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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

カテゴリー:入院生活

今日は同じ病院に入院していたときの友達が来た。入院生活も長かったし合宿みたいな共同生活を送っていたため友達もたくさんできた。今日来たのは自分の友達というより彼女のメル友という感じの女性で、私と同じうつ病である。と言っても入院中はあまり病気の話はしなかったので、彼女(友達)もうつ病だったと知ったのは彼女(友達)が退院してからである。退院してから私と彼女(彼女)がつきあうことになったと知ってとても驚いたそうな。でも他にも多かったぞ〜院内恋愛。入院患者同士の色恋沙汰は治療的観点からもあんまりよろしくないということらしく、みんな看護師や医者など医療スタッフには隠していた。なぜよろしくないのかはよくわからない。精神的な病気を抱えた人どうしがくっつくのはあまり望ましくないということはなんとなくわかるが、それ以外に「依存症」と名のつく病気、およびその予備軍というか傾向を持ち合わせた患者が多いので「恋愛依存症」に陥るのを心配しているということも聞く。実際マークされている患者は家族以外との電話は取り次いでもらえなくなり、自分宛に来た手紙も医者がストップしていたそうだ。彼氏とデートするのに医者の許可が必要な女の子もいた。「恋愛依存症」または「SEX依存症」という言葉は入院してはじめて聞いたが、大きな書店の精神医学のコーナーをのぞくと、結構それに関する本が並んでいて、実は悩める人割とが多い病気らしい。恋愛関係の間に「共依存」が生まれるとやばいのだ。共依存とは「相手から頼られる状態に精神的に依存している状態」の人と、「その人に頼ってしまう状態」の人との関係で、アルコール依存症の夫とその妻などがそういう関係に陥ったりしたりする。そうしてAC(アダルトチルドレン)が生まれる。私もある種のACであると思っている。ああ話が今日は脱線するする。

夕方まで私の部屋で友達と彼女と私の3人でしゃべった後、駅まで送っていった。次は新年会をしようということになった。普通にしゃべっているだけのつもりだったのが、やっぱりどこか気を使っていたのか、気を張っていたのか、夜になるとちょっと疲れてしまった。明日はGSOの合宿だ。早く寝よう。それにしてもまだ咳が出る。咳止めシロップに南天のど飴、そしてユンケルを買ってきた。明日とあさってはこれらで乗り切ろう。

昨日もよく眠れた方だろうか。何回か目は覚めたかもしれないが、時計を見たら4:00だった。その後はあまり眠れなかったような気がするが、5:00の巡視を覚えてないので多分寝ていたのだろう。次に時計を見たのが5:10くらいだった。それからはずっと起きていたと思う。

昨日はよく寝た。と言っても何回か目が覚めたが、もういいや。すぐに眠れたから。寝付きもよかったし、6:00にちゃんと起きれた。でも起きるとき少しつらかった。まだ少し眠たいや。

なんだか今日もあまり元気がない。少し抑鬱気味か?11:00過ぎにコードを取りに記録室へ行ったら、主治医がKクリニック宛の紹介状を渡してくれたので、さっそく電話する。「初診の予約を取りたいんですけど」そう話すと、「一番早くて3月13日の水曜日になります」と言われてちょっとショックだった。でもまあしかたがないので「それでお願いします」と答え、「ご連絡先は」と聞かれて「今、○○病院に入院しているんですけど」と答えると「しばらくお待ちください」と待たされ「紹介状をお持ちでしたら、3月1日で大丈夫です」と言われた。よかった、外泊時の予定にぴったりはまる。

夕食後、明日に荷物持ち帰り第一段をやろうと衣類やら本やらをミレーのザックに詰めたが、あっと言うまにいっぱいになってしまい、とても入りきらない。これは荷物がいつの間にか相当な量になってしまっているようだ。本を何冊か紙袋に詰めて別に持っていくことにしたが、3回で持って帰りきれるだろうか。まあ、いざとなれば宅急便だ。

