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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

カテゴリー:健康

去年の暮れからずっと、右脇腹の少し上から胸にかけてピリピリと痛く、水ぶくれのようなものができている。そしてその痛みは強くなることも弱くなることもなく、今日まで続いた。帯状疱疹かと思ったが、帯状疱疹は一生に一度しかならないはずなので、なんだろうと思っていた。

帯状疱疹とは、免疫が弱った時に神経節に潜んでいた水ぼうそうのウイルスが活性化して、神経に沿って体の片側だけに強い痛みとともに水疱ができる病気である。なので、水ぼうそうをやった人なら誰でもなりうるし、逆に水ぼうそうになったことのない人にはうつる可能性がある。ただしその場合は、ウイルスをもらった方は帯状疱疹ではなく、水ぼうそうになる。

そもそも水ぼうそうが治ったらウイルスは体からいなくなるのでは?と以前は思っていたが、いなくなるわけではなく、自分の体に免疫抗体ができるから、一度しかかからないわけである。そして同じ水ぼうそうのウイルスが、今度は「帯状疱疹」という形で再び病気を引き起こす。これもまた完治すれば免疫抗体ができるので、一生に一度しかかからない。20年近く前に帯状疱疹にかかったときは、医師からそう説明された。

お正月休みが明けた今日、今朝、朝イチで皮膚科に行ってみた。なんと、二度目の帯状疱疹だった。昔なら二度目の帯状疱疹は学会に報告していたが、今では二度目や三度目は当たり前だという。自分を含め、世間の人たちの免疫がみんな低下しているのだろう。そんな状態で初詣やらカラオケやら行ってしまった。今のところ何の病気の症状もないのでよかったが、危ないところだった。前ほど痛みはなかったが、2回目なので弱かったのだろうか。

調剤薬局でお会計をしたら、金額が高くてびっくりした。薬の説明の紙を見たら、

抗ウイルス薬

1錠476.3円。抗ウイルス剤だが、めちゃめちゃ高いではないか。去年も医療費が高く付いたが、新年早々こんなハメになるとは、先が思いやられる。

昨日は、妻は家族と一緒に初詣。自分も毎年一緒に行っているのだが、昨日はちょっとしんどくて行けなかった。

夕方ころになると動けそうだったので、妻の実家に行き、ごちそうをいただいたり、義兄や姪と一緒になってトランプやら百人一首をする。高校時代に冬休みの宿題で「百人一首を覚えてくること」があったが、ひとつも覚えちゃいない。ごはんを食べて、トランプでさんざん遊んだ後だったので、実はけっこう疲れていた。複視の自分は、疲れると左目と右目の融像ができなくなり、ものが二重に見えるので、百人一首なんぞしててもわけがわからなくなる。

 

今日は朝から、相変わらず右胸の横っ面が痛い。以前帯状疱疹をやったときには、横から後ろにかけて痛くなってきたのだが、今回は前の方にも来ている。水疱が胸の辺りと、脇のちょっとした辺りに新たにできた。やっぱり二度目の帯状疱疹なのか。

痛みは少しずつ増してきているが、まだ我慢できる範囲。眠れなくなるほどになったら鎮痛剤を飲もう。日頃からたくさん薬を飲んでいるから、よけいな薬はできるだけ飲みたくない。

病院が開く6日まであと3日。明後日の5日には女子高生の姪からカラオケに誘われているが、かなり免疫が低下しているかもしれないので、自重しておいたほうがいいかな。

2、3日前から右の脇腹の少し上、横隔膜の辺りが痛い。その痛みはだんだん水平に後ろに広がっていき、水ぶくれのようなものができている。

症状から考えると、昔やった帯状疱疹とほぼ同じ。あの時は左横隔膜だった。そのときの水疱の痕はまだ残っている。

しかし、帯状疱疹は一生に一度しかかからない。二度目があるとしたら、よほど免疫が低下したときで、その再発率は5%。決して小さな数字ではないので、二度目かもしれない。自分の免疫はそこまで弱っているのか。

それにしても、正月休みに限ってこんなものが出てくるとは。もう少し痛くなったら痛み止めを飲みつつ、皮膚科クリニックが開く6日まで待たなければならない。6日にはメンタルクリニックの通院日だが、当日電話して予約をずらそう。皮膚科は混むので、時間が読めない。ダブルヘッダーは無理なのだ。

 

