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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

カテゴリー:メンタルヘルス

昨日もしんどかったので22時過ぎに寝た。6時半過ぎに起きたが、なんかだるい。大丈夫かなあ。

だるいまま仕事をして、だるいまま家に帰ってきた。でも帰りにTSUTAYAに寄った。「誰も知らない」を借りたかったが、やはり全部レンタル中。一本だけ残っている、と思って手を伸ばしたが、よく見たら「『誰も知らない』ができるまで」だった。危うくその手にひっかかるところだった。彼女が観たがっていた「解夏」があったので、代わりにそれを借りてきた。

ニュースを見ていると、「シンクロソロで…」というニュースをやっている。「シンクロソロ」って、何か言葉として矛盾を感じるのは私だけだろうか。

昨日は22時過ぎにさっさと寝た。夜中何回か目が覚めた。暑くて汗がにじんでおり、2回エアコンをつけてタイマーをセットした記憶がある。朝は7時前に起きた。

仕事はしているが、なんかだるい。帰ってきても、やっぱりだるい。21時頃には眠くなる。なんでだ?単なる夏ばて?でも最高気温は30度いってないし、そんなに暑くない。西日本は猛暑になっているようだが、東日本はまだ涼しい。状態が不安定で鬱のときは、体も疲れやすかった。鬱の前兆だろうか。いくら気をつけても調子が悪くなるようだったら、どうすることもできないなあ。とにかく、無理はしないようにしなければ。

昨日は22時半か23時前くらいに寝た。追加眠剤は飲まなかった。5時半くらいに目が覚めたがもう一度寝て、6時半過ぎに起きてきた。今日はあまりだるくない。

でも仕事をしていると、13時半からのチーム定例でなんだかだる〜くなってきた。その後はどうもなかったのだが、やはりちょっと夏ばてだろうか。今日は昼食に外に出たときも、そんなに暑くはなかったのだが。

定例の後は割と順調に仕事をしていた。今週にやって仕事はあるのか?と思っていたが、現行のシステム移行で、対応はまだ先でいいので棚上げになっていた部分を私が進めることになって、なんだかんだやっていた。いろいろと調査がしているうちに、他のチームに協力してもらう必要がでてきて、お願いしてちょっと作業をしてもらったのだが、調査がうまくいかない。そんなこんなしているうちに17時半を過ぎてしまいタイムオーバー。また明日仕切り直しにすることになった。

帰ってきてそんなに疲れは感じなかったのだが、夕食を食べてテレビを観て風呂に入って、そして21時頃にどっと疲れが出てきた。少し横になったらましになったのだが、まだまだ体力は回復していないのかなあ。

昨日は23時頃に就寝。よく眠れた方だとは思うが、5時くらいに目が覚めて、そこから断続的な睡眠に入る。6時半にいったん起きてリビングに出てきたが、あまりに眠いのでもう一度7時半まで寝た。ちょっとやばい傾向かもしれない。ムラがあるなあ。

起きたはいいが頭がぼんやりしている。テレビをつけると、昨日の女子バレーの柳本監督、大友選手、高橋選手、菅山選手と中継がつながっている。「皆さんに自己採点をしてもらいましたので、一人ずつ見せてください」とスタジオの小倉アナが振ったところ、大友選手が出したフリップには「ゼロ」との文字。まあ確かにサーブにはさんざん苦しんだが、見事なスパイクもたくさん決めたではないか。自分に厳しすぎるなあ、この子は。完璧主義と言うか、100点でなければゼロ点なのだ。私もそういう傾向がある。気分の浮き沈み方といい、自分と重なるところがあり、私と同じ病気にならないかちょっと心配だ。「お休みは何をされますか」との質問に「ひきこもります」って、おいおいおいおい。スポーツ選手にはみんな「がんばれー!」と応援を送るが、さぞかしプレッシャーだっただろう。

今日は通常9時半からのミーティングが9時からあるので、早めに会社に行った。今日からいよいよ本番サーバに累積データを少しずつFTPで転送していく。膨大な量のデータを現行サーバから新システムの本番サーバに移す必要があるのだが、本番LANを通すので、帯域を圧迫して他のシステムのじゃまにならないよう、毎日少しずつデータを転送していくのだ。

ところが、先週末の時点で本番サーバにうちのシステムの環境が構築されていなかった。インフラチームは何をやっているんだ。と言うわけで、週明けはまず最初に方針を決めるために朝早く集まりましょう、ということになっていたのだ。

