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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

カテゴリー:メンタルヘルス

昨日のもくろみは見事に失敗した。

朝は早くに起きていつものごとくPCに向かっていた。しかし、いつもより気が重い。

そして、着替えようと、タンスのある寝室に入ったところで、「がまんができない」そういう感じで布団に潜り込んで寝てしまった。

今日は「眠い」のではない。「重い」のだ。

この重さはなんだ。

昼前に起きて、のろのろと着替える。なんとか動けそうだったのでとりあえずそのまま家を出る。横浜駅でまずいカレーを食って病院へ。

デイケアではミーティングをやっていたが、私はそこに辿り着くだけでかなり消耗したのでしばらく部屋の隅で横になっていた。ミーティングでは忘年会で作る食事の相談をしている。

カウンセリングでこの「重さ」について話す。歌の練習に行ったり彼女と買い物に行ったりするのは平気でできる。もっと調子が悪いときはそれすらままならないが、少なくとも昨日は平気で外出していた。それらは「軽い」のだ。

しかし、「デイケアに行く」となるととたんに「重く」なる。鬱が入りこんできて体を心を蝕む。

カウンセラーは、デイケアに来ることが社会復帰のためのステップであるからではないか、と指摘する。デイケアに来ることイコール会社に行くことなのだ。そして私はまだ休職のリミットまで1年以上あるにもかかわらず、そのリミットにしばられて焦っている。無意識に焦っている。「早く復帰しなきゃ」「そのためにデイケアに行って訓練しなきゃ」そういう思いが帰って自分を縛り上げる。

カウンセラーは言う。逆説的だが、いったんそのリミット、つまり「会社」という枠を取り払って考えられるようになれば、ふっと軽くなるのではないか。枠を取り払うとはどういうことか。休職の期限が過ぎて会社に戻ることが叶わなくとも、幸い自分はエンジニアだし、他の会社へ行ったり独立開業したりして食っていける、漠然とでいいがそういう自信を持っていれば、「今の会社の休職のリミット」を意識しなくてもよくなり、心は軽くなるのではないか、というのである。

これはこれで難しい課題だなあ。「難しく考えないでいい」カウンセラーは言う。「デイケアに遊びに来る感覚でいい」そうも言う。社会復帰のための訓練とかそういうつもりでなく、家にいてごろごろして昼夜逆転したりしてむちゃくちゃになるよりかは、外へ出て遊んだ方がまだましだ。それくらいのつもりで軽く来たらいい、そう言う。

できるかなあ。

今日も1日寝ていた。

前は起きても体が動かなくてどうのこうの、心理的圧迫感がどうのこうの、と何か心理的な抵抗があるような感じだったが、最近は純粋に「眠たい」。いくら眠っても眠いのだ。彼女曰く「薬の副作用じゃない?」そうだ、先週の診察で抗鬱剤が増やされたのだった。新しい薬が増えて、その副作用でやたら眠くなることは前にもあった。今度主治医に相談してみよう。

今日こそは合唱団Pの練習に行くつもりだった。最近全然行ってないし、ボーカルアンサンブルの演奏会のチラシも配りたかったのだ。しかし、夕方まで寝倒していて、バイトが終わった彼女からの電話で目が覚め「今日、どうするの?」と言われて「行かない」と言ってしまった。眠たくてだるくてそれどころじゃなかった。はあ、また休んでしまった。

夜、オークションで競り落とした低反発枕がやって来た。試しに寝てみるとなかなか具合がいい。これで安眠できるとよいぞ。

今日は、え〜とはじめからデイケアに行かないことにしていた。昨日から、うん。

とりあえずのんびりしよう。風邪もひいて鼻水じゅるじゅるしていることだし。復職を意識して焦りが生じたあまり、リズムが狂ってしまったようなのだが、どうにも立て直せなくてじたばたしていたようだ。

