが作業所や、私のようにデイケアに通っている人は帰ってきてから入る。看護婦は誰が風呂に入ったかをちゃんとチェックしていて、最後の人には「お湯、抜いておいてください」と言うときもある。今日は誰かが間違って勝手に抜いてしまったのだろうか。仕方がないのでシャワーで済ませ、あがってから看護婦に言った。みんなもう夕食を食べているところだったが、「お風呂の栓抜いたの誰〜」看護婦が尋ねた。誰も答えない。私が自分の箸とコップを取りにいったん病室に戻ったときに別の看護婦がやってきて「ごめん、私が間違えて抜いちゃった」おいおいおい。

それにしても今日は疲れた。ただ疲れた、と言うよりばてた、という感じだ。やはり暑くなってきたからだろうか。テニスを体育館でやったとき、蒸し風呂のような状態だった。やはり私は暑さに弱いようだ。