今週末の団地清掃で出すお茶を買ってきた。
近くのスーパーで、1本88円のペットボトルを14本。15本買ったつもりだったけど、まあいいや、足りるだろう。
それくらい持って帰るのは楽勝、と思ったが意外にしんどかった。
この団地まではずっと上り坂だし、さらに4階まで階段を上るのでしんどい、というのもあるが、やはりかなり体力が落ちているようだ。今日もちょっと体調がよくないせいもあるだろう。
ここの団地では、棟ごとにいろいろルールがあって、うちの棟では毎月の清掃に出なかった人は、ペナルティとして千円徴収される。その月の当番が、自治会費とは別に集金して、常任委員のところに持ってくることになっている。
しかし、先日常任委員の引き継ぎをした時点では、先月分の清掃欠席代の徴収がまだだった。当番の人が徴収を忘れているのか、徴収したけど持ってくるのを忘れているのか。前任のお隣さんが当番の人に確認しようとしてるけど、留守の時が多いという。昨日の夜にようやく持ってきてくれて、無事全部引き継ぎが終わった。
ここでのコミュニケーション手段は、その部屋の扉まで行ってインターホンを鳴らし、「ドアを半開きにして話をする」のだ。それがなかなか歯がゆい。今どき携帯くらい持ってるだろうから、時間があわなくとも携帯メールでやり取りすれば手っ取り早いし、メールがだめなら留守電という手もある。
しかし、少なくとも自分たちは、他の住人の電話番号もメールアドレスも知らない。自治会役員の名簿はあるので、それを見れば他の人はうちの電話番号がわかるが、役員をやってない人の番号は、個人的に聞かなければ知りようがない。
昔であれば、玄関先でこんにちは、は当たり前だったかもしれない。今でもそうなっているのは、昔からの習わしである一方で、電話番号やメールアドレスといった個人情報を他人に教えたりしない、というコンセンサスが取れているから、というような気がしないでもない。
コミュニティが密な分、他人のプライバシーまでどんどん入ってくるかと思いきや、そこはきちんと線引がされているようである。他人の事情には首を突っ込んでは来ない。この点は昔と違うようだ。