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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

カテゴリー:メンタルヘルス

朝はいつも通り調子が悪くて寝ていた。

今日は三鷹の森ジブリ美術館に彼女と行く予定だった。ジブリ美術館は普通の美術館やテーマパークと違って完全予約制である。事前にチケットを入手しておかなくてはならない。そのチケットもローソンチケットでしか手に入らない。それはいいとして、今日14時からのチケットをちゃんと入手しておいたのだ。だから今日は多少調子が悪くとも無理してでも行くつもりだった。

11時頃、彼女に「そろそろ起きないと」と起こされた。予定では12時に家を出ることになっていた。早目の昼食をカップ麺で済ませ、準備をしようとするが、とても動ける状態ではなかった。そのままソファに崩れ落ちるようにして寝てしまった。

結局チケットは無駄になった。私はここ数日では一番調子が悪い状態で、15時過ぎまで全く動けずに寝ていた。

明日はどうなることやら。明日は夜に合唱団Pの忘年会があるが、それもそのときの調子しだいと言ったところだろう。それよりも今後のボーカルアンサンブルの活動、そっちの方が気がかりだ。28日のコンサート本番、その前日と前週の怒涛のような集中練習。今現在、自分自身のできとしてはかなり不本意なものがあって、かなり最後に気合を入れて練習しないとやばいと思っている。家でも調子がいいときは練習を録音したMDを聴きながら自主錬をしているが、やはりアンサンブルはあわせてなんぼの世界だ。そのときまでに調子を立て直すことができるだろうか。一寸先は闇である。

今日はちょっとだけ外へ出た。

午前中はいつものごとく寝てしまった。

昼前に、彼女が「昼食のパンを買いに行く」と行ったとき、なぜだか自分も一緒に行けるかも、と思ってパジャマを着替えた。昨日は着替える気力もなかった。

そして一緒に行こうとしたとき、「このままデイケアに行けるかも」そう思って「やっぱこのままデイケアに行く」と彼女に言い、カバンを持ってきてそのまま行こうと外に出た。パン屋は駅とは反対方向のため、彼女は反対側に歩いていった。

しかし外に出てから動けなくなった。

外に出たはいいが、そこから駅へ行って電車を乗り継いでバスに乗って病院へ行って…、それが果てしなく遠くつらいような感じがしたのだ。行って帰って来れそうにない、そんな自信がない、そう思ったのだ。

予期不安、だろうか。

結局私は反対方向へ歩いていってパン屋で彼女と合流し、パンを買って帰ってきた。

そしてだらだらと時は過ぎていく。

16時過ぎ。このままじゃいけない、外に出なくては、今なら少し散歩にでも行ける。そう思って外に出た。最初は公園にでも行くつもりだったが、ふと思いついて会社に行ってみた。と言っても会社の中へ入ったわけではない。徒歩20分の会社のビルの前を通り過ぎ、隣のレストランなどが入っているビルに行って本屋をぶらりとして帰ってきた。

なんで会社の方へ行ったのか自分でもよくわからない。ただ、1年以上あの辺には行ってないから、なんとなく今はどうなっているか、どこか変わったりしてないかな、と思っただけだ。と思う。復職のことを意識したらプレッシャーになったのでそれを克服するがために、とかいう深い理由ではない、と思う。意識の上では。深層心理ではどうかわからないが。

家に帰ってきたらもう夕方だった。日が暮れるのも早くなった。明日は雨が降るらしい。デイケアは明日こそ行けるのだろうか。あさってはジブリ美術館に行くのだ。デイケアのイベントではなく、彼女と2人で行くのだ。そういうのに限っては行けるはずだ。何のプレッシャーもないから。と思いたい。リアルグループのコンサートに行けなかった前科があるから、油断はできないが。

なんか

やっぱ

不安定

今日も

動けず

ひきこもり

不安定

笑う犬が

終わって

しまった

悲しい

何も、

できない。

ただ、

寝てるだけ。

なぜ?

無理やり寝ている

ような気もする。

現実 逃避 ?

不安で頭がいっぱいに

なる。

テレビを観て気を紛らわす。

テレビから離れると、

不安がまた襲う。

モンテヴェルディを聴いた。

心が安らぐ。

ブラームスの「Gestliche Lied」を久しぶりに聴いた。

名曲である。聴いてて泣きそうになる。

音楽は慰めになってくれる。

今日も一日中寝てたのだ。しかも彼女も一緒に。2人ともだるだるだった。

夕方16時過ぎ、彼女に起こされ、歩いて15分ほどの餃子屋へ行く。ここの餃子はとてもうまいのだ。18時くらいになると混むので早めに行くのだ。今日の夕飯はここの餃子にしようと言っていたのだ。

店に着くと早くも混みだしている。テイクアウトを待っている人も3人くらいいる。ちょっと変わった俵型の餃子は皮がもちもちしていてとてもおいしい。ここに来るとサイドメニューなんか頼まずにひたすら餃子ばかり食べまくるのが通だ。彼女と2人で35個頼み、彼女が14個、私が21個食べた。1個がけっこう大きいのでこれだけ食べたら腹ぱんぱんである。それでも2人で1200円くらいなのでお得である。

帰ったらしばらく自分の息がにんにく臭い。人に会う前には食べられないのだ。