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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

カテゴリー:メンタルヘルス

7時起床。朝方に2回くらい目が覚めて、喉が渇いたので冷蔵庫をあけてコーラを飲んだ記憶がある。朝は調子はまあまあ。気温は昨日より低いかもしれないが、蒸し暑さを感じる。

今日は9時半から東京本社で人事面接だった。今週の月曜日に主治医に書いてもらった診断書を持っていった。内容はわかっている。とりあえずあと3ヶ月は残業を見合わせた方がよい。それを人事部はどう受け止めるか。

ところで、うちの会社は裁量労働制である。正確に言うと労働基準法38条の3で規定されている「専門業務型裁量労働制」で、それは

「業務の性質上、その遂行の方法を労働者の裁量にゆだねる必要性が高いため、その労働者が実際に何時間働いたかにかかわらず、労使協定で定めた時間働いたとするもの」

という制度である。つまり、一日何時間働こうが毎日一定の時間残業したとみなされる。

ところが私は今残業を禁止されている。これはうちの会社の社内規定にある特例で、傷病によって医師から「残業禁止」の診断書が出たときに、最長6ヶ月まで残業禁止を命じることがある、という事項が適用されている。残業禁止については今まで「定時勤務」と書いてきたのだが、裁量労働制のうちの会社では、それはすなわち「短縮勤務」とイコールなのである。(いや本当はイコールではないんだけどね。勤務時間が短くてもちゃんと成果を出せばいいわけだから。私の場合、人事の扱い上短縮勤務ということになる、ということ)

そして上に書いたが、それはあくまでも期間限定な特別な措置で「最長6ヶ月まで」なのである。それを過ぎてなお医者から残業禁止の診断がくだされたらどうなるか。それはやはり会社の社内規定にしたがうことになる。

「精神または身体上の障害のため、業務に堪えられないと認められるとき、職員を解雇する」

ということだ。

私が職場復帰したのが4月25日。それから9月いっぱいまで定時勤務(=短縮勤務)であった。通算5月強である。そして今「さらに3ヶ月の残業禁止」という診断が医者から下された以上、最悪の場合、上の解雇要件に該当する。しかし、6月いっぱいまでは仮出社という形で、正式に復職したのは7月1日付けである。そこから起算すると、10月から12月までの3ヶ月は猶予があるということになる。が、仮出社の期間を上記の「最長6ヶ月まで」の短縮勤務に含めるかどうかは、人事部でもグレーゾーンらしい。そこを確認した上で、今後のことについてまた改めて連絡します、と言われ、人事部をあとにした。

相変わらず首の皮一枚でつながっている。何とかセーフだったとしても、10月以降にまた調子を崩すようだと、今度こそ本当にアウトだろう。自分はどこへ転がっていくのか。電車で横浜に戻って職場に戻っても、何をどうしていいやらさっぱりわからない。今回振られた仕事自体がものすごく手探り状態で何をどうやっていいやら、さっぱりわけわからんという状態なのだ。

昼頃に7月までいたチームの同期が内線で電話をかけてきた。私が作ったところについて問い合わせてきたのだが、久しぶりに昼飯でも食うか、と言って一緒に昼食を食べた。今回の新システムのOA基盤の移行の仕事について、実は同じような仕事を彼が先にやっているのだ。それで、何をどう進めたらいいかさっぱりわからないから教えてくれ、と話したのだが、自分もさっぱりわからずに手探りで進めた。途中で「そんな話聞いてない」ということが何回もあった、と言うのだ。とにかく資料も何にもないのだ。

基盤部隊は揃っていてそれぞれ役割を持っているが、ネットワークに関しては誰、OA基盤に関しては誰、サーバに関しては誰、と全部ばらばらで、まあ担当が分かれているのは当然なのだが、問題なのはまとめ役がいないこと。全体を串刺しで見れる人がいなくて、わからないことを担当者ベースで個別にヒアリングするしかない。しかし今は何がわからないかもわからない、何を調べればいいのかわからない、そんな雲をつかむ状況なのだ。だから全体を見渡せる人を誰かアサインしてほしい、とうちのチームの上司が打診したのだが、他の仕事で手一杯で人を出せないという。昼飯を一緒に食べた同期から、こんなところで苦労したとか、何については誰々に確認しておいた方がいい、とかアドバイスをもらったが、肝心の内容については、彼の担当した顧客とは業務要件が違うのでそれ以上のことは自分で調べないとわからない。