年明け早々、余計な医療費がかかってしまう。確か帯状疱疹の薬はめっちゃ高いはずだ。それにしてもなんて弱いんだ、自分の体は。

今日も調子が悪くて、朝から14時くらいまでほぼ寝ていた。昨日より若干体の疲れを感じたが、以前のように首や肩が異常に凝るほどではない。

いつも年末年始は調子が悪い。まあ、年中調子は悪いのだが。

目が昨日から異常に痒くて、何度も目薬をさしているがよくならない。またアレルギーで眼球自体が荒れているんだろう。多少憂鬱さを感じていたが、なんとか家を出て横浜駅東口のスカイビル眼科へ。この病院は元日を除いて年中無休で、20時までやっているので重宝している。

混んでるかと思いきや、割とすいていてすぐに呼ばれた。ああ、またアレルギーですね、いつもの目薬を出しておきます、で終わった。帰り際に視野検査の予約をして眼科を後にした。

前回視野検査をしたのは2年くらい前だろうか。「視神経乳頭陥凹拡大」と眼底検査で診断されている私は、緑内障の危険性を抱えている。だから時々視野検査をしないといけない。はあ、体のあちこちが悪い。

さすがにこれで今年の通院はおしまいだろう。今年の医療費は、360,500円。妻の手術とかあったからしかたがないが、医療費がずしりと重くのしかかっている。

来年はどうなるだろうか。今の状態が続けば、途中から医療費がゼロになる可能性が高い。その時はその時だ。

自分は糖尿病予備群だが、過去に精神科で処方されていた薬の副作用で血糖値があがり、いったん糖尿病と診断されたことがある。その後、その薬を中止したら血糖値は下がっていったので、糖尿病という診断は撤回された。

その「一時的な糖尿病」のときに購入した「自己血糖値測定器」でときどき血糖値を測っている。その方法を紹介しておこう。

 

まずこれがキット一式。

血糖値測定器

 

これが測定器。上にセンサーを差し込むスリットがある。そのセンサーに微量の血液を付着させて計測する。

血糖値測定器

 

センサーをひとつ取り出し、

血糖値測定器

 

 

測定器にセットすることで電源が入る。

血糖値測定器

 

  

これが血液を採取する穴を開ける器具。ペン型になっており、先端に針を差す。体のとこかに当てて親指でボタンを押すと、プチッと小さな穴が空くしかけ。

血糖値測定器

 

 

それがその針。

血糖値測定器

 

 

針をつけてキャップを外すとこうなる。針は中にあるので見えないが。

血糖値測定器

 

 

これは消毒用アルコール綿。これと大きさも形もほとんど同じものが、同じく薬局で売っているが、全く別物である。

 血糖値測定器

 

 

たいていは指先に穿孔する。穴を開ける指先をアルコール綿で消毒。

血糖値測定器

 

 

穿孔器具を当てて、ボタンを押すと、

血糖値測定器

 

 

チクっとしたあと、少し血液が出てくる。この辺は素早くやらないといけないので、ピンぼけしてしまった

血糖値測定器

 

 

その血液をセンサーに吸わせると、

血糖値測定器

 

 

測定値が表示される。今回の値は80。ちなみに正常範囲は70109である。

血糖値測定器

 

これらの針やセンサーは、インシュリンを打たないといけない患者の場合は、打つ前に血糖値を自分で測定する必要があるため、保険が効く。しかし、そうでない患者は保険が効かないので自費購入。自分の場合はネットで買ったのだが、センサーがけっこう高いのだ。

以前、薬のネット販売が全面禁止になると決まった時に、このセンサーが医薬品扱いとなるため買えなくなる、という事態に陥ることがわかり、大量に買いだめしておいた。それを今でも使っている(ときどきしか測ってないが)。

今は薬のネット販売が一応解禁になったので、また買えるようになった、と思って今調べたら、どうも今でも買えないようだ。えーと、なになに?そもそもこのセンサーは医師の処方箋が必要なので、調剤薬局で対面販売でないと買えない、だと?前は処方箋が必要な薬でも、ネットで自費購入できたのだが、薬事法の改正によって、それがNGになったのか?

えーと、じゃあ購入するにはどうしたらいいのか?今持っているのと同じ機種のセンサーを売っている調剤薬局を探して、自費購入すればいいのか?でも処方箋が必要な薬を、処方箋なしで買えたら問題でしょう。あれ、でも前はネットで買えたけど?

うーん、この辺りの制度はよくわからん。でも、このセンサーは高いから、どちらにしろ購入は無理だな。今持っているのを全部使いきったらおしまい、ということか。

 

こんなもの、自分で測る必要がないように節制するのか一番よいということは、無論わかってはいるのだがなあ。