しかしながら、今週に入っても環境は構築されていなかった。なんでやねん、と思ったら「DBサーバはまだ本番サーバのディスクをマウントしていない。NAS上のテスト用のディスクをマウントして、他のチームが総合テストをしている」というのだ。おいおい、共用サーバなのに本番機で総合テストですかぁ。一番乗りの特権だなあ、それは。こっちは本番用のディスクにファイルを転送したいと言ってるのに、なんか話が食い違っている。どうやらBTサーバの方には本番用のNASがマウントされており、最終的にDBサーバもそこをマウントするようになるそうなので、急遽転送先をBTサーバに切り替えて実行。全くなんだかなあ、「コミュニケーションはSEの基本」なのではないのか?

17時半から組合の支部集会。久々に顔を出した支部集会は閑散としていた。今日は議案に対して採決を取るからみんな出席してください、とメールでまわっていたのに、出席者は支部代表、副支部代表、配属されたばかりの新人に私の4人と散々な結果。「忙しさ指数(1人辺り平均残業時間だったかな?)」が先月社内ワースト2位だったうちの部署にとって重要な議案だったはずなのに、みんなどうなってるんだ。そもそもこの無関心ぶりも長時間労働、たまる一方の振り替え休日の原因ではないのだろうか。みんなよっぽど働くのが好きなのだろうか。う〜ん、この先が思いやられる。

昨日は23時過ぎに就寝。割と早く寝つけたと思う。朝は6時40分に起床。

今日は一日家の中でだらだらと過ごした。梅雨も明けたらしく、外はめちゃくちゃ暑い。明日からまた仕事なので、ゆっくりと体を休めるのだ。と言うわけで、昨日コンビニで買ったマンガ雑誌2冊を読んだり、「救急精神病棟」を読んだり、ニンテンドーDSで「直感ヒトフデ」をやったり、ずっとそれらを繰り返していた。勉強もしないといけないのだが、最近は遊びモードだ。職場復帰した頃のような気合いがない。いいのだ、無理に気合いを入れなくても。気楽にいこう。

「救急精神病棟」は読んでて非常に興味深い。なまじっか精神医療の現場を、患者という当事者の立場である程度知っていることもあって、「医療側の事情」というか、裏側を垣間見たような気にもなる。「救急」の精神病院なので、とにかく「今すぐ入院させるかどうにかしないとかなりやばい」状態の患者ばかり運ばれてきて、もう毎日が戦争状態なのだ。最初から3分の2くらいまではずっと統合失調症の症例ばかりだった。やはり救急で運ばれるのはその手が多いようだ。しかし、読み進めていって、今にも赤ん坊もろとも心中しそうな「産後鬱」の女性や、完全に躁状態で頭がぶっとんでいる患者の話を読んでいると、とても人ごととは思えない。その躁鬱病の患者は、ふだんはとても勤勉でまじめなサラリーマンなのだが、1年に1回くらい躁状態になってぶっとぶらしい。

読んでいて「むむむそうなのか」と気になったのは、世の中が物騒になったおかげで、精神科の治療がやりにくくなっている、ということだ。統合失調症の患者の典型的な症例として妄想がある。たいていは自分に攻撃的な内容や、自分しか知らないはずの内容の幻聴が聞こえ、そこから妄想が生まれる。その妄想は「誰かが自分を監視している」「盗聴器がどこかにしかけられている」というものから「自分を誰かが狙っている」「悪い奴らが街中に毒ガスを撒こうとしている」「誰かが世界を滅ぼそうとしている」と膨らんでいく。それに対して医者は「そんなことは現実にはないから、安心してください」と患者を諭すのだ。だが、地下鉄サリン事件が起きてしまった。「そんなこと」が現実に起こってしまったのだ。それで、医者は「そんなことは現実にない」と患者を説得できなくなってしまったという。イギリスで歯に埋め込むタイプの盗聴器が開発された、というニュースを聞いて「あちゃ〜」とも思ったらしい。「盗聴されてる」という手の妄想は非常に多いのだ。

まあ、そんなこんなで大変な精神医療の現場の話しだとか、そして池田小児童殺傷事件も出てきたが医療と司法の問題とか、いろいろ出てきて非常に内容としては興味深かった。

さて、明日からまた仕事だ。仕事はいいのだが、暑いのはかなわんなあ。体調には気をつけないと。