わからんわからんと言い続けてもしかたがないから、わかるところからどんどん進めていけばいい。その中でどんどん課題を出し、課題管理表を埋めていって、それをどんどん解決していけばいい。上司はそう言う。まあ、そうやって手探りで進めて行ってはいるのだが。一番の問題は、自分のクビがつながるかどうか。ある時点で私が突然消えてしまったら(突然ということはないだろうが)、そのあと誰が進めるのか。まあ、私一人消えたくらいでどうにでもなるだろうが。

昨日は寝るのが遅くなってしまった。確か23時頃に寝たのだが、布団に入って彼女となんだかんだ話していると0時になってしまった。確か追加眠剤は飲まずに牛乳だけ飲んで寝た。夜は久々に熟睡できて、明るくなるまで一度も目が覚めなかった。7時に起きたのだが「まだ眠いのに〜」とぶつぶつ言いながら「でもトイレ行きたいし」と自分に言い聞かせてトイレに行って、ついでだから顔も洗って、ついでだから朝ご飯食べて…、などとついでだから、ついでだから、と自分をだましだまし起きていた。最初から「あれしてこれして、あれもあれも全部しなきゃ」と思ってしまうとやる気が萎えてしまうというか、自分で自分にプレッシャーを与えてしまって動けなくなる。目の前のものを一つずつ片づけていく。それが大事なのか。

とか何とか書いて余裕こいてたら、いつの間にかソファで眠ってしまった。やはり昨日遅く寝たからか。「いかん、起きなくては」ではなく「いかん、寝るならちゃんと寝なければ」と思って布団に潜り込んだ。そして気がつくと9時を過ぎていた。う〜ん、何かしんどい。やめやめ、今日は遅れて行こう。今無理して体を動かしても一日つらいだけだ。そう開き直って会社に電話。結局10時に出社した。この際だから水曜日は10時から18時半の勤務にさせてもらうことにした。毎週水曜日は、新しいタスクの週例が16時半から行われることになり、1時間で終わるとは限らないから残業が発生するかもしれません、と上司と部長に断ってある。でも残業したら人事部から部長にチェックのメールが来るし、そうしたら私が「この日はこういう理由で何時間残業しました」とか書いて出さないといけなくて、それはそれで部長も自分も面倒なので、水曜日は1時間ずらしてもらった。

しかし、新しいタスクは何をどうやっていけばいいかよくわからない。今のところお客さん向きの対応は別のメンバーが、基盤部隊向きの対応、調査は私が担当しているのだが、本当に何をすれば自分でさっぱりわからない、五里霧中な状態だ。なんとか前に進めるために、いろんな人に相談しなきゃ。

明日は9時半に大手町。人事部と面接だ。いつもより早く出ないといけない。それもつらいが、まだ暑いのにスーツを着ていかないといけないのもつらい。ちゃんと起きていけるかなあ。

8時過ぎ起床。朝はあいかわらずつらい。なんとか起きたものの、体を動かすのがとても億劫でつらい。なんでこんなにしんどいのに毎日毎日毎日毎日会社へ行かないといけないのだろう。「もう会社なんかやだ〜〜〜〜」思わず口に出して、いやいや準備をして家を出た。

するとなぜだろう、不思議と心が軽くなった。仕事が終わって会社から帰ってきて、もう4年くらい前にカウンセリングで言われたことを思い出した。「あなたの頭の中は、自分が本当は何がしたいとかしたくないとか、そういう自分の欲求が封印されていて、全て『〜ねばならない』で動いてます。(いわゆる超自我の説明である)自分は本当は何をしたいのか、それに気がついて、それを受け入れて、そしてその上で自分の気持ちと折り合いをつけられるようになったら、楽になるでしょう」

それが今日、少しだけわかったような気がした。「起きなくては、動かなくては、行かなければ」そう必死に思えば思うほど体は動かなくなる。でも今日「もう嫌だ〜」そう口に出して言って、それを自分で認めて、そして少し気が楽になったような気がする。もっと自分の生の声に耳を傾けよう。自分の思いをもっと吐き出すと、もっと楽になれるかもしれない。

昨日は23時くらいに寝た、と思う。ついつい選挙結果が気になって遅くまでテレビを観てしまった。朝は8時10分くらいになんとか起きた。ちょっとやばいところだった。先週末から調子は少しよくなったものの、朝はしんどい。

会社へ行って仕事をする。新しいタスクを始めるにあたって、とりあえず何をどうやっていいやら見当もつかないので、基盤メンバーに資料がないかメールで投げておいた。とりあえずファイルサーバのこの辺りの資料を漁って読んでください、とメールが来ていたので、漁って読んだ。が、自分の知りたいことが書いてある資料がなかなかない。顧客向けのレビューの資料ならあるのだが、それだけでは不十分だ。私は基盤がどうなっているのか、クライアントPCやらサーバやらネットワークやらドメインやら、その辺りの詳細がわかる方式設計書がほしいのだ。

