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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

カテゴリー:メンタルヘルス

昨夜は寝つきはよかったものの、3時か3時半頃に目が覚め、それから眠れなくなった。しかたがないのでPCに向かってメールを書いたりなんぞしていたが、4時頃もう一度寝たら6時頃まで寝た。朝食を食べてまた寝た。今日はデイケアのイベントで、9時過ぎには家を出ないといけないが、不思議と今日は二度寝しても起きれる自信があった。

そしてちゃんと目を覚まし、家を出ることができた。昨日朝から体が動いたので、自然と自信が出てきたのだろうか。三渓園で満開の梅を見て、中華街で飲茶のランチ。楽しかったが、なんだかとても疲れてしまった。やはりずっと寝たきり状態だったから、外部からの刺激に対して敏感になっているのか。中華街にできた新スポット「横浜大世界」を出たのほ15時半ころだったか、そこで解散となったが、後頭部と首がとても痛かった。首と肩の凝りが物凄くて痛みを伴っている、という感じだ。そして朝から歩きっぱなしなので足が痛い。帰る途中、「台湾式足裏マッサージ」の看板を見つけ、思わず入ってしまった。いたぎもだった。少し痛いがとても気持ちよく、終わったあとにはすっかり足は軽くなっていた。

しかし、家に帰るまでに頭痛はますますひどくなり、帰って来てからもしばらく頭が痛くて動けなかった。20時前くらいになってやっと動けるようになって夕食を食べた。

今日の疲れを明日に持ち越してはいけない。明日はジョイントコンサートの会議にボーカルアンサンブルA代表として出席する。11時から渋谷なので、10時前には家を出ないといけない。さあて、明日はどうなることやら。

今日はやっとデイケアに行くことができた。しかも朝から。今日は午後から診察があるので、それに行かないと薬も切れるし会社に提出する傷病手当金の書類も書いてもらえない。絶対に行かなくてはならない日だった。先月はそういう大事な日にも動くことができなかった。だが、今日は違った。朝、動いたのである。いつもいったんは朝早く起きるが、立ってられなくなってまた寝てしまう。この「また寝てしまう」より先に、だいぶ時間は早いがもう家を出てしまったのだ。

そして無事1日乗り切ることができた。一度動き出すとその後はスムーズに体が動き、疲れを感じることもなかった。帰ってきたらさすがに少し疲れを感じたが、へとへとという感じではない。

今日よかったのは、朝起きた瞬間から「今日は大丈夫だ」というような感覚ではなかったのに、いつもと同じけだるい朝だったのに、そこからいつものように二度寝せずに体を動かせたことだ。同じ1日のスタートでも、そこからの動き方で1日の内容が全く変わってしまう。以前からわかっていることだが、この病気は朝が勝負なのだ。その勝負にいつも負けてばかりいたのだ。負け癖がついていたのだ。昼頃目覚めても遅いのだ。もうその時点で自分の心には敗北感が漂っており、そこから何かをするという気は全く起きなくなってしまうのだ。昼からデイケアに行けそうだけどなぜだか全く行く気がしなかったのはこのためだろうか?

ともかく、今日の1日はこれからに向けて大きな自信となった。そして明日はちょうどデイケアのイベントがあって、横浜の三渓園に行って梅を見て、そのあと中華街に行くのだ。明日もモチベーションを維持するためのイベントが偶然だが続いて、この調子を続けるいいチャンスだ。やればできる。できるのだ。最近ネットのeグループがYahoo!グループに変わったが、ずいぶん前に登録した自分のプロフィールを見て「思う、動く、叶う」と書いてあって懐かしかった。何の本に書いてあったのだっけ。初心を忘れてはいけない。

今日は昼頃、動こうと思えば動けそうだった。
行こうと思えば行けそうだった。
でも、結局デイケアには行かなかった。まるで行く気が起こらない。
なぜなのか。

明日は診察だ。
明日は行く気が起きるだろうか。

なんだろ…、今日やったこと…。

朝ごはんは、食べなかった。朝は何をしていたか、覚えていない。ずっと寝ていたのか。いつも、一度は起きて朝ごはんを食べるのに。

昼、彼女が買ってきてくれたパンを食べた。そのあと…、そのあとどうしたっけ。しばらくして、そうそう郵便局へ行った。楽譜をオンラインショップで買ったので、その支払いに行ったのだった。帰りにコンビニに寄ってチョコと週刊アスキーを買った。

帰って来てアスキーを読んでいたのは覚えているが、その他は…、そうそう、Western WindのCDを聴いていた。でもいつの間にか布団に入って寝てしまった。19時前まで寝ていた。いつの間に寝たのかは記憶が定かでない。

彼女が20時までバイトなので、昨日の残りのカレーを温めて食べる。

21時から、オウム真理教の地下鉄サリン事件から麻原逮捕までのドキュメンタリードラマをやっていたので観てたらもう23時だ。実際の映像も交えて見ごたえがあった。今でもオウムは活動し続けているというのが不思議だ。教祖が逮捕されても、一度マインドコントロールされた頭は元に戻らないのか。全部いんちきだったんだ、俺達はだまされてたのか、そうとは二度と考えられなくなるのだろうか。

それにしても、こんなにも多くの信者をマインドコントロールできるのは、善悪は抜きにしてすごい。私は自分の病気もマインドコントロールの手法を用いてよくならないか、要は「自分はいつでも活発に活動できる」というマインドコントロールを自分にかけられないだろうか、そう思ったことがある。

そしてマインドコントロールについていろいろ調べまくった結果、催眠術と深く関係があることがわかった。催眠術の専門書を買って読んでわかったのだが、催眠術は決してまやかしではなく、科学的に証明されているれっきとしたものなのだ。人間が「覚醒している状態」と「完全に睡眠に入った状態」の間に、ものすごく浅い眠りだが起きているでもない寝ているでもない「催眠」の状態が存在する。人間の進化した脳の部分である大脳新皮質だけが眠りに入り、人間の本来の本能の部分を司る大脳辺縁系だけが起きている状態である。この状態で人間に指示を与えたりすると、よけいな頭脳が邪魔することなく無意識の領域に直接働きかけることができる。

しかし、自分で自分に催眠をかけることは難しい。自己催眠のことも本に書いてあったのだが、自己催眠をかけるためには、まず他人に催眠術をかけることができないといけない。まずもってそれが難しいので、自分でだめなら人にかけてもらえばいいではないか。そう思って、そういうことをやってくれるところをまた探した。

そして、人を催眠状態にして暗示を与え、性格を変えるという「催眠療法」なるものが世の中に存在することを知り、横浜にある催眠療法センターへ行ってみた。しかし、話を聞いているとなんとなくうさんくさく、半年で70万円かかると聞いて、「こいつはインチキだ」そう思ってそこを後にした。

思えば何とか病気がよくならないか、いろいろと手を尽くそうとしたものだ。サブリミナルのCDを作ってもらったこともある。リラクゼーション系の音楽の中に、自分が指定したメッセージを耳では聞き取れないように混ぜ込んでCDにしてくれる、という業者をネットで見つけて頼んだのだった。あれはもう何年前のことだろう。結局そのCDも効き目はなかった。

この暗闇から抜け出す方法は他に何かあるだろうか。誰か私を洗脳してください。

今日もだめだったよ〜。15時くらいまで寝てたよう〜。カウンセリングもぜんぜん行ってないよう〜。

どうすれば悪循環から抜け出せるのかなあ。やばいなあ。