だから今日は開き直って最初から休みなのだ。明日も休むつもりだ。じゃあいつになったらデイケアに復帰するのか。それもあまり考えこまないことにしている。とりあえず来週の月曜になればカウンセリングもあるし、それまでに「行かなきゃ」という呪縛を自分にかけないようにしよう。

というわけで今日は一日中のんびりしていた。今話題らしい「低反発枕」なるものをオークションで落札し、ネットで代金を振り込んだ。来客用の布団はあるが枕はないのでそのうちもう1つ買わないといけないなあと思っていたが、最近のダイレクトメールを見ていると、この「低反発枕」というのを扱っていることが多く、どうやら今話題らしい。オークションで、個人のお古でなくて店舗が新品で出していたのがあって、割と安く落札できた。後は配送されるのを待つだけだ。便利な世の中になったものだ。一歩も外に出ることなく買い物ができてしまう。ひきこもり大増殖だな、こりゃ。

昨日は22時半ころ寝ようとしたが、なかなか眠れずに0時前頃に追加眠剤を飲んだ。寝つきが悪かったのは久しぶりだ。やはり1日中寝ていたからか。

夜も眠りは浅く、たびたび目を覚ました。咳き込んで目が覚めることが多かった。風邪だろうか。

朝は5時半くらいにいったん起きてPCに向かっていたが、また寝てしまった。すっかり二度寝する習慣がついてしまった。昨日「明日こそデイケアに行こう」と誓ったことはすっかり忘れてしまっている。

昼になってから起き、パンを買ってきて食べる。眠たくはないが、ちょっと外に出るだけで疲れるというか、何か違和感を感じる。外に出ることが自分としては何か変な感覚なのだ。説明しにくいが、とにかく中にひきこもっているのが一番心地よくなってしまっている。この状態に慣れてしまってはやばい。この状態が当たり前ではいけないのだ。しかし現状は引きこもったままずっとPCに向かっている。あんまりPCに向かっているので、最近では彼女に「ぱそっこちゃん」と呼ばれている。

16時くらいからまた寝てしまう。今日は朝からずっと鼻水がじゅるじゅるだなのだが、夜になってさらにひどくなった。喉も痛くてたまらない。本格的に風邪か?風邪薬を飲んで、今日は早目に寝ることにしよう。

今日も1日寝ていた。

朝は早く起きてPCに向かっていた。そんなに調子は悪くなくて、がんばれば行けそうな気がした。が、なんとなくまた寝てしまった。病気なのかサボリなのか、自分でもよくわからない。サボり癖がついているのか、そう思い込んでるけどやはり病気なのか。しかしその後はずっと寝ていたのだ。布団に潜り込んだらすぐに寝てしまい、昼前に目が覚めた。彼女がパンを買ってきてくれていたのでそれを食べ、しばらくは起きていたが、彼女が昼からのバイトに行ったあと、また寝てしまった。そして17時くらいまでずっと寝ていた。なんかおもしろい夢を見ていた。自分が宮藤官九郎ばりの脚本家になって、そしてパペットマペットのショートコントのような少しブラックな話を書いている、という感じだった。最近、夢を見てもすぐに忘れてしまうことが多いが、なんだかインパクトの大きな夢だった。

目が覚めたものの頭はぼ〜っとしている。今日はできれば山岳会の集会に久々に顔を出そうと思っていたが、この調子ではとても外に出られそうにない。雨も降っているし、どうも陰鬱な気分だ。集会担当の人に欠席連絡のメールを入れてメールを黙々と処理する。

昨日ボーカルアンサンブルの練習でダメージが大きかったのだろうか。確かにめちゃくちゃ疲れたことは事実である。今日の雨降りも気分に少なからず影響を与えている。しかし、この負の連鎖をどこかで断ち切らねばならない。明日は朝から行こう。なんとしてでも朝からデイケアに行こう。誓うのだ。自分に誓うのだ。追い詰めるわけではないが、自分にはっぱをかけるくらいのことはしなくては。