そんなこんなやっているうちにエマージェンシーでトラブルフォローの手伝いが舞い込んできて、あちこちに電話しまくって、ふぅ、疲れたのだ。結局教えてもらったフォルダとは全然別のところに方式設計書はあった。PDFファイルを画面で読んでいたが、やはりこういう資料は紙に印刷しないと読みにくい。160ページくらいあったが、2ページを1枚に収める割付印刷で半分の枚数で印刷した。それでもけっこうな量で、ちょっと読んだところまででタイムオーバー。

病院ではここ2週間ほどの状況を説明した。低空飛行で早退や遅刻などもあり、波はあるがなんとか会社に行けている状態。6月に書いてもらった診断書が「3ヶ月残業を見合わせた方がよい」と書かれてあり、9月いっぱいまで定時勤務、残業禁止ということになっているのだが、その続きの診断書を今日書いてもらわないといけない。「今の状態では、もう3ヶ月くらいは残業はしない方がいいでしょうね」そう言われた。言われなくても自分の体がじゅうぶんわかっている。今の状態でいっぱいいっぱいなのだ。問題は、それを人事部に出して私がどうなるか、ということだ。復職はしたものの、医師の診断により今は裁量労働が適用されず、定時勤務ということで勤務時間が制限されている。これは「必要があれば、一時的にそのような勤務を命ずることがある」と就業規則にもはっきりと書いてある。しかし、それは最長何ヶ月まで、という制限がついている。私は仮出社のときからカウントすると、もうアウトである。その辺の微妙な判断を人事がどう判断するかわからない。今までいろいろ大目に見てくれているので、多分それで自分のクビがどうのこうの、ということはないと思うのだが。

昨日は久々に長々と日記を書いていたら夜遅くなってしまって、寝たのが23時過ぎになってしまった。その後も寝つけず、0時くらいに追加眠剤と牛乳を飲んだような気がする。

その後はけっこうよく眠れて、5時半に目が覚めたものの、休みだしまあいいや、と思ってずっと寝ていた。8時過ぎに起きただろうか。

午前中はなんだかんだ頼まれごとをPCでやっていて、11時半頃家を出て横浜へ。ほしい本が2冊あったのだが、バスで西口のへんぴな所についたので、とりあえずそこから近いダイヤモンド地下街の有隣堂へ行った。が、ここはどこに何が置いているかわかりにくくてすぐに探すのをあきらめてしまった。コーナーごとにいくつもの店に散らばっているし、ちょいとわかりにくい。

それよりもお腹がすいたので先に昼食を食べることにした。東口まで移動して久々にポルタのペッパーランチでペッパーライスを食し、ルミネの有隣堂へ。ここは広くてゆったりとしていて私のお気に入りの本屋である。わかりやすいところに検索機も置いてある。最近はこういう便利なものができたので、目当ての本をいちいち探し回ったり店員に聞いたりしなくても、その店に在庫があるか、どの場所にあるかがわかって便利なのだ。結局そのお店には欲しい本は2冊ともなかった。

次はそごうの紀伊国屋へ行ってみた。ここもけっこう広いのでとりあえず検索機で探してみる。1冊目、在庫なし。2冊目、在庫あり。と言うことで1冊だけ買った。しかし、やはり本屋の醍醐味というのは、ぶらぶらブラウジングして、ふらふらふら〜っと何気なく手にとって、ぱらぱらぱら〜っとページをめくってちょっとおもしろそうじゃない、と思ってはっと気がつくと5冊の本を抱えてレジに並んでいる自分に気がつく、というところだろう。と言うわけで本を5冊買ってしまった。残りの1冊はまた7&Y辺りで注文しよう。

その後電車で移動していつもの散髪屋へ。しばし待たされて頭をすっきりさせ、近くのユニクロへ。チラシに載っていた秋物の長袖のシャツをゲットし、ついでにズボンも1本買ってしまった。裾直しに40分くらいかかるというので、しばしスタバで読書。と言っても今日買った本ではなく、まだ「積ん読」状態の本の1冊。本は放っておけばどんどん溜まっていくものなのだ。また今日増えてしまった。

ズボンを受け取ったらもう夕方だった。バイトが終わった彼女と待ち合わせて夕食を食べて帰ってきた。今日は一日を通して割と調子はよかったのだ。ちと暑かったが。これから涼しくなってくれるのかなあ。