昨日は鬱状態でつらかったから20:00に眠剤をもらってそのまま寝た。割と早く寝付いた気がする。おかげで5:00には目が覚めてトイレに行った。それまでにも目が覚めたかもしれないが、割とよく眠っていたと思う。6:00まではCDを聴いていた。いろいろなことが頭の中に浮かぶ。催眠状態における想起されたことが無意識の領域から出てくるのに近いのか。ふと頭に浮かんだ。「昔から自分は人からおこられたり叱られたり、強くものを言われたりすると、強いショックを受けて落ち込む」「だからだろうか、自分は『おこられないように』『叱られないように』生きてきた」そんな言葉が浮かんだのだ。これは自分を探る一つのキーワードになりそうだ。もう一つ浮かんだ。「テクニックで生きてきた」「他の人のまねをして生きてきた」これらの言葉をメモ帳に書き留めておく。来週のカウンセリングで話をしてみよう。

9:00に医療相談室に行ってケースワーカーに自宅近郊のエリアの、デイケアのある病院について調べてもらう。病院でなく診療所を3つ調べてもらった。大きな病院になると、また交通の便が悪いそうだ。それらの診療所について電話で問い合わせた。KクリニックとIクリニックは見学はできず、まず診察を受けてデイケアへの通院が必要な患者かどうか医者が判断するそうだ。K診療所は見学はOKだが、内容を尋ねたら、「ゆったりめのプログラム」らしく、ゲームや料理など、仲間づくりというのが中心で、スポーツや作業的なものはないそうだ。ちょっとここは違うような気がする。Iクリニックは水曜日が休みなので、月木と今の病院に来ないといけない自分は火金しか通えない。Kクリニックは木曜日が休みなのでちょうどいい。この病院はアルコールのデイケアもあるらしく、今の病院からそちらに行く患者もけっこういるらしい。Kクリニックがよさそうな気がする。

他の病院もないか選択肢を広げてみようかと思い、懇談会の後に主治医に「もう一度ケースワーカーと話したいんですけど」とその旨を話す。連絡を取ってくれたが今日は無理とのこと。が、話していて「Kクリニックあたりいいんじゃないですかね」と主治医の方から言ってきた。「3つの中ではそこを考えていたんですけど」と話すと、「じゃあ、とりあえずそこ行ってみますか」と紹介状を書いてくれることになった。

「危険物検査」があった。懇談会で「ハイターや液体洗剤などを預からせていただきます」と婦長が言っていたが、それ以外のものも調べられるとやばい、と思ってウェンガーナイフとP-in Comp@ctをポケットに隠した。思った通り、床頭台の引き出しや中を調べられたので、隠しておいてよかった。

夜はまたIZさんとえんえん話をする。この人はかなりものすごい。これほど純粋培養されて育ち、完璧なまでに完璧主義、几帳面な人は見たことがない。「自分が変わるしかない」そう私が言っても「変われるの?変えられるの?」そう言う。ものすごい人と関わり合いになってしまった。話していて疲れるなぁ。私から見ると彼女が育った家族は機能不全家族であり、彼女はACだ。彼女は「自分はそうじゃないと思う」と言っていたが、ACとは何かを実際にはよく知らないようだ。「何か本貸してよ」そう言われたので、「アダルト・チルドレン完全理解」を貸してあげた。

昨日も寝付きが悪くて22:00までは起きてたと思う。CDをかけながら寝るのがよくないのだろうか。でも前はそれで眠れていたのに。1曲目か2曲目くらいでちゃんと寝付いていた。夜中は割とぐっすり眠っていたと思うが、3:00と5:00に目が覚めた。というか、懐中電灯の灯りが目に入ってびっくりして目が覚めた、と思う。多分懐中電灯だと思う。光を瞼の上に感じた。巡視の看護婦さんは気をつけてほしい。

朝食後、8:00頃からオカリナを吹く。アルコール病棟に入院しているおじさんが話しかけてきて、音楽の話などを少しした。

作業棟へ行ったが、あまりやる気が出ない。やはり昨日の疲れが精神面に現れているのか。体重は減っているが体脂肪率はあがっている。先週に点滴して寝てばかりいたので筋肉が落ちたのか。体力テストの結果も4だった。一般トレーニングをやりだしたが、漕いでて嫌になったので10分でやめた。

Eさんが遊びに来ていた。去年の夏に入院したときにしばらく一緒だった。彼女はあの時は鬱だったが、今度は躁状態らしく、また入院するかもしれない、と言っていた。私を見て「やせたね~、やせ過ぎじゃない?」と言われた。そんなにやせて見えるのだろうか。過ぎたるは及ばざるがごとし、だが体重も体脂肪率も標準値ピタリ、